2009年7月 6日 (月)

困ったときこそ…。

歩く日。
週に1回は遠出をしている。

今日はおいしい学校へ。
片道1.7キロ。
道は年長組が案内する。
子供たちが決めるのだ。
と言っても決めるのは
どこのあぜ道を通るのか
ということくらいだが…(笑)

今日はいつもと違う道。
もうすぐゴール!という所で

あれ?道がない。

ないと言っても、あるにはある。
田んぼのあぜ道がなくなっていて
その先は幅15センチ程のコンクリートの道があるだけ。
片側は田んぼに水が張ってあり、
田植えがしてある。
もう片側は水路になっているのだ。

つまり、子供たちはその15センチのコンクリートの道を
バランスよく歩き、
その先の橋までたどりつかないと
先には行けないという道なのだ。

年長、年中組は
次々15センチを歩き、
橋にたどり着く。
15センチを通らずに
直接、水路を飛び越し、向こう側に着地する子もいる。

困ったのは年少組。
突然、全員不安な顔になる。
泣きべそをかく子もいる。

こんな時、私もとても困るのだ。
どこまで手を出そうか。
どこまで言えばいいのか。

そんな困惑をよそに
さっそく止まっているおばけ組を
迎えにいく年中組(R君)がいる。

「こわい?」
「大丈夫?」
「こわくないからおいで」と手を出す。
「ここに足をおいて」
「大丈夫だから」

自分のバランスもママならないのに、
ゆっくり声をかける。

惚れそうだ。

おばけ組さんもわかっているのか、
R君に全体重をゆだねる子はいない。
自分で歩く。
ちょっと手助けしてもらう。

こうして全員がカニ歩きで15センチを渡りきった。

大人はみんな胸がつまる。

今日もこれでよかった。
私は何もしなかった。
何も言わなかった。
そして子どもたちが育った。

帰りの反省会
年少組「こわかった」
   「楽しかった」
   「手伝ってくれて嬉しかった」

年長組「今日の道は失敗だった」…(笑) 

たくさん困って、
    心がゆれて、
    考えて、
    やってもらって、
    やってみて、
    うれしくて
    できて。

そしてたくさん心が育ってほしいのだ。

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2009年5月19日 (火)

誰が好きなの

昼食時こんな会話をした。

私「S君は誰と友達なの」
S君「みんな」
S君「じゃあ、先生は誰と友達?」

言葉に詰まった。
「S君」と言っていいやら、
でも回りの子も聞いているので、
S君の名前だけ出してもまずいか。
だとしても
「みんな友達」ではあまりにも芸がなさすぎる。

つまっていると
S君が言ったのだ。

S君「だって先生、この間、僕の事好きだって言ったじゃない」
(あぁ、確かに言った)
私「あっ、それ内緒だったのに(笑)」
回りの子の手前、そう答えた。

するとその隣に座っていたG君も。
G君「先生、このあいだ、僕の事、好きって言ったよ」
(おぉ、そういえば確かに言った)
私「あっ、それも内緒だったのに…!」

するともう止まらない。
その隣のI君も言ったのだ。
I君「先生!僕にも好きだって言ったよ!」
(あぁ、そういえば…汗)
どさくさにまぎれて、もう同じ事を言うしかなかった。
私「そ、そ、それも内緒だったのに…」

結局私は、内緒内緒と言いながら、
3人の男の子に好きだと告白していたのだ。
三つ又かけた彼たちが
いっぺんに居合わせてしまった、そんな気分だった。
穴があったら、入りたい。

しかし、3人の僕たちは
「言ったよ!」
「言ったよ!」
と言いながら、大笑いをして私をみている。

そしてこんな調子のいい大人を
無条件に許してくれているのだ。

あ〜、君たちが相手で本当によかった。

しかしいつの日か
こうやって君たちも
誰かに心を寄せる時がくるのかなぁ。
あぁ、その子がうらやましい。

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2009年5月14日 (木)

なぜ片付けるのか。

入園したばかりの年少組(おばけ組)は
お片付けがまだうまくできない。
今日も朝の会の前に、
一輪車が1台、園庭に置き去りにされていた。

名前を呼び終わったあと
「今日は、まだお片付けが終わっていなかったね」
と私が言うと
次の瞬間
年長組(パイナップル組)が一斉に
一輪車に向かって走った。
置き去りの一輪車は1台。
走った子どもは5人。
どうするのかとみていたら、
2人が一輪車を押し、
あとの2人は"オーライ オーライ”と現場監督(笑)
1人はそれをそばで見ていた。
一輪車置き場に置き、
一斉に走って帰って来た。

私「今日はお片付けができていなかったね」
年長組「○○ちゃん(年少組)が出したんだよ」
私「あら、そうなの。
  でも、○○ちゃんが出したのに、
  なんで、パイナップル組さんが片付けるのかな」

私はこの1ヶ月で年長組のみんなが
大きく成長している事を実感していた。
ピッコロのリーダーとして、
園の仕事を率先して行い、
小さい子にも世話を焼く。
たのもしい存在になって来た。
そんな彼らなので、
「小さい子はお片付けができないから、やってあげるの」
そうかえってくると思っていた。
それを聞いて
片付けなかった○○ちゃんも何かを感じて欲しいと思ったのだ。

しかし、
子どもたちの答えは違った。

私  「○○ちゃんが出したのに、
    なんで、パイナップル組さんが片付けるのかな。」
年長組「だって、ひとりでかわいそうだったから」
私  「えっ…。
    ひとりって…。
    一輪車が?」
年長組「そう」
年長組「一輪車はみんなでいた方がいいから」
年長組「ポツンとひとりぽっちだったから」
私「あっ、そうなの…」

今日もシナリオ通りにはいかない。
それよりも、彼らの想いが
一輪車にあったという事に
私は驚いた。

○○ちゃんの為だと思っていた。
年長組としての使命感があるのだと思っていた。

彼らは純粋に
一輪車をかわいそうだと思っていたのだ。
園庭の真ん中に
ぽつんと置き去りにされた一輪車を
なんとかしてあげたかった。
片付けるという原動力は
一輪車への思いやりにあったのだ。
動けなかった。
○○ちゃんに何かを感じてほしいと思った事は
もうどうでもよかった。

子供たちは深い。
そしてその深さを自分からは発信しない。
大人はそんな深さがあることすら、
もう想像できない。
子どもたちの深さに今日も脱帽だ。

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2009年5月 9日 (土)

番組審議会って知ってますか。

大変な事になった。
発端は以前ピッコロに取材にきてくださった、
山梨放送のディレクターさんからの
電話だった。

「今年度の番組審議会のメンバーになって頂けませんか」

内容を聞いたら、
テレビを見て、その感想を話し合う会だという。
テレビがない(映らない)人でもいいのですか。
というと
OKとのことなのだ。
(山梨放送さんからビデオを送ってくれるという)

山梨放送さんは
何度もピッコロに取材にきて下さり、
ピッコロや森のようちえんの存在を
広めてくれた。

「森のようちえん?何それ?」
というより、

「あぁ、知ってる知ってる!」
という方が嬉しい。

なにより、嬉しいのは
ピッコロに通っている方の親類縁者に
安心して頂ける事だった。

私でお役にたてるなら…。
そう思い、お引き受けする事にした。

その後、メールを頂き、番組審議会の詳細を知った。
会の構成は8名。
メンバーの名前を目で追いながら、
胸が苦しくなってきた。

「株式会社○○ 代表取締役」
「○○大学 教授」
「○○新聞 甲府支局長」
「○○センター長」
「○○医院 医師」
「弁護士」

フラフラしてきた。

よほどお断りしようかと悩んだが
一度お引き受けしたのだし、
どうしよう。
先方が選んで下さったのだから…。
まぁやってみるか。
度胸を決めた。

という訳で
本日、その説明の為に
山梨放送のナントカ部の部長さんと
ナントカ室の室長さんが
そろって、ハルバル我が家にいらして下さった。

「あの。本当に私で大丈夫ですか。
 お役に立てますか。」

思わず、確認した。

1か月に1回の山梨放送での会議。
アンド宿題がでた。
ビデオを送って下さるという事はなしになり、
なんとか我が家のテレビを観られるようにする事。

もう、
「我が家はテレビは観なくてもいいです」
とは言えなくなってきた。
これでお役に立てるなら。

果たして本当に役に立つのか。私…。
乞うご期待(笑)

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2009年5月 7日 (木)

土に還る

昨年、道路でネコが死んでいた。
そのネコの事で
子供たちは2日間、想いをめぐらせた。

結局、森の入り口に埋めようという事で
話しがまとまり、
現在はお墓の中にいる。

毎日、森に入る時
「ネコちゃんにナムナム」と言って
手を合わせる。
ピッコロがある限り、忘れられないネコちゃん。
幸せものだと思う。

先日、いつものようにネコにナムナムして
“さぁ!森へ入ろう”
という時に、
R君が言った。

「ネコはもう土にかえっているよ」

私「え…」

土にかえるってどういう事をさしてるの?
なんで知ってるの?
え?え?

突然の言葉にびっくりした私は
どうリアクションしていいかわからず、
思わずでた言葉が

「じゃあ、掘ってみる?」


すると、その回りにいた子どもたちが
一斉に言った。

「そんなのだめだよ!」
「森の神様にしかられるよ!」
「ばちがあたるんだからね!」
「魂がどこかにいっちゃうよ!」

怒られた。

怒られたが、
内心はとても嬉しかった。

神様、ばち、魂…

子どもたちの中に
目に見えない、大きな力の存在。
人間にはどうすることもできない未知の力。
それがこんなにも大きく
存在しているのだと
わかったからだ。

「本当に大事なことは、目には見えないんだよ」
     〜「星の王子様」のきつねの言葉。

そんな事はピッコロっ子は
もうわかっているのかもしれない。
わかってないのは大人だけかもね。


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2009年5月 1日 (金)

お母さんの顔

今日はお母さんの顔を描いた。
朝からお母さんdayだった。

というか、昨日から宿題が出ている。
お母さんの顔をよく見てくる事。
そして、お母さんの顔の絵を描くという事は
おかあさんには絶対に内緒にしておく事。

「おかあさん」の歌を歌い、
お母さんの顔を思い浮かべ、
指のクレヨンで空中にお母さんの顔を描く。

私「お母さんの顔には何があったかな」

「目」「鼻」「口」「マユゲ」「マツゲ」「歯」「ベロ」までよくみてきたようだ。

指のクレヨンで描いたあと、本当のクレヨンで紙に描いた。

次は
花束作り。

「お母さんに似合うと思うお花を摘んでおいで。」

子供たちは園庭に散って行った。
お母さんのみならず、お父さん用の花束まで作った。
プレゼントの出来上がり。


しかし、今日一番よかったのは、
朝の会の質問コーナーでの答えだった。

私「お母さんの好きな所はどこですか」

年長組になると、
恥ずかしくて答えられない。
「全部」
「全部」
「一応、全部にしとく」と
照れくさい。

年少組は素直なもので
すんなり答えが出てきた。

「顔」
「ほっぺ」
「耳」
「パンなところ」(パンを作ってくれるところかな)
「頭」
「ピンクの洋服」
「手」
「インド」
と色々だ。

すると6歳のHちゃん

私「お母さんの好きな所はどこですか」
H「あったかいところ」

一瞬、その場に居合わせた大人たちが
シーンとなった。
なぜこんな言葉がでてくるのだろう。
胸がつまった。

やはりお母さんは一番だ★


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2009年4月26日 (日)

じゃがいも焼けたかな★

子供たちが小屋を作ると言って
園庭にスコップで穴を掘っていた。

すると1個のじゃがいも発見!

H奈ちゃんが焼いて食べると言いだした。

私「いいよ」

見ていたら、
新聞紙で包みたいと言ってきた。

私「いいよ」

じゃがいもを新聞紙で包んで、
たき火の中に入れた。
ところが、しばらくしたら、
そのじゃがいもの新聞紙がはがれて
素のままのジャガイモが
たき火からコロコロ転がって外に出てきてしまった。

私「あらあら」

すると、H奈ちゃん、何を思ったか、
そのジャガイモを火ばさみでつかんで、
たき火の中にポイッ!
投げ入れた。

私…あ〜ぁ、これでじゃがいもは真っ黒焦げだ、
  食べられないな。かわいそうに。

と思っていた。

またまた、見ていると
しばらくしてH奈ちゃんが
じゃがいもを取り出した。
案の定、真っ黒こげ。
炭状態。

しかし、彼女は「焼けた焼けた!」と喜んでいる。

そしてその黒い炭状態のジャガイモの皮をむきたいと言う。

H奈「先生皮むくのないの?」→皮むき機の事かな
私「ごめん。ピッコロにはないの」

すると何やら器具を持って来た。
湯豆腐をすくう時に使うアミのしゃもじ。

私…そんなもので皮がむけるわけないのに。

…と、むけるのだ。

で、じゃがいもの中は炭で真っ黒なはずだった。
しかし、白い。
しかも、その白い所をH奈ちゃんが食べている!

えっ?

かけらを味見させてもらった。

うまい。
焼けてる。
マジ〜〜〜〜???


私のシナリオが今日も崩れた。
芋を焼く時には
濡らした新聞紙で包んで、その上からアルミホイルで包んで、
おき火にいれる。
この大人の常識をいったいどう処理するばいいのだろうか。

お腹が痛くなる程笑って
頭がねじれる程びっくりした。

今日もやられたよ。

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2009年4月24日 (金)

白飯の日

子供たちだけで味噌汁を作って
白飯と一緒に食べる。
月1回の白飯の日。

前日までに、子どもたちにはこう話してある。

「白飯の日には味噌汁に入れる野菜を1つ持って来て下さい。
 お母さんには話していないので、
 みんなからお母さんに教えてあげてね。」

お母さん方には
お子様の口から野菜の話しがでたら、
その通りに持たせて下さい、
と言ってある。

例え忘れてもいい。
忘れ物をした時に
その子の育ちが見られる事も多いからだ。


しかし、今日はみごと。
半数(5人)が野菜を持ってくるのを忘れた。
自分の野菜は自分で切る事になっている。

私「野菜を忘れた人はどうしようか」
忘れた子「貸してくれればいいんだよ」
子「だめ」
忘れた子「けち!」
私「どうする?」
子「忘れた子が5人だし…」
子「多いし」
子「そんなにたくさん(の人)にあげられないよ」

いつもなら、「貸してあげる」(自分の野菜を半分あげる)
という子供たちも
今日は
「貸さない」と言い張る。

私「どうする」
子「んん〜」
私「どうするの」
子「……」

待つ、待つ、待つ。

とうとう
私「今日は味噌汁作るのやめようか?」
子「作りたい」
私「じゃあ、どうする」
子「じゃぁ、私の野菜を貸してあげる」
子「僕も」
私「あっ、そうする?」

一件落着したように思えた。
すると5歳のI君が、

「庭の食べられる草を持ってくる」

とつぶやいたのだ。

私 (そうそう、それ。もう1回言ってみよう!)
これだ、
まさしく今日は私のシナリオ通り!

野菜を忘れた子には
自分で考えて庭の野草を取って来てほしかった。
忘れ物をしても
考えれば、なんとかなるという事に
気づいてほしかった。
というかそれは、忘れ物ばかりではない。
何か困難にあっても
自分で乗り越えられるたくましさを身につけてほしいのだ。

結局、今日の味噌汁には
すごい物が入った。

のびる、ルバーブ、たんぽぽの葉少々、三つ葉(これはおいしかった)

ルバーブの為か、
ちょっぴりすっぱい味だったが、
子供たちの努力の結晶が入っているような気がした。

がんばれ、ピッコロっ子。
これからの長い人生、
そうやって何でも自分で乗り越えて行きなね★

 

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2009年4月17日 (金)

卒園児の授業参観

1年生の授業参観。

どこだ、どこだと教室を探していると
「わ〜!久美子先生が来た〜!」と
大きく手を振ってくれる子がいた。

3月に卒園したK君。
お昼休みの教室をのぞくと
近寄ってきて回りの友達に
私の事を紹介しまくってくれた。

「ほら!僕のようちえんの先生。ね!」

しかし、回りの子は

「えっ、このおばさんがなにか?」

という冷めた様子(笑)
その温度差がほほえましかった。
そして、彼の生き生きした表情にホッとする。

双子のもう1人。
Hちゃんは私をみつけると
何しろ恥ずかしい。
机の脇に隠れてしまった(笑)

双子ちゃんは隣同士のクラスなので、
教室をあちこちした。

2人とも、じっと授業を聞いている。
ほかの人の話しを聞いている2人を見るのは
初めてだった。
ピッコロでの
色々な事が次から次へと思い出され
胸が熱くなる。
本当にもう手の届かない場所で彼らは生活していた。

「友達できた?」
とか
「学校おもしろい?」
とか聞きたかったけど、
彼らの顔を見たら、
聞かなくてもいいような気がしてきた。

これから色々あると思うけど、
何でも乗り越えてがんばりなね!
あとは担任の先生に託したい気持ちだった。
どうかどうかよろしくお願いします。

巣立った2人が遠くに行ったような気がした。

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2009年4月16日 (木)

お花見

花見に行った。

といってもとても無謀な計画だ。
片道約1.7キロの道のりを
往復しようという計画。

しかも、本日はまだ4月。
年少組(おばけ組)が入ってきて
まだ、1週間程。
普通なら、泣いている子もいて、
園舎のまわりで
のんびりと遊んでいる時期だ。

しかし、今日はどうしても子供たちと満開の桜を見たかった。
今の時期しかできない事を
させてあげたかった。

そんな訳で出発。
行きは下りなので、なんなくクリア。(所要時間1時間15分)
桜の下でのお弁当は
幸せを感じた。

弁当箱の中に桜の花びらがチラホラ入って来て
喜ぶ、喜ぶ。
桜を見上げると
青い空のひこうき雲も目に入る。
あぁ、なんて素敵なのでしょう。

…と浸っているバアイでもなく、
桜を惜しんで
帰路へ。

私は帰り道はおんぶを覚悟していた。
午後1時頃、暑い、
重い(だってリュックには着替えや水筒が入っているから)
歩けないと泣き出す子が必ずいると思っていた。

しかし、5人の年少さん。
完歩。
もちろんみんなも完歩。

「よくがんばったね〜!」
「すごい!!すごいね〜!!!」

と大人は褒めたたえるが
子どもたちにそんな意識はない。

「うん」

とそっけないのだ。

すごい事をやり抜いたという感覚がない。
ただ歩いただけ。

だから子どもはすごいと思う。


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