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2008年12月13日 (土)

第2回ごみ拾い

朝、子供たちに
「今日はどこに行きたい?」
と聞くと
「ごみ拾いに行きたい」という。
「なんでごみ拾いに行きたいの?」
「森がきれいになるとうれしいから!」

なるほど。
では出発。

前回、燃えるごみ、燃えないごみの袋を
1枚ずつ持って行ったら、
ごみが多すぎて拾えなかった。
「今日は3枚ずつ持って行く」
と言う。
覚えていたようだ。

缶、瓶、ビニールたくさん落ちていた。
最後にまとめると4袋にもなった。
しかもどの袋も重い。
子供たちは1つの袋を持つのに手を焼いている。

私「こんなに重い袋、持てないかな。どうしようか」
というと
子供たち「ちょっと休んでから行く」という。
冬期はめったに水筒の中身を飲もうとしない子どもたちが
今日は座り込んでお茶を飲んでいた。

私は一輪車を使う事を思いついて欲しかった。

私「みんなが手でこれを持って行くのは重そうだね
  どうしようか」
子「そうだ!みんなで持って行けばいいんだ!」

1つの袋をみんなで持って帰ろうというわけだ。

私「ピッコロハウスと森を何度も行ったり来たりするよね」
 (4往復もだよ〜)
というと
子どもたちは嬉しそうに
「う〜ん!」という。

まあいいか。それでやってみよう。(汗

1つ目の袋を5人で持ち始めた。
どの子も「かる〜い!」と嬉しそう。

しかし、重かったのだろう。
そのうち、1人抜け、2人抜け、3人抜け。
とうとう2人でその重い袋を持つはめになった。

「も〜!みんな持ってよ〜!」
と言っても、どんどん行ってしまう。

残った2人はどうするかと思って見ていたら、
「もう!2人で持とう!」と
ひたすらがんばっている。

ピッコロハウスにもどると
先に帰った3人はのんきな顔。

最後まで持って帰って来た2人は怒っていた。

「もう!みんなで持つって言ったのに!!!」

しかし、ごみの袋はあと3袋、森に置いてある。

集合。話し合い。
私「なんで途中で持たなくなっちゃったの」
子「力がなくなったから」
私「森に置いてある袋はどうしようか」

… 沈 黙 …

Y君が「そうだ、ブルドーザー使えばいい!」と言った。
(いい感じ)
私「でもピッコロハウスにはないね」
Sちゃん「一輪車使えば」
(すばらしい!)
私「そうね、一輪車を持って森に行こうか」
子どもたちは
「う〜ん!OK〜!」と言うと思っていた。

すると、最後まで袋を持って帰ってきた2人が、
口をそろえて言った。

「いやだ、自分たちで持ってくる」

しかももう、森に走り出している。

途中で投げだしてしまった3人は
一輪車を持って森へと追いかける。

先に着いた2人は1袋ずつ持ち、
一輪車には残りの1袋を乗せた。
あとの一輪車は空車で帰ってきた。

昼食時、2人と3人は
当然、別の場所で弁当を食べた。
2つのグループは
口喧嘩をしながら食べていた。
しかし、今日は
きっかけもなく仲直りしたようだ。

最後までがんばった2人。
自分に正直に重いので手を離した3人。
持たなかった事を非難した子。
すぐに許せた子。
持たなかった事に後ろめたさを感じていた子。
なんで2人が怒っているのか、わからない子。
わからないけどとりあえず謝った子。

どの子もホントに素敵だなあ。
森の神様に守られながら
存分に自分を出し
泣いたり笑ったりして欲しい。
今日も全員が生きる力で光っていた。

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コメント

みんなちがっていていい。
ちがうからこそ人間。

心のそこからそう思えます♪

こどもたちが内側に秘めた部分を引き出してあげられる、、、そんな場であり、
周りにいるおとなたちであり。
本当に素敵な場に出会えかかわることが出来、感謝です。

投稿: しずるとうちゃん | 2008年12月17日 (水) 14時38分

しずるとうちゃんさん
ブログ読んで頂いているのいですね!!
ありがとうございます。
嬉しいです。

「みんな同じ」でなくてはならない理由はなんなのかと
ずっとひっかかっています。
日本の教育を考えていかないと
いけないですね。

投稿: ピッコロ | 2008年12月17日 (水) 19時57分

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