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2009年2月12日 (木)

動物の死 その3

私はネコを埋葬した事を
いつまでも忘れないでほしかった。
なので、お墓のように目に見える目印が
ほしかった。

翌日、森に行く途中でお参り。

すると案の定、
ネコの埋葬に関わっていない子が
埋葬場所の上をドカドカと歩いてしまった。

これはまずかろう。

私「あ〜どうする。ネコの上に乗ってるよ」

私が言うと、子供たちは真剣に考え始めた。
そして「板でピラミッドみたいにする」
といい始めた。
どこかから板を持って来て、試行錯誤。
私がちょっと目を離したすきに
完成したようだ。
見に行くと
板が埋葬地の上に
横一列にならべられていた。
まるで風呂のふたのようだ(笑)

すると、
子「これだけでは、またわからなくなる」
と言いだした。

『ねこがうめてあります。ふまないでください』

と書きたいと言うのだ。
子供たちが板とペンを用意した。
しかし、書き出しの「ね」が難しい。

子「"ね”書ける人〜?」

子供たちは誰も書けない。
子「Hちゃんのママに書いてもらおうよ」白羽の矢がたった。
子「Hちゃんのママ、「ね」書ける?」
ママ「うん」
"ね”だけ大人が書き、あとは子供たちが書いた。

こうして、無事に
お墓の完成。

昼食を食べていると突然
「ネコちゃんにあげてくる」
とサンドイッチをお供えに行く。
前日、お供えした花が翌日には枯れている。
それを見て
「取り替えてあげる」
と自ら花を替えてくる。

私はこうやって、
あの出来事が風化しないでほしいと思った。
人生のうちにそう何度もない
貴重な体験だ。

そしてネコの魂が
まっすぐに天国に旅立てるためにも。

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