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2009年2月

2009年2月27日 (金)

クラスの名前

きっかけは
「お名前呼ぶの(呼ぶ時間)長いなあ」
という子供のつぶやきだった。

毎朝、ピッコロでは出席をとる時に
1人ずつみんなの前に出て
名前や好きな物などを話す機会を設けている。
除々に子供の人数が増え、
その所要時間が長くなった、と私も思っていた。

そこで年長、年中、年少、2歳児、1歳児、0歳児と
学年ごとに前に出て、
出席を取る事にした。

しかし、呼んでみると、その呼び方がまぎらわしい。

「ネンチョウさん」「ネンチュウさん」「ネンショウさん」

子供たちも
「"ねん”ばかりついて、わからな〜い」という。

そこで、ミーティング。
クラスの名前を決めようという事になった。
そう、ピッコロは今まで2年間、
クラスの名前がなかったのだ。
というか必要がなかった。

話し合い。
しかし、子供たちの意見が合わない。

「さくら組がいい!」
「男はその名前はいやだ」
「ねこじゃらし組は?」(男の子)
「いや〜」(女の子)

こんな様子。

で、何日か話し合い、今日、何となく決まってきた。

年長組→パイナップル組
年中組→うさぎ組
年少組→おばけ組

ハア〜、
これからずっと使うであろう
こんな重大な事を
こんなに簡単に決めてもいいものなのだろうか。

しかし、子供たちは合意し、はりきっている。

もうそうするしかない。

しかし、ただ今、3月。
あとひと月もすると、上の学年になる。
子供たちは、自分で決めたクラスの名前ではなくなり、
1つ上の学年の名前になる、
という事を
果たして理解しているのだろうか。

もしかして、4月。
また、ヒトモンチャクあるかもしれない。

それもまた、いいか(笑)


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2009年2月24日 (火)

鎌倉 なかよし会

20年以上前から自主保育という形で
野外で保育をしてきたなかよし会。

先日お邪魔させて頂きました。

鎌倉といえども、冬は寒いです。
私はセーターに上着、という格好でも寒かったのです。
しかも、雨が降っていました。

子供たちの手は赤くかじかんでいます。
でも、そろいもそろって手袋をしてないのです。

私は相川さん(保育者)に尋ねました。
「手袋はしないという約束でもありますか」

答えは
「だって、レインコートの下は半袖、半ズボンだから」と。

手袋なんて論外だったのです!
中は半袖、半ズボン。
圧倒されました。
子供たちのあごは、ガクガクふるえています。

「寒い時は寒い事」

たのもしい子供たちでした。

ほかにも驚きっぱなしの1日でしたが、
続きはまた後日、ピッコロハウスにて★


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『土の子育て』という本を知っていますか

鎌倉にある
「青空保育なかよし会」を見学させて頂きました。
そこの保育者、相川明子さんが
「土の子育て」を書かれた方です。

http://www.commonsonline.co.jp/tutinoko.HTM

私の見学した感想は→さすが、会に歴史がある!

なぜそう思ったのでしょう。
詳細は後日アップしますね。
それでは。

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2009年2月15日 (日)

アラスカの写真家

週末に
アラスカで写真を撮っている友人が
泊りにきてくれました。
昨年、結婚し、ラブラブの奥様と一緒です。
とても、仲がよく、
私も十数年前を思い出しました★
仲がよいという事は
見ていていいものですね★

松本茂高さんHP → http://www.spiritbear.jp/home.html


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2009年2月14日 (土)

バレンタインのお菓子作り

今日は週1回、お手伝いしている、
須玉のワクワク教室の子供たちと
チョコのお菓子を作ってきました。

メニューは
「チョコプリンとチョコ&バナナクレープ」

私が担当したグループの女の子たち(小学校4.5年生)は
普段からお菓子を作っているらしく、
手際がいいこと、いいこと!

しまいには、
来年の甲斐源氏祭りに
クレープ屋を出店したい!との要望も。

①来年の10月までに、1人5000円を貯める事
②週1回のワクワク教室で、クレープの包みを作る事
③おそろいのエプロンもワクワク教室で作りたい。
④ベンチも用意して、お客さんにくつろいでほしい。
⑤役場の人にテントを貸してほしい旨を話しにいく

話しがドンドン進みます。
で、その時の子供たちの表情がすごかった。
彼女たちはもしかしたら、
自分が一所懸命になれる何かを
探しているのかもしれない、とも感じました。

なんとか、実現させてあげたいなあ。
自分たちの力を試させてあげたい。
それができるのが
地域の大人の役目かもしれないですね。

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2009年2月12日 (木)

動物の死 その3

私はネコを埋葬した事を
いつまでも忘れないでほしかった。
なので、お墓のように目に見える目印が
ほしかった。

翌日、森に行く途中でお参り。

すると案の定、
ネコの埋葬に関わっていない子が
埋葬場所の上をドカドカと歩いてしまった。

これはまずかろう。

私「あ〜どうする。ネコの上に乗ってるよ」

私が言うと、子供たちは真剣に考え始めた。
そして「板でピラミッドみたいにする」
といい始めた。
どこかから板を持って来て、試行錯誤。
私がちょっと目を離したすきに
完成したようだ。
見に行くと
板が埋葬地の上に
横一列にならべられていた。
まるで風呂のふたのようだ(笑)

すると、
子「これだけでは、またわからなくなる」
と言いだした。

『ねこがうめてあります。ふまないでください』

と書きたいと言うのだ。
子供たちが板とペンを用意した。
しかし、書き出しの「ね」が難しい。

子「"ね”書ける人〜?」

子供たちは誰も書けない。
子「Hちゃんのママに書いてもらおうよ」白羽の矢がたった。
子「Hちゃんのママ、「ね」書ける?」
ママ「うん」
"ね”だけ大人が書き、あとは子供たちが書いた。

こうして、無事に
お墓の完成。

昼食を食べていると突然
「ネコちゃんにあげてくる」
とサンドイッチをお供えに行く。
前日、お供えした花が翌日には枯れている。
それを見て
「取り替えてあげる」
と自ら花を替えてくる。

私はこうやって、
あの出来事が風化しないでほしいと思った。
人生のうちにそう何度もない
貴重な体験だ。

そしてネコの魂が
まっすぐに天国に旅立てるためにも。

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紙すき

今日は夢紙工房の深沢さんという方と
打合せをしました。

①来年度もしかしたら、ピッコロで
 紙すきが体験できるかも!
②そして、手すきの紙に木炭で絵を描いて、
 もしかしたら、甲府市内の美術館に展示して頂けるかも!

ワクワクしますね。
取り急ぎご報告まで★

夢紙工房 http://www.mushikobo.jp/

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2009年2月11日 (水)

竹炭&ほうとうワークショップ

かず坊(夫)の勤務先のキャンプ場で
竹炭&ほうとう作りのワークショップに参加してきました。
しかし、お目当ては
おまけで試した「竹ご飯」
竹を切ってその中に米を入れ、たき火で炊きます。
うまかった!

「こんなんでも炊けるんだ」

いつかピッコロでもやりましょう★

竹炭作りは白州町の清水製材所の方が講師でした。
かず坊から
「すごい人なんだ」と
何度も聞いていましたが、
本当にすんごい人でした。

まだまだ日本も北杜市も捨てたものではありません。

清水製材所 http://www.geocities.jp/shimizu_seizaisyo/index.html

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2009年2月 9日 (月)

行政

今夜、議員さんとの話し合いに出かける。
次回の議会で代表質問されるとのこと。
少子化対策について、現場の声を聞きたいと
おっしゃって下さった。

先日は市長に私のやっている仕事について
話す機会があった。

行政と連携して仕事をやるという事は
大変でもある。
しかし、ピッコロのような保育が
長続きする為にも
避けては通ってはいけない事なのかもしれない。

がんばらないと★

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動物の死 その2

翌日、出勤してみると
昨日おおっていた枯れ葉が飛び
ネコの死体が再びあらわになっていた。

「まいったなぁ」と思っても
はじまらない。

子供たちは、集まり次第、
「ネコミーティングするよ〜!」
と勝手に会議を始めた。
議題は "これからあのネコをどうするか”
枯れ葉は飛ぶし、
昨日より、お腹が食べられてしまっている。

するとR君が
「あのね。焼いて、箱に入れて埋めて写真を飾るの」
という。
「そうそう」
同意する子供たち。

焼いて?もしかして火葬って事?
私はドキドキしてきた。
そう決まったらどうしよう(泣)

するとH奈ちゃんが
「土にかえそうよ」
と言った。
私は普段、子供ミーティングには口を挟まないようにしている。
しかし、この言葉を流す訳にはいかなかった。

私 「土にかえすって?」
H奈「埋めるの」
私 「埋めちゃうの?」
H奈「そう、埋めると土になるんだよ」
私 「ネコが?」
H奈「そう、埋めるとネコは土になるの」

この子は何故こんな事を
知っているのだろう。
少しホッとしながら、ネコミーティングを見守った。
どうやら埋葬の方向でいくようだ。

H子「でも、あのネコをどうやって運ぶかが問題」
R君「段ボールにのせる」
I君「段ボールは切れるからだめ」
私 「じゃあどうする」
I君「板にのせる」
H子「その板にはどうやって乗せるの」

………

会議は永遠に続きそうだ。

その時、
H子が「でも、こうやっている間に
   ネコが食べられちゃっているかも!」
H奈も「いつも3匹いるカラスが、今、ここにいないし」
と言った。

すると、子供たちが急に"急がなくちゃモード”になった。

で、何を始めたかと言うと
自分の椅子を
急いで道路の脇に横たわっている
ネコの回りに移動させた。
見張りながら、
会議をしようという事らしい。

子供は突拍子のない事を考える。

しかし、”急がなくちゃモード”はなぜか変わらない。

子「どうする、どうする」
子「あそこに埋めようよ」
子「でもどうやって運ぶの」
子「わからないけど、先に穴を掘っちゃおう」

言い終わるか終わらないかのうちに
子供たちはサ〜といなくなり、
手に手にスコップを持って帰って来た。

掘り終わると
「段ボール!」
と言う。
全員がまたサ〜といなくなった。

あれ?
段ボールは切れるんじゃなかったっけ?

そんなのおかまいなしだ。
どこかから段ボールをみつけてきた。

私がネコを抱きかかえ、
段ボールに乗せた。
不思議と死体を運んでいる感じがしなかった。
私にとってその死体は
その辺のネコから大事なネコに変わっていたのだ。
穴に埋めた。
合掌。

津金の森の入り口には
チェーンソーワークで作った置物がある。
子供たちはそれを森の神様と呼んでいる。
その目の前に埋めた。

「森の神様と一緒に
 ネコが私たちを守ってくれるから」

子供たちが決めた場所だ。


埋葬が1日延ばしになった
津金のネコ様
子供たちの育ちの為、
そして冬なので腐敗しないだろう
という考えのもとで
1日、野ざらしにしてしまった事を
お許し下さい。
明日は埋葬できますようにと
祈るような気持ちで帰り、
子供たちを見守り続けました。
大人が介入せずに
私が意図する埋葬ができるまでには、
1日という時間が必要でした。
重ね重ねお許し下さい。
あなた様の魂が
まっすぐに天国にいかれますように。
合掌。

「動物の死 その3」へ続く(数日後の日記です)

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2009年2月 7日 (土)

動物の死

いつかは来ると思っていた。
こんな保育をしているからには、
いつかは遭遇するであろう、動物の死。
今日がその時だった。
ピッコロのそばの道路にネコが死んでいたのだ。

以前、森のようちえん全国フォーラムで
長野の「山の遊び舎 はらぺこ」さんの話しを聞いた。
森の中の廃屋に
きつねが死んでいたそうだ。
それもすでにウジがわいていた。

それを子供たちに見せたという。
私はここぞとばかりに質問した。

「こわい、気持ち悪いと言ったり、
 騒いだりする子はいませんでしたか」

いなかったという。

その時から私も心に決めていた。
子供たちにありのままを見せよう。
そうでないと、
ここで保育をやっている意味がなくなる。

しかし、実際に死んでいる動物を目の前にすると、
迷いもある。
本当に見せて大丈夫なのか。
泣いちゃう子がいたらどうしよう。
このまま子供たちが登園する前に
片付けてしまおうか…。

迷った挙げ句、
ネコはそのままにしておいた。


森に入る途中、
子供たちはネコをみつけた。
「あっ」
と言ったまま、動かない。
次々とネコに気づき、動かなくなる。

ネコを囲んで、しばらく時が過ぎた。
子供たちは、騒ぐでもなく、泣くでもなく、
ただただ、たたずんで、じっと見ている。

どれくらいの時間がたったのだろう。
私にはとても長い時間に思えた。
静かだった。
胸がつまりそうだった。

すると
H子ちゃんが、偶然手に持っていた花束を
静かにネコの顔の横に置いたのだ。

一瞬時が止まったようだった。

次の瞬間、
子供たちは次々と動き出した。
花を摘みに行く。
摘んではネコの回りに置いた。
ネコはアッという間に
紫とピンクに囲まれた。

ここで初めて子供たちが口を開いた。
子「ひかれたのかな」
子「そうかもね」
子「お腹がないね」
子「ライオンに食べられたんだよ」
子「ライオンはここにはいないよ!」
子「猿じゃない?」
子「猿は肉食じゃない」
子「熊かな」
子「そうかも」
子「カラスじゃない?」
子「そうかもね」

なんともよく知っている。

それで、そのあと、どうしようかと思っていた。
すると子供たちが
「寒くてかわいそうだから、葉っぱをかけてあげたい」
と言いだした。
脇にあった枯れ葉をかけてあげた。
ねこにむかって手を合わせた。

泣く子もいない、
叫ぶ子も気持ち悪いという子もいなかった。
子供たちはネコの死を
そのまま受け止めた。

私ガ思う程、子供たちはもろくはなかった。

翌日につづく→→→

山の遊び舎 はらぺこ  http://yamanoasobiya.hp.infoseek.co.jp/index.htm

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2009年2月 4日 (水)

豆まき

「わすれんぼ鬼」
これは私のお腹の中に入っている鬼。

豆まきで鬼を退治する。
と、同時にみんなのお腹の中の鬼も
出て行きますように。

私はピッコロの子供たちのお腹の中には
どんな鬼がいるのか
知りたかった。

「泣き虫鬼」
「ごはんを食べるのが遅い鬼」
「いじわる鬼」

とおかしくなるほど、
子供は自分の事をよく知っているものだ。

そこでピッコロの子供たちにも聞いてみた。
するとほとんどの子供たちが

「お腹の中に鬼はいない」

という。

あれ??

「そうか、私の聞き方が悪かったのか」

と思い、
参加しているお母さんお父さんのお腹の鬼を話して頂いた。

大人のお腹の中には
「おこりんぼう鬼」
「くいしんぼう鬼」
「ゴロゴロ鬼」(ゴロゴロ寝てばかりいる鬼)
「片付け鬼」(何でも片付けてしまう鬼!)
がいた。

「では、みんなのお腹にはどんな鬼がいるかな?」と再び聞くと

やはり

「いない」

というのだ。
唯一1人の女の子だけが
「私は喉痛い鬼がいる」
と言った。

違う。
今まで出会った子供たちとは
何かが違う。

自分の欠点を自覚していないのか、
質問の意味がわからないのか、
はたまた、本当に欠点がないのか、
あっても森で浄化されているのか、
とにかくわからない。

しかし、取り合えず
当日は見事に泣いた。

「I君のお父さんが鬼になるんだよね〜」
とわかっていながら、
どうしてこんなに鬼は恐いのだろう。


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