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2009年4月

2009年4月26日 (日)

じゃがいも焼けたかな★

子供たちが小屋を作ると言って
園庭にスコップで穴を掘っていた。

すると1個のじゃがいも発見!

H奈ちゃんが焼いて食べると言いだした。

私「いいよ」

見ていたら、
新聞紙で包みたいと言ってきた。

私「いいよ」

じゃがいもを新聞紙で包んで、
たき火の中に入れた。
ところが、しばらくしたら、
そのじゃがいもの新聞紙がはがれて
素のままのジャガイモが
たき火からコロコロ転がって外に出てきてしまった。

私「あらあら」

すると、H奈ちゃん、何を思ったか、
そのジャガイモを火ばさみでつかんで、
たき火の中にポイッ!
投げ入れた。

私…あ〜ぁ、これでじゃがいもは真っ黒焦げだ、
  食べられないな。かわいそうに。

と思っていた。

またまた、見ていると
しばらくしてH奈ちゃんが
じゃがいもを取り出した。
案の定、真っ黒こげ。
炭状態。

しかし、彼女は「焼けた焼けた!」と喜んでいる。

そしてその黒い炭状態のジャガイモの皮をむきたいと言う。

H奈「先生皮むくのないの?」→皮むき機の事かな
私「ごめん。ピッコロにはないの」

すると何やら器具を持って来た。
湯豆腐をすくう時に使うアミのしゃもじ。

私…そんなもので皮がむけるわけないのに。

…と、むけるのだ。

で、じゃがいもの中は炭で真っ黒なはずだった。
しかし、白い。
しかも、その白い所をH奈ちゃんが食べている!

えっ?

かけらを味見させてもらった。

うまい。
焼けてる。
マジ〜〜〜〜???


私のシナリオが今日も崩れた。
芋を焼く時には
濡らした新聞紙で包んで、その上からアルミホイルで包んで、
おき火にいれる。
この大人の常識をいったいどう処理するばいいのだろうか。

お腹が痛くなる程笑って
頭がねじれる程びっくりした。

今日もやられたよ。

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2009年4月24日 (金)

白飯の日

子供たちだけで味噌汁を作って
白飯と一緒に食べる。
月1回の白飯の日。

前日までに、子どもたちにはこう話してある。

「白飯の日には味噌汁に入れる野菜を1つ持って来て下さい。
 お母さんには話していないので、
 みんなからお母さんに教えてあげてね。」

お母さん方には
お子様の口から野菜の話しがでたら、
その通りに持たせて下さい、
と言ってある。

例え忘れてもいい。
忘れ物をした時に
その子の育ちが見られる事も多いからだ。


しかし、今日はみごと。
半数(5人)が野菜を持ってくるのを忘れた。
自分の野菜は自分で切る事になっている。

私「野菜を忘れた人はどうしようか」
忘れた子「貸してくれればいいんだよ」
子「だめ」
忘れた子「けち!」
私「どうする?」
子「忘れた子が5人だし…」
子「多いし」
子「そんなにたくさん(の人)にあげられないよ」

いつもなら、「貸してあげる」(自分の野菜を半分あげる)
という子供たちも
今日は
「貸さない」と言い張る。

私「どうする」
子「んん〜」
私「どうするの」
子「……」

待つ、待つ、待つ。

とうとう
私「今日は味噌汁作るのやめようか?」
子「作りたい」
私「じゃあ、どうする」
子「じゃぁ、私の野菜を貸してあげる」
子「僕も」
私「あっ、そうする?」

一件落着したように思えた。
すると5歳のI君が、

「庭の食べられる草を持ってくる」

とつぶやいたのだ。

私 (そうそう、それ。もう1回言ってみよう!)
これだ、
まさしく今日は私のシナリオ通り!

野菜を忘れた子には
自分で考えて庭の野草を取って来てほしかった。
忘れ物をしても
考えれば、なんとかなるという事に
気づいてほしかった。
というかそれは、忘れ物ばかりではない。
何か困難にあっても
自分で乗り越えられるたくましさを身につけてほしいのだ。

結局、今日の味噌汁には
すごい物が入った。

のびる、ルバーブ、たんぽぽの葉少々、三つ葉(これはおいしかった)

ルバーブの為か、
ちょっぴりすっぱい味だったが、
子供たちの努力の結晶が入っているような気がした。

がんばれ、ピッコロっ子。
これからの長い人生、
そうやって何でも自分で乗り越えて行きなね★

 

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2009年4月17日 (金)

卒園児の授業参観

1年生の授業参観。

どこだ、どこだと教室を探していると
「わ〜!久美子先生が来た〜!」と
大きく手を振ってくれる子がいた。

3月に卒園したK君。
お昼休みの教室をのぞくと
近寄ってきて回りの友達に
私の事を紹介しまくってくれた。

「ほら!僕のようちえんの先生。ね!」

しかし、回りの子は

「えっ、このおばさんがなにか?」

という冷めた様子(笑)
その温度差がほほえましかった。
そして、彼の生き生きした表情にホッとする。

双子のもう1人。
Hちゃんは私をみつけると
何しろ恥ずかしい。
机の脇に隠れてしまった(笑)

双子ちゃんは隣同士のクラスなので、
教室をあちこちした。

2人とも、じっと授業を聞いている。
ほかの人の話しを聞いている2人を見るのは
初めてだった。
ピッコロでの
色々な事が次から次へと思い出され
胸が熱くなる。
本当にもう手の届かない場所で彼らは生活していた。

「友達できた?」
とか
「学校おもしろい?」
とか聞きたかったけど、
彼らの顔を見たら、
聞かなくてもいいような気がしてきた。

これから色々あると思うけど、
何でも乗り越えてがんばりなね!
あとは担任の先生に託したい気持ちだった。
どうかどうかよろしくお願いします。

巣立った2人が遠くに行ったような気がした。

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2009年4月16日 (木)

お花見

花見に行った。

といってもとても無謀な計画だ。
片道約1.7キロの道のりを
往復しようという計画。

しかも、本日はまだ4月。
年少組(おばけ組)が入ってきて
まだ、1週間程。
普通なら、泣いている子もいて、
園舎のまわりで
のんびりと遊んでいる時期だ。

しかし、今日はどうしても子供たちと満開の桜を見たかった。
今の時期しかできない事を
させてあげたかった。

そんな訳で出発。
行きは下りなので、なんなくクリア。(所要時間1時間15分)
桜の下でのお弁当は
幸せを感じた。

弁当箱の中に桜の花びらがチラホラ入って来て
喜ぶ、喜ぶ。
桜を見上げると
青い空のひこうき雲も目に入る。
あぁ、なんて素敵なのでしょう。

…と浸っているバアイでもなく、
桜を惜しんで
帰路へ。

私は帰り道はおんぶを覚悟していた。
午後1時頃、暑い、
重い(だってリュックには着替えや水筒が入っているから)
歩けないと泣き出す子が必ずいると思っていた。

しかし、5人の年少さん。
完歩。
もちろんみんなも完歩。

「よくがんばったね〜!」
「すごい!!すごいね〜!!!」

と大人は褒めたたえるが
子どもたちにそんな意識はない。

「うん」

とそっけないのだ。

すごい事をやり抜いたという感覚がない。
ただ歩いただけ。

だから子どもはすごいと思う。


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2009年4月11日 (土)

第3回 ピッコロ入園式

ピッコロ入園式。
無事終了。

何ともにぎやかな入園式。
赤ちゃんも含め、総勢90名以上のかたが
いらしてくださった。
3回目の入園式ができるなんて!
予想もしていなかったことに感無量。
有難い。

今日の子どもの出し物でのハプニング。
ドクレンジャーショーをやりたいという男の子2人。
5歳と3歳。
ショーの途中で思わず本気になり、
5歳のY君が3歳のJ君を思い切り倒してしまった。
J君号泣。
Y君もあっけにとられた。
「敵をやっつけた」とは言うものの
その敵は3歳の小さい子だったからだ。

Y君「ごめんね」
J君「いや」

Y君がそこにあったタンポポを手渡した。

再びY君「ごめんね」
J君「いや」
私 「どうする、Y君」
Y君「あの花取ってくる」

Y君は園庭のはるか向こうの花を指差した。

私「よし、行っておいで」

Y君の後ろ姿を見送る。
遠くまで歩いて
花を摘んでいるY君が小さく見える。
戻って来てJ君に手渡す

Y君「ごめんね」
J君「いいよ」

あんなに遠くの花をわざわざ取りに行ってくれた
という行為に
J君は納得したのか。
わからないが
私にはY君の誠意がJ君に通じたように思えた。

私はこれを「ギフト作戦」と呼んでいる。 
ピッコロっ子が得意な作戦だ。
許してほしくて
その子の為にあれこれ考える。
精一杯の誠意をみせる。
その姿は見ていて胸をつかれる

あぁ今日もドラマがひとつ作られた。

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