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2010年2月

2010年2月23日 (火)

手紙 その2

(つづきです。)

実はその手紙はおうちの方への手紙だった。

3月になったら「ご招待ランチ」をする。
どんな企画かと言うと
卒園児のおうちの方をピッコロにご招待し、
ランチを食べて頂く。
しかもそのランチは子どもたちだけで作るのだ。
材料を切って、火をおこして、味付けもする。
たぶん大丈夫。
(だと思う、いやそう願いたい)

子どもたちはこの企画におおいに乗り気だ。
卒園児は忙しいので
毎日昼食を食べながらの打合せ。
この打合せがすごい。
だって何も決まらないのだから。

まずメニューが決まらない。
私が「何にする?自分たちで作れるものだよ」というと
チャーハン、焼きそば、カレーうどんと続くのだ。
どれもピッコロでは作ったことがない。
しかも「うちのお母さん、プリンが好きなの」と
今度はデザートの話しで盛り上がってしまう。
ケーキ、プリン、ホットケーキ、クッキー。

ちょっと皆さん、たき火で作るってことわかってますか。
わかっている。
わかっているけど、作れると思ってしまう。
まだまだようちえん児だ。

メニューを決めるのは後回しにして
招待状を先に書く事にした。
その時、ちょっと不安になったので聞いてみた。

私「あれ?なんでお昼にご招待するのだっけ」
子「お世話になっているから」
私「ほう、どんなお世話になってるの』
子「毎日お弁当を作ってくれる」
子「ピッコロに連れてきてくれる」
子「お風呂を洗ってくれる」んんっ。
子「ピッコロのお金も出してくれる」
子「会社で働いてくれてる」

よくわかっている。

その有難い気持ちを込めて
手紙を書いたつもりだ。

「れすとらん かいてんします」
「おかあさんだいすき」
「きてください」
こんな文字が並んだ。

翌日郵便局へ出しにいった。
これがまたすごかった。
続きは後日で★

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2010年2月20日 (土)

手紙

年長組は手紙を書いた。
文面を自分で考え
文字も自分で書いた。

私が「明日年長さんはお手紙を書きますよ」と言うと
「ランドセル持ってきていい〜!★?*!」
はしゃぐ子供たち。

翌日ランドセルに文房具を入れて
背負って登園。

朝の会が終わり、
年中、年少組は森へ、
年長組はそのまま外でお手紙ミーティング。
この特別感も何とも嬉しい。

私「これからピッコロハウスに入って手紙を書きます。
  どろんこ上着を脱いでピッコロハウスへ集合。」
言い終わるか終わらないかのうちに
子供たちはサ〜といなくなる。
上着を脱ぐ。
何も言わなくても全員ランドセルを持って
ピッコロハウスへ集合。
しかもその早さったらない。
風のよう。

丸テーブルで文字を書く。
みんなそれぞれ文面を考える。
1人が何か言うと全員でケラケラ笑う。
そうかと思うと
手動の鉛筆削りを出し鉛筆を削り始める。
なぜかまた全員ケラケラ。
間違えた。
消しゴムで消す。
その消しゴムが友達と同じだと言っては
またケラケラ。
もう止まらない。
酔っぱらいの集団だ。

手紙を書き終わった子が
ランドセルに入っていたドリルをやり始めた。
1枚ずつバラバラにできるそのドリルを
みんなに分けて
みんなでやっている。

子「これ難しいよ」
子「教えてあげようか」
子「もう1枚やりたい」
子「勉強やりたいのに俺の分がな〜い!」
子「勉強やりたいよ〜!!!」

その顔が全員笑っている。
その場の空気がフワフワ浮いているような
一気に春が来てしまったような
そんなトキ。

昨年巣立った卒園児。
勉強がしたくてしたくて卒園していった。
その年の夏に会った時には
「勉強楽しくない」と言っていた。
うそ、冗談であってほしい。

どうぞ神様
この子たちに永遠に学ぶ喜びが授かりますように。
アーメン
南無阿弥
南無妙法蓮
何にでも拝みたくなる。

もうすぐ巣立ち。


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2010年2月11日 (木)

稼いだお金の使い道③

続きです。

先日の入園準備説明会で
たくさんの保護者の方々がいらして下さった。
会場は麦ハウス(ビニールハウス)の中。

で終わったとたんに
出口のところに待ち構えていたピッコロっ子。

いきなり
「いらっしゃいませ〜!」
と始まった。
ポップコーン屋の開店だ。

私は説明会に出ていた。
子供たちはどこから調達してきたのか、
頭にバンダナをまき、
机の上にポップコーンを並べ、
看板まで書き
すっかりお店屋さんになっていた。

実は説明会の最後に
「こういう理由でポップコーン屋が開店していますので、
多少大げさなリアクションで
買ってあげて頂けると有難いです」
とインフォメーション済み。

母「わ〜!おいしそ〜!」
母「まだありますか?あ〜よかった〜!」
母「えっ?もうあと2つしかないの〜?!?!」

ピッコロ母、有難いことにすごい演技力。

お陰さまで27個の紙コップに入ったポップコーンは完売。
そして売上が2700円。
なんと800円が2700円に。

翌日の朝の会での
年長組への質問は
「昨日の楽しかったことはなんですか」

子「ポップコーンを作ったところ」
子「作ったところ」
子「作ったところ」
約1名「詰めたところ」(ポップコーンを紙コップに分けた)

私たち大人はみな
「売ったこと」だと思っていた。
お店屋さんで売ったことがメインのように見えたのだ。

そういえばおもしろそうだった。
火をおこしフライパンでコーンをいる。
火も自分たちでおこしたし、
フライパンも自分たちで選んでもってきた。
子「ふたがない」というので
私「何でもいいから、ふたになるものを持っておいで」
というと
(ピッコロではわざとこう言うようにしています
ここで困った時に自分の頭で考える事ができる子に
 なる…と思う)
キャンプ用の軽い皿を持ってきた。
それでできたのだ。
さすが。

時々こげる。
こげたポップコーンを仕分けするグループができた。
しかし、子どもたちは決して途中でポップコーンを食べないのだ。
こげたものだけを食べていた。

年中年少組は味噌汁を作った。
すでにできあがっていたので、
どうするかと年長組に聞くと
「先に食べてていいよ」と言う。

年中年少組がお昼にしても
傍らで食べずに作る。

「火が強い」とか「弱すぎる」とか
「ふたが持ち上がってきた!押さえろ」とか
(火ばさみで押さえる)
「何でこげたのか」とかとか。

もう大人はいらない。
それはそれはお見事なチームワーク&出来上がりだった。

彼らは求めている。
もっと手応えのある何かに挑戦したがっている。
登園回数はあと20回前後。
私は何をしてあげられるのか。

《多分このシリーズまだまだ続きます》

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2010年2月 4日 (木)

稼いだお金の使い道②

11/4「稼いだお金の使い道」の続きです。

ピッコロ用の帽子を買ってまだお金が残っていた。
800円。
これを何に使うか今日もミーティング。

私「800円残っているのだけど、何に使う」
子「売りたい」
私「え?売る?何を?」
子「ポップコーン!」
私 んん?

彼らの話しをよく聞くと
800円でポップコーンのもと(コーン)を買って
また売りたいということなのだ。

私「売ってどうするの」
子「お金が多くなるの」
私「多くなったらなんでいいの?」
子「お金持ちになるから」
私「そっか、お金持ちってなんでいいんだっけ」
 
(大人の考えで“え?”と思う事でも
  否定せずに受入れるようにしています。
  子供たちの本音はそうでないと聞けません)

子「だって何でも買えるでしょ」
子「そうそうポップコーンとか」
私 んん?

よくわかったようなわからなかったような???

取りあえず、ポップコーンを作り
ミーティングの日にお母さんたちに売る事になりました。

さて彼らはどこを目指しているのでしょうか(笑)

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