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2010年12月18日 (土)

森りんご①

裏の森をお借りしているZさんから
リンゴをたくさん頂いた。

そうだ、
今日はひとり1つ。
“丸ごとリンゴ”を森の上で食べよう。

出発前、子どもたちがリンゴを持って
円に座る。
手に持っていると
やはり食べたい。

私「一口だけ味見しちゃおうか」
子「うーん!」

かぶりつく。
何度も食べている子もいる(笑)
           

森へ出発。
入り口で、

子「ねーねー、ここで食べてもいい」
私(えーここで。
  まぁいいか)

森の入り口で座ってかぶりつく。
うまい。

さぁ出発!
     

3メートルくらい登ったら

子「リンゴタイムしない?」
私「えー、もーうー?!」

と言いながら
だんだんみんなが楽しくなってきた。

私「ここでりんごタイムにするよー」
子「やったー!」
          

また3メートル登る。

りんごタイムにする。

3メートル。

りんごタイム。
                  


その日は実はとても寒かった。
りんごを持った子どもたちの手は
みんな赤くなっている。
寒いのに森でりんご。
こんなときは迷うのだ。
でも“丸ごとリンゴ”を
みんなで森で食べたかった。
楽しくなりそうな予感がした。

          


りんごタイムが過ぎるごとに
子どもも大人もだんだんテンションが上がってくる。

「おいしいねー!」
「楽しいねー!」
「寒いねー!」

何だかわからなくなってくる。

すると
リンゴを持って
「カンパーイ!」
「カンパーイ!」
K君が完璧に新宿の酔っぱらいおじさんになっていた。


子どもたちがリンゴをほおばる。
大笑いをする。
手が冷たくて赤い。
リンゴが手からこぼれて転がり落ちる。
ピッコロに洗いに帰る。
自分も転がってしまう。

そのすべてが楽しくて楽しくて。

一生ない経験だと思った。

森の静けさと
空気のピーンとした冷たさと
子どもたちの笑い声。
大人の盛り上がり。

こんな時だ。

幸せだなぁと思うのは。
いい時間だなぁと思うのは。
                  


なんの役にもたたない、
でも何かが積もる。
そんなかけがえのない時を
過ごさせてあげたい。


だって子どもなんだから。

        


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