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2011年5月26日 (木)

わたがし

朝の会、
天気の話しをするとき
いつも子どもたちと
空を見るようにしています。

最近のはやりは
もっぱら
“空のわたがしをどうやったら
 食べるられるか”。

子「電線に長いはしごをかけて
  1人ずつそれに登って食べに行こう」

私「いいね、そうしよう!」

Aちゃん(5歳)「私、明日わりばし持ってくる」

翌日、Aちゃんは本当に
「みんなの分」と言って
わりばしを10膳持ってきました。

今日の朝の会の話題もわたがし。

子「食べたいなー」

子「飛行機に乗って食べよう!」

子「窓が開かないよ」

子「ロケット」

子「ロケットはこわい」

(なんで?)

子「そうだ、ドラゴンを呼ぼう」

(ドラゴン?!?
 これに乗る方がよっぽど怖いと思うけど(笑))

誰が音頭をとったわけでもないのに、
全員で一斉に空に向かって叫びました。

「ドラゴーーーーン!!」
    

来ません。

再び“セーノ”がなくてもそろいます。

「ドラゴーーーーン!!!」

                

来ません。

子「もっと大きい声で」

「ドラゴーーーーーーーーーーーン!!!」
                


絶対来ません。


                


子「ドラゴンは外国にいるんだよ」

私「え、、外国」

子「じゃ、もっと大きい声で」

「ドラゴーーーーーーーーン!!!」

来ません。


子「外国にいるのなら、外国語?」

私「ドラゴンって英語でなんていうの?」

子「ドラゴンパーツ」(でたらめ)

「ドラゴンパーーーツーーーー!!!」

来ません。
              

ドラゴンと叫ぶことに
あまりにも夢中になっていたので、
心配になりました。

私「あれ?今なんで
  ドラゴンを呼んでいるのだっけ」

子「わたがし食べるから」
(あ、忘れていません(笑))


               

次、
ドラゴンはなかなか来ませんので、
人に頼らず
自分たちの力で。

子「そうだ、マントで飛ぼう!」

子「レジャーシート(ピッコロ必需品)を巻いて!」

(レジャーシートを首に巻く自分を想像する)

子「マントは首に結べない」

子「じゃあ、洗濯バサミで(とめよう)」

子「洗濯バサミは痛い」(首が?)


話しは永遠に続きそうでした。
どれだけ食いしん坊(?)なのでしょうか、
ピッコロっ子。


お弁当を食べ終った頃
ぜんちゃんが私に言いました。

ぜんちゃん「ドラゴン来た!」

私「え?来た?」

ぜんちゃん「外国だから」

海外から来たので
さぞかし時間がかかったことでしょう。

そして確かに彼には
ドラゴンの声が聞こえたのでしょう。
             
             
           

こんな感性どうですか。

こういう本気のおかしな話合い、
一生に何度できますか。

「空の雲なんて食べられるわけないじゃん!」
という子がひとりもいない社会は
いかがでしょうか。

私はその空気の中にいて
生きていることが
幸せだと感じました。

そんな力がピッコロっ子にはあります。


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