森のようちえんピッコロ

2012年4月15日 (日)

ブログ引越

お手数ですみません。

「森のピッコロだより」は下記に引越しをさせて頂きました。

よろしくお願いします。↓

http://stampy2007.blog.fc2.com/

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2012年3月28日 (水)

巣立ち

3月25日に11名のピッコロっ子が卒園した。
いや“卒園してしまった”の方がしっくりくる。

心にぽっかり穴があいた。
そして肩の荷も降りた。

おめでとう。
そして人間とは何ぞやということを
毎日教えてくれた人たち。

ありがとう。


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2011年12月 4日 (日)

信じてる、、。

森であやかさん(年長組)が言った。

「ねーねー、ピッコロで一番好きな人、だーれ?」

私はこの質問にいつも一番困る。
毎回どう返答しようかなぁ、と思うのだが
やはりこう言った。

私「 “あ” がつく人だよ♡」

あやかさん「Aちゃん?」

私「じゃなくて、、、」

あやかさんはニマッと笑った。


                         

あやかさん「じゃあ、男の子では?」

きたー。
またまた困った。


私「あっ、あやかちゃんは?」

(これはいい逃げかただ(笑))


困るかと思ったら
あやかさんはすぐに言った。
                  

「あやかはかいちゃん!(年中男子)」
                 

あれ、
以前は違う人が好きだったような、、、。
                           

私「あやかちゃん、好きな人変わったの?」

あやかさん「うん!」
                

そうなんだ、、、、
なんでだろ、、、

あれこれ考えていたら
次の瞬間、急に言った。

                      
                     


「あやか、かいちゃん信じてる」

                      
                   


、、、、、、、、、、、、、、。

                        
                  


えーーーーーーーーー。

                    
                     

シンジテルーーーーーー?!?!
                     
                  

ってーーーーーーーーー?!?!

                 
                   


「好き」でも
「大好き」でも
「かっこいい」でもない。
                        
                     

信じてる、、、、、、
                     
                    

か、、、、。


                
                    

びっくりしすぎて、
私は何も言えなかった。


頭と
心と
その場の空気が
ぜんぶ、カタマッタ、、、、、、、、。


                         

ジワッともきた。


                     

あやかさんの頭をナデナデするのが
精一杯だった。


                     
                      

この言葉をここで使うとは、、、、。


最高級のほめ言葉。

                


私にはできないこと。


深すぎて、
真っすぐすぎるよ、
あやかさん(泣)。
                   
                                    
                  
                     
                        

                 
                 
                     

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2011年11月28日 (月)

子育て応援フェスタへ参加★

0032

11/26(土)に
北杜市主催の「北杜市子育て応援フェスタ」に参加しました。

ものすごい人、人、人。

イベントの内容がよかったのかもしれませんが、
やはりひよこルームの先生方の
普段のお仕事ぶりかと思われます。

私もがんばらないと、、、(汗。


12/16(金)にも開催されます。
詳細はこちら↓で。
http://kosodate.city.hokuto.yamanashi.jp/event/detail.php?p=10001310


お手伝いの保護者の皆様、
ありがとうございました!!!

ブースにパソコンを設置。
動画をずっと流して下さり、
「ピッコロ、ハイテクじゃん!」と
褒められました★

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2011年11月19日 (土)

北風と太陽

森に行く前には
毎日園庭のお墓に手を合わせてから出発する。
地面に石で丸く囲った中に
カエルやヘビが眠っているのだ。

今日もナウナムしてから森へ入ろうと思ったら、
お墓がない。

「お墓がない?!?!」

「なんで?!?!」


トッサにわからなかったが、そうだった。

昨日は190人規模の
ピッコロ祭りだった。
園庭にたくさんのお店がならんだ。
そう言えばこの上にも
リサイクルショップのブルーシートがあった。

「あーーー!そうだった!!」

ピッコロ母が店の為に
お墓の石をどけてくれたのだ、きっと。
そして私も
そこで古着を売っていたではないか!!

それにしても気づかないなんて。
しかも墓の上だ。

あーーーー。

わかって落胆した。


しかし落胆していても仕方がないので、
子どもたちと墓があった地面に
再び石を丸く並べ始めた。

が、並べている最中に
ふと疑問がわいてきた。

(あれ、子どもたちは墓の上に
 お店があったことを
 知っていたのかな)
                   

私「みんなはピッコロ祭りの時に
  お墓に上にお店があったことを知っていたの」
                   

子「うん」
子「知ってた」


「知っていた」にはびっくりした。
                  

では知っていたならなぜ
「そこはお墓だからダメだよ」とか
「違うところでやって」と
言わなかったのだろう。
                      

私「ではみんなはなんでそれを
  大人に言わなかったの」


子「もうお店が始まっちゃったから」

子「引越すのは大変だと思ったから」

子「せっかくお母さんたちがやっているのに、だめだと思って」
                  

またまたびっくりした。

彼らは何もかものんでいたのだ。

そこがお墓だと言うことも、
お店を広げてから移動するのは大変だということも、
今更言ったら、大人がかわいそうだという事も。

だから何も言わなかった。


大人を許しているのは
いつも子どもの方だ。


                       

情けなかった。

彼らのその思いの上で
古着を嬉しそうに売っていた私。

あぁーーー・・・。

                             

その出来事を後日、お母さんミーティングで話した。

リサイクルショップ担当のお母さんがびっくりして
帰宅後K・はると君(年中)に謝ったそうだ。
するとはると君はこう言った。

「僕に謝らなくてもいいよ、
 カエルに謝れば」

ごもっとも。
すごい。

                
                   


翌日はると君のお母さんが
朝の会でその件を
子どもたちに謝りに来て下さった。
いいお母さんだ。
                     

母「お墓の上でお店をやってしまい
  ごめんなさい」

一瞬子どもたちが
シーンとなった。

するとAちゃんが言った。

「知ってたの」

母「知らなかった」


子どもたちは次に
何を言うかと思っていた。


「大人なのにどうしてわからないの!」
「なんでお墓の上でお店をやったの!」
「カエルがかわいそう!」

そう言うかと思っていたが
まったく違った。

                        
                        


「お母さんたちはいつもピッコロに来ていないから
 わからなかったのじゃないの」

「自分たちが早く(店を始める前に)言えばよかった」


大人を責める子は1人もいなかった。

胸が熱くなった。
                       


何かがあった時、
人のせいにすることは簡単なことだ。
しかし自分もいけなかった、
そこに落ちてほしい。
すべての原因は
自分にもある。
そこには謙虚も同席するからだ。

そしてそこに落ちた方が
心が楽になると思う。
私はそんな子に育ってほしいと思っていた。

                       
                         


そして更に子どもたちはすごかった。
今後こんなことがないようにするには
どうすればいいか、
という話合いになった。
                 

子「覚えておけばいい」
子「書いておけばいい」
                   

結局出た結論はこうだ。

「パイナップル(年長組)は卒園してしまうので、
 うさぎ(年中組)に言っておく」

年長組が引き継いだ。

うさぎ組は力強く
「わかった」
と言った。
                   
                    

後日はると君のお母さんと話しをした。

母「何を言われてもいいと思っていました」

お母さんは覚悟されて朝の会に
来て下さったのだ。

母「しかし責められた方がよかったです、
  余計辛かった」

と。


子どもたちの大人を許す態度に
お母さんはグッときた。
心が温かくそして深く落ちたそうだ。
  


北風と太陽。


子どもたちはいつも太陽だった。
相手をそこまで、、、、
と思う程、理解しようとする。

私の大好きな一冊。
「リトルトリー」
愛することは理解すること。

そう子どもたちは必死で毎日
友を、
大人を、
理解しようとしているのだ。


大人はアサハカだ。

                           

いくつもの温かい太陽の元で
ピッコロっ子は3年間を過ごす。
優しい光に照らされながら
心の根っこが
長く、太くなっていく。
               


だから私は
ピッコロをやっているのだ。
子どもは本来温かいものだと思う。
もしそうでないことがあるならば
それは大人(社会)のせいだと思う。
                
                  
                  

                         
                     


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2011年11月17日 (木)

森で結婚式。

森で焼きそば屋ごっこが始まった。
店主はあいちゃん(年中)。
お水を出すのはまどちゃん(年中)。

あいちゃん「ご注文は」。
朴葉のメニューが出てきた。

私「私の焼きそば1つとお持ち帰りの焼きそばも1つ下さい」
あいちゃん「はい、わかりました」
私「それから、プリンも」
あいちゃん「あーー、すみません!プリンは売り切れです」

本当に申し訳なさそうに言う(笑)。

あいちゃん「ドーナツはありますよ」
私「じゃ、ドーナツで」
(あいちゃんは最初からドーナツを売りたかった(笑))

あいちゃんが焼きそばを作りに
向こうへ行ったと思ったら、
私の右側から声がした。

「結婚式ですよーーー!」

見ると大ちゃん(年少)とはなさん(年少)が
にっこりして、
2人並んでいた。
しかもはなさんが大ちゃんの腕に手を回している。

(えーー)
              

いつの間にか
ウェディングドレス(ワンピース)にも着替えていた。
髪も結っている。
ゴムはさやと君(年少)が私の誕生日にくれたブレスレット。
それがかわいいことをみんなが知っていた。
そのゴムに大きな朴葉が刺さっていて
それがものすごく似合う。

その2人が右側から
ゆっくりと歩いてきた。

どこかからウエディングソングも聞こえてきた。
介添えのAちゃんだ。
はなさんの後ろからワンピースのすそを持ち
音楽も担当していた(笑)。


新郎新婦の顔と言ったらすごかった。
笑ってもいないし、
恥ずかしがってもいない。
静粛な顔、
完全になりきっていた。

で、2人が右側から私の方へ
しずしずと進む。
すると私の前でピタリと止まった。
2人が同時にくるりと私の正面に並んだ。

(わっ、、、、私、、、、
 神父なのか、、、。)


私「大ちゃんは永遠にはなさんを愛しますか」

わざと難しい言葉を使ってみた。
(アイスルって?)

すると大ちゃんは「はい」
と言った!


え?!?
わかるの?!?
「愛する」よ?!?!

                      


驚いたが、はなさんにも聞いてみた。

私「はなさんは永遠に大ちゃんを愛しますか」

はなさん「はい」。

その「はい」がとてもかわいい。
首をかしげ、遠慮がちな「はい」だった。

あらーーー(笑)。

                 

                     

次、
「では指輪を交換します」
と言ってみた。

この森で指輪の交換なんてできないかな、
とも思っていたら、
さすがAちゃん。

はなちゃんの介添から、
サッと前に出て
2人に指輪をはめた!

細長い葉っぱを丸め、芯を葉にさした。
確かに指輪だ。
2人にしてあげた、
両者、マンザラでもない。


この新郎新婦、
ものすごくかわいらしかった。
もうこれ以上成長しないで、
と思った。

                       

すると
そこに来たのだ。

「はい!!
 焼きそばできましたーー!!!」

あいちゃんだった。


(えーーーー、このタイミングでーーー?!?!)
(誓っていたのにーーー?!?!(笑))


あいちゃん「このお箸で食べて下さいね!」
小枝のかわいいお箸もついていた。
                   

するとカップルの方は

Aさん「では、チュウを」
が始まっていた。


ほっぺにチュ。

(ワッ)

私もちょっとドッキリした。

                      
                       


すると

「はい!
 お持ち帰り用もできました!!!」

威勢がいい。
葉っぱにのせた焼きそばをくれた。


「チュ〜?!?」

「焼きそば〜?!?」

「指輪〜?!?」

「お持ち帰り〜?!?」


あーーー、
メチャクチャだーーーー!!!
この場面————。
全くかみ合ってないーーー(笑)。


面白がっていたら、
ずっと向こうで遊んでいた
あやかちゃん(年長)とここちゃん(年長)が、
やってきた。


「金魚すくいやりませんか、チケットあります」
                         

                         


ドヒャーーーー。
これでもか!!!!

                          


笑いました。
かみ合わなすぎ!!!!!

                        


威勢のいい「焼きそば店」
初々しい「結婚式」
それに「金魚すくい」

                     

スペシャルだった。
このかみ合わない同時進行に
私は森で
ひとりで大きな声で笑ってしまった。


そして笑いながら空が見えた。
葉っぱの向こうに
ところどころ青空も見えた。
その葉っぱたちが
太陽の光で輝いていた。

キーンとした空気が
子どもたちによって
暖められ、
きれいなグリーンにみえた。

                       
                   


ここは幸せだ。
                      

こんなに噛み合ない子どもたちを前にして
私はそう思った。


                                
                    

この子たちは生きている。

生き生きと笑っている。
                                

ここの子どもたちの幸せを思った。

                       
                      


今だから、、、

今までよりも、、、、、

何倍も、、、、

今、この時が有難い。

                       


ヒヤリとした空気が
頬に当たりながら
心は温かく清々しい気が通っていた。


                            

いつのまにか私も幸せだった。


そしてその空は
その何もかもがわかっている、
そう言っているような気がした。
                         

                     

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2011年11月 7日 (月)

フリーペーパー「晴耕雨読」にピッコロ掲載されました。

フリーペーパー「晴耕雨読」に
森のようちえんピッコロが掲載されました。

この冊子、サンニチ印刷さんの発行で
山梨県内に22000部配布されています。
写真がきれいで、いい冊子だと思います。

山梨中央銀行等で配布されています。
ご覧頂けると嬉しいです。


それからなんとHPで動画も観られます。
普段の保育の様子がよーくわかり、
私としてはちょっと恥ずかしいですが、、、。

http://www.seikouudoku.jp/backnumber/no13.html 
→「立ち読み」で電子ブックが開き
→ピッコロの写真をクリック
→「動画をみる」をクリック。
            

子どもたちはいつも100点。

生き生きしていますよー♡

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2011年10月23日 (日)

ピッコロ感謝祭 終了〜★

晴天に恵まれ
ピッコロ感謝祭を終了しました。

祭りの主催はピッコロ保護者。
ピッコロ母はやっぱりすごいです。

準備の為、寝不足&パワー切れ、
の人もいたかと思いますが、
そんなことは全く感じさせない笑顔。

しかも北杜市長もいらして下さいました。
これは快挙。
何しろ初めてのピッコロ来園ですからね。

「怪我をするので、子どもが園庭に穴を掘ると
ただちに埋める」
という幼児施設と違い、
「穴があっても怪我をしない子ども」を作るピッコロ。

市長もゴロゴロあいている穴をみて
びっくりされていました。

                   


しかも来場者は193名。

近くから、

遠くから、

泊まりがけで。

               


有難すぎて
泣きそうになりました。

                       

5年前、ひとりの園児から始まったピッコロ。

その原点をずっと忘れない人でいたいと思います。

多謝 (泣)。
                 
                      

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2011年10月 9日 (日)

おやつが余ったら。

帰りの会、
園庭の真ん中で
子どもたちと円になって座る。
今日はお母さんからの差し入れの
おやつがあった。
2つのお盆に
色々な種類のおやつや果物が乗っていた。

私「(1人)1つずつだけど、
  どうしようかな?」

と、すかさずAちゃん(年長)が立候補。

お盆を持って
私の左側に座っている子から
おやつを配り始めた。
お盆はあと1つ残っていた。

私「こっち(のお盆)は?」

福島から今日だけピッコロに参加していた
Y君が立候補。

お願いします、と2つ目のお盆を
彼に渡したら、
なんと彼も私の左側の子から配り始めた!


えっ、、、、、
普通、最初の子が左側から配り始めたら
あとから配る子は右側からでしょ。

と思った。
2人が左側から配ると、
1人2つずつになってしまう、、、。
足りるのか?

、、、、、
、、、、、、、

しかし、、、、

私は、、、、、

少しの間がんばって見ていた。

するとすごかった。

彼らはこんな配り方をした。

まずAちゃんが1人目の子と2人目の子に配ると
Y君は3人目に配る、
つぎ、Aちゃんは
Y君を抜かして4人目に配る。
するとY君はまたAちゃんを抜かして
6人目あたりから配り始めるのだ。

そう、交互に(何人かおきに)配っているのだ!!!

しかも配り漏れもなく、
重複(2つもらう)する子もいない。
その連携が非常にうまく言っている。

すごい!

あっぱれ!

そこにいた大人は
全員お腹を抱えて笑った!!!

いいね!!!!

こんな配り方があるとは。


私は
「Y君はこっち(右側)から配ってね」
と言わなくてよかったと思った。
このひと言が
子どもの考える力や
困難を乗り越える力を失わせる。


お盆は2つとも
私の右側から返ってきた(笑)。

やれやれと思っていたら、
またまた問題が、、、。


お盆にまだおやつが残っていたのだ。

子「まだ残ってる〜〜〜!!!!!」

(メザトイ)

私「この残ったおやつはどうしようか」

子「数える!」

先程は数えなかった。
何となく目測で
全員の分があるとわかっていた。
今度は微妙な数だということも
見ただけでわかる。


子「私は人間を数えるから
  あなたはおやつを数えて」

役割分担も自然とできる。


1、2、3、4、、、、、、、、、、、


円花ちゃん(年長)「人間は36人!」
Aちゃん「おやつは26個!」

そこで私の出番。
これは数の教育になる。

私「人間が36人、おやつが26個。
  で、、、?
  足りるのかなぁ?」

子 ??????

子 た、り、ない???

子 んん、、、、??????


                     

数えた、まではよかったが
そのあとがまだわからなかった(笑)。

どうするのかなと思っていたら
円花ちゃんが言った。

「配ってみる!」
「まだ食べないで!」


この方法はよく使う。

とりあえず配ってみて
全員に行き渡ったら
食べ始めるということだ。
               

36−26=の計算はまた後日でいい。
                


この時、私はいつも
年少組は大丈夫?
と心配してしまう。
配られたら食べちゃうでしょ、、、と思うのだ。
しかし彼らもちゃんとわかっている。
もらった子は食べないで待っている。
なめちゃっている子はいるけれど(笑)。
                

結果、
36人と26個。
おやつは足りるわけがない。

するとAちゃんが
「返してーー」
と言う。
そのひと言で、
全員がお盆におやつを返却する。

(なめたおやつも(笑))


私「足りなかったね、どうしようか」

円花ちゃん「切る!」

包丁で小さく切って
数を多くするということだ。


その頃には
先を読んだ保育スタッフが
すでに包丁とまな板を
園庭に用意している(さすが)。

                   


切った。

足りた。

食べた。

満足———。


ピッコロではおやつを配る時に
子どもたちの頭が一番回転すると思う。

死活問題だからね(笑)。

                     


ピッコロを見た人に冗談で
「配慮してへん」
と言われたことがある(笑)。
私としては充分配慮しているのだ。

子どもの人数とおやつの数が
ぴったり、間違いなし。
これはとっても効率がいい保育。

ピッコロではおやつ1つ配るのにも
ヒジョーに時間がかかるのだ。
(毎回こんな感じなので(汗 )

しかしこれは
何を育てたいのかが違うのだと思う。
どちらもいい。

そこが教育方針の違いだ。


お陰さまで子どもたちには
課題を乗り越える力がものすごくある、
ということがわかった。

今日だけではない。
毎回すごいのだから。
                

教育者の役割はなんだろう、
そこにいつも立ち返りたい、
と思う。
            

Imgp0463


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2011年9月24日 (土)

役に立つ人

オオムラサキセンター(公営の公園)の
木道を歩いていた。
右手にみみちゃん(年長)。
左手にAちゃん(年長)。
木道は狭い。

私「あーー、狭くて3人では
  通れないよーー(泣)」

どちらかが私の手を離すと思っていた。
しかし両者とも離さない。
そしてAちゃんが言った。

「私、下を歩く」

「下?」

まさかと思ったけれど
Aちゃんは木道の脇の土の上を歩きだした。
草もはえているし、でこぼこ道だ。

3人の手は確かに離れない。

なるほど。


そして木道が終わる頃に
Aちゃんが言った。

「私、人の役に立ちたいの」

え、、、、、。

突然の言葉に
びっくりした。

帰りの会、
先程のAちゃんのつぶやきがすごかったので
みんなで共有したかった。

私「今日ね、、、」
Aちゃんの話しをした。

私「人の役に立ちたいのだって」

するとまどかちゃん(年長)とみみちゃん(年長)が言った。

「私も」
「私もよ」

それは意気込んだいい方でなく
当たり前でしょ的な言葉だった。


私は女子に質問した。

私「どうして人の役に立ちたいの」

考えられる理由はたくさんある。
「褒められるから」
「大人がそう言っていたから」
「大きくなったから」
「学校に行くから」


女子は言った。

「だって人の役に立つと、その人が嬉しいから」

きたー、
と思った。


そんなチャチな理由のはずがない。
ワケはもっと本質的なところからくる。
純粋に、相手が嬉しいからしたいのだ。

そこで更に一押し。
(これが私の保育の特徴(笑))


私「なんでその人が嬉しいといいのかな」
  

女子「あのね、その人が嬉しいと
   自分が嬉しくなるの」


私「あー、そうなんだ。
  そのお友達が嬉しくなると
  自分まで嬉しくなっちゃうのだね」

と言い終わるまでの間、

言葉が震えた。
            
            

こんなに小さな子たちが。
どうしてこんなことを考えられるのだろう。

驚き以外に何もなかった。


自分の喜びより
人が喜ぶことに重きをおく。
人としてとても正しい。
しかも強制されたところから
この言葉は出ていない。

           


で、こんなにすごいことを
なんでもないかのように
サラッと言う。
彼女たちにとっては当たり前の事なのか。


なんて素敵な子どもたち!!!
こんな年長組はどこにもいない!!!
世界一いい子たち!!

完全に担任バカだ。
その域も脱しているか、、、。

今までは自分のことで
精一杯だった。
人より早くやりたかった。
人より大きいお菓子をもらいたかった。


ついこの間まで
こんな子どもらしかった彼女たちが
今は一直線に
小学校に向かっている。


その横顔が
本当にキラキラ光っていた。

あと半年たらずか。


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