森のようちえんピッコロ

2009年11月 4日 (水)

稼いだお金の使い道

先日のピッコロ収穫祭で
子どもショップ(ポップコーン屋)をやった。

売上は1980円。
そのお金をどう使おうか、今日はポップコーンミーティング。

秋だし、おいしい季節なので、
子どもたちとさつまいもを買いに行き、
それで焼き芋でもしようかと考えていた。

私「お金はどうする、何を買おうか」
子「みんなでお店をやったから、みんなで使えるもの」
子「長靴!」
子「着替え!」
私「長靴も着替えもあるよね」
子「だって忘れた時(の為に)」

確かに替えの長靴もないし、
着替えもピッコロ専用のものは数少ない。

子「おもちゃはだめ」
私「どうして」
子「あるから」
あまりないとは思いますけど…(笑)

子「帽子は?」
子「男の子と女の子の」

ピッコロでは帽子をかぶらないと
森にはいけない事になっている。
頭の怪我を防ぎたいからだ。
なので、帽子を忘れると大変だ。

子「帽子忘れた」
私「どうする?」
子「○○ちゃんのを借りる」
子「昨日置いて行った帽子をかぶる」 
 
弁当の包み(バンダナ)を取って、
これをかぶると持ってくる子
着替えの長ズボンをかぶる子(上を結ぶとなかなかかわいい)
その子によって、代用品は様々だ。

忘れた帽子の代用品を考えることによって、
困った事があった時に
臨機応変に自分の頭で考え、
何でも乗り越えられる人になってほしいと思っていた。

しかし、もしかしたら代用品を考えるのは
子どもたちにとっては
大変な事だったのかもしれない。

帽子案が濃厚になってきた。

帽子か…。

サツマイモでもなく、
パン屋さんのパンでもなかった。

意外とまじめで現実的なんだ、ピッコロっ子って(笑)
快楽的なのは大人ばかりか…(冷汗

あぁサツマイモよ〜!


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2009年10月22日 (木)

かぶと虫の幼虫をめぐって

散歩をしていたら、
かぶと虫の幼虫を6匹頂いた。
男の子たちの目の色が変わった。
幼虫を囲んで触ったり、埋めてみたり。
しばらくすると
どうやら3人の男の子が2匹ずつ
もらう事になったようだ。

そこで少し気になったので
帰りの会でかぶと虫ミーティング。

私「他に欲しい人はいなかったのかな」
H奈ちゃんが手をあげた。
私「あれ?H奈ちゃんも欲しかったんだって。知ってた?」
3人の男子は知らなかったと言う。
すると3人の中のG君が
「本当は欲しいけど我慢して1匹あげる」と言う。
そうか、意外と簡単に決着か。
と思っていたら、
H奈ちゃんが
「いらない」と言いだした。
私「どうして」
H奈「2匹ずつだから」
どうやら彼女は
3人の男子が2匹ずつ持っていたので、
遠慮した様子。
私はわざと男子に向かって言ってみた。
「H奈ちゃんいらないって。よかったね。
 みんなが2匹ずつもらえるよ!」と。
すると男子たちは、困った顔をして
なにも言わなかった。

すると、次にMちゃんがすごいことを言った。
「あと2人いれば、みんな1匹ずつになる」
おぉ!画期的なお言葉。
これで解決かと思いきや、
私「他に幼虫ほしい人?」
いない。
この案は却下。

すると今度はI君。
「僕は1匹でも2匹でもいい」
と言いだした。
私「じゃあ、I君が1匹をH奈ちゃんにあげてそれでいいか」
H奈ちゃんはいらないと言う。
I君「あげる」
H奈ちゃん「いらない」

あとは2人でやってもらうことにして、
かぶと虫ミーティングを終わらせた。

解散して遠くからI君とH奈ちゃんをみていると、
どんな話しになったのか、
いつの間にか、H奈ちゃんが
容器に1匹のかぶと虫の幼虫を入れ、
手に持っている。
その顔がやけに嬉しそうだ。

「いらない」と言った彼女は
途中でもうあまりほしくなくなったのかとも思っていた。
そうではなかった。
欲しくても誰かが1匹になってしまうことがいやだった。
それなら自分が我慢した方がいい
そう判断した。
そんな彼女の思いに胸が熱くなった。
いつからこんなに友達のことを想い、
自分を変えられる柔軟な子になったのだろう。

そして、"自分たちだけ2匹もらえてラッキー!”
そんな話しにどうしてもYESと言えない男子の心が
存在していた。
よかった。
何も言えない男子を見て、
ここでも目頭が熱くなった。
育っている。
自分は嬉しいけれど、嬉しくない人がいる。
そこに違和感を感じる心。
そんな人間に育ってほしかった。

ほかの誰かの犠牲のもとに
自分の幸せはない。

多くの命を犠牲にして生きているにも関わらず、
そんなきれいごとが
頭をよぎった。


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2009年10月 1日 (木)

テレビ出演

取り急ぎ連絡させて下さい。
NHK甲府さんの取材が9月29日と30日に入りました。
テレビ放映予定です。
よろしくお願いします。

放送日    10/2(金) 18:10から
番組名   「まるごと山梨」〜がんばる甲州人〜というコーナー
放送時間   5~6分 

ピッコロは番組の中のどこかで紹介される予定です。

よろしくお願いします。

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2009年9月25日 (金)

ピッコロ収穫祭

宣伝させて下さい。
来る10/24(土)
森のようちえんピッコロの収穫祭を行います。
この企画、すべてピッコロの保護者の方が行いました。
ピッコロのお母さんたちはすごいのです。
どうぞ、足をお運び下さい★

先日できた石釜も活躍予定です。
手前味噌汁ふるまいます。
マイハシ、マイカップ持参でお願いします。
出店者も募集中です。(1ブース1000円)


2009年10月24日(土) 10:00〜14:00
森のようちえんピッコロ園舎
詳しくは下記のURLへ。
http://www.mori-piccolo.jp/news/

森の神様どうぞいい天気に恵まれますように☆

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2009年9月22日 (火)

散歩のきまり

以前勤めていた園では
散歩に行く時は
年長組と年少さんが2人1組になって、
手をつないで歩いた。
しっかりしている年長組と
どこかへ行ってしまいそうな年少さんが
ペアになるように
大人が決めていた。
しかし、ピッコロではそれをしたくなかった。

ピッコロで遠出をする。
当然年長組は速く歩き、
年少さんは遅い。
年長組は途中で待つ事になる。
最初は待ち時間もその場で楽しそうに遊んでいた。
しかし、育って来たのか
「早く行きたい」
という子がでてきたのだ。
私「そうだね。早く行きたいけど、
  年少さんが来てないから
  待っていてあげようか」
子どもたちは仕方なくうんと言った。

しかし、やはり早く行きたいようだ。
次の遠出の時、
H子ちゃんが「私たち年少さんを後ろから押すから」
と言うのだ。
後ろから押す???
どんな事かと思ったら、
本当に最後尾を歩き、
年少さんの背中を押す。
年少さんは押されてちょっと早く歩く。
それを往路1時間、ずっと続けた。
目的地(海岸寺)についたら、
その年長組2人は汗びっしょりに。
「大変だった」
とのことだった(笑)

そして、先日の遠出の日、
出発間際にH奈ちゃんが言った。
「ね、大きい子と小さい子が…」
とつぶやいて、自分の弟の手をつかんだのだ。

やった!

すかさず確認。
私「大きい子と小さい子が手をつなげばいいのかな。」
H奈ちゃんは「うん」と言う。

嬉しかった。
私にとっては挑戦だった。
きまりというものは大人が決めるものではなく、
子どもから自発的にできあがるものなのか。
必要性を感じればできるかもしれないが、
その必要性を感じさせる事が
私にできるのか。

待った、待った、待った。
この日まで何ヶ月も待った。
シナリオは最初からできていたのに。


そして子どもたちは2人組になった。
いざ出発。
道路だけは危ないので、私が先頭で。
(ちなみにこれも子どもたちが決めた)

少し歩いていると
「こっち側こっち側」
という声が後ろから聞こえてくる。
振り向くとこんな会話だった。

年長組「パイナップルさん(年長)はこっち(道路側)のほう」
年長組「危ないからおばけさん(年少)はこっち(内側)にして」

ほほぅ。
予想外にすごい。
私は年長組と年少組が手をつないで歩くようになっただけで、
十分満足して、
さっそうとウキウキと歩いていた。
そのウワテを行くとは。

子どもは何もかも大人が教えてあげないとできない
未熟な存在ではない。
どこまでわかっているのか、
それをさぐっていくのに、
待つという道具が使われる。
そして子どもという存在や
その子自身を理解していく場が
ピッコロであるような気がする。

理解するということは愛するということに等しい。

どこかの本で読んだ私の好きな言葉だった。

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2009年9月17日 (木)

誕生日☆

今日は私の誕生日だった。

全然聞かされていなかった。
子供たちが手に手にお花や手紙を持って
登園してきてくれたのだ。

「誕生日おめでとう」

と言って手渡してくれる。
それだけでも泣きそうに。

しかし、帰りがすごかった。
私は用事で子どもたちより先に帰った。
道路に面している森のようちえんピッコロ。
道路に近い所で
子どもたちはおままごとをしていた。
私が車で帰ろうとすると
その子どもたちが並んで私の車を見送ってくれた。
しかも、口々に
「おたんじょうびおめでとう〜!!」
と叫んでいる。
グッときたのを我慢して、
「ありがとう〜!」
と手を振って帰ろうすると
その子どもたちが全速力で走り始めた。
私の車を追いかけて
10人程の子どもたちが
道路の端を走る。
「おめでとう、おめでとう!!」と言いながら、
嬉しそうに走るのだ。
大騒ぎだった。

そんなに私の誕生日は重大は事なのか。

人の為に何かをする
人に対して心をよせる
それが自分の喜びになる。

人間本来の正しいありかただと思う。
子どもたちはその正しさに正面から向いているだけだ。
その顔が喜びに満ちている。
その正当さに
けがれた大人はオロオロする。
あまりにも直球なので、
よけきれずにノックアウトされた。

この仕事はただ事ならない仕事で
どうしたらいいのかわからなくなりそうだった。
涙とともに背筋が伸びた。
こんなに心が揺れた誕生日はなかった。
いつも森の神様を
正面から見られる自分でありたいと。

ピッコロっ子たち、本当にどうもありがとう。

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2009年9月12日 (土)

梅干し

先日、ピッコロで梅酢につけた梅を干した。
庭の梅を穫って、梅干しにしようという計画だ。

梅酢につかっている梅を
子どもたちがハシを使って
1つ1つざるにのせていく。
梅のカメを囲んで子供たちが
中をのぞきこんでいた。

当然私は唾液がでてくる。

私「あ〜すっぱい」
すると子どもたちが一斉に私をみた。
子「食べたの?」(疑いの目)
私「食べてないってば」

ちょっと不思議だったので、
少ししてもう一回言ってみた。

私「あ〜すっぱい」
子「なめた?」(疑いの目)
私「なめてないってば」
 「みんなはすっぱくないの」
子「だって食べてないよ」

おかしい。
梅干しは毎日弁当に入っているはず。
この味を知らないとは思えない。

唾液がでるのは大人だけなのか。

それにしても子どもたち。
あの疑いの目は
どうやら梅を前にして、
味見をしたくてたまらなかったらしい。
疑われながら、かわいくて仕方なかった。


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2009年8月21日 (金)

言われなくても

ピッコロは登園が9:30。
自由遊びのあと、10:00に朝の会が始まる。

私の「お名前呼びま〜す」のかけ声で
朝の会が始まるのだ。

今日はパン焼きの日。
昨日、子どもたちが自分でこねたパン生地を
今日はたき火で焼いて食べる。

いつものように私が言った。

私「お名前呼びま〜す」
すると
H奈ちゃんが「いくつ?」と言うのだ。
私「え、あぁ、3つ3つ」

そう、正確にはこの会話、

H奈ちゃん「今日のパン焼きで使う机はいくつ?」
私「3つ」
という内容だった。

ピッコロでは重い木の机を使っている。
今日のように机を使う時は、
子供たちが3、4人で1つの机を運び、
自分たちで準備する習慣になっている。
「手伝った方がいい?」
と聞くと
「いい」と断られる事が多いのだ。

「3つ」と聞いたH奈ちゃんは
「みんな〜。手伝って〜!」と元気よく走っていった。

そうかと思うと、
9:30から10:00までの
自由遊びの間、
I君とY君は一輪車で
たき火をする場所に薪を運んでいた。
そして、ちょっと目を離したすきに
レンガを両脇に2段ずつ積んで、
その上に網を置き、
網パンの準備が完璧になっていた。
しかもその網の下には
紙とたき付け(杉の葉)と小枝が
順番に詰めてある。

私は目を疑った。
そばにいた大人に
「手伝いました?」と確認した。
手伝ってない。

朝の会でその子たちに聞いてみた。

私「どうして大人が言わないのに、
  机を出したり、火の準備をしたりしたのかな?」
子「だって、パンを焼くから」
子「机を使うし」

至ってシンプルな答え。
そう、その通りなのだ。

学生でもいや大人でも
現在はマニュアル人間が多いそうだ。
マニュアルに書いてある事は
完璧にこなせるが、
それ以外の事態が起きると
対応できない。

自分の頭で考える子。

この子たちがどうしてこんなに
気がきく子になったのかはわからないが、
少なくても人間として合っていると思う。

パンを焼くから火の準備をし、
机を使うから机を出しただけなのだから。

           

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2009年7月28日 (火)

ブルーベリー弁当

「お弁当がない〜!」
3歳のAちゃんが泣き出しそうだ。
みんなはすでにお弁当の用意をしている。

私「どこにもないの?」
Aちゃん「ない」

すると、G君が「探してくる」と
リュックサック置き場に走ってくれた。

G君「(Aちゃんのリュックには)着替えしか入ってなかった」

困った。
みんなお腹をすかせている。

私「どうしようか」

G君「ブルーベリー弁当は?」
私「ブルーベリー弁当???」

確かに園庭に食べられるブルーベリーはあるが、
それでAちゃんが納得するとはサラサラ思えない。

まぁ仕方がないので、
一応聞いてみた。

私「Aちゃん、ブルーベリー弁当でいい?」
Aちゃん「うん」
私「えっ、いいの。ブルーベリー弁当だよ」
Aちゃん「うん」

子どもはわからない。

そしてブルーベリーを摘みに行く事にした。
年長組と年中組が一緒に行った。
I君だけは、ブルーベリーが植わっている場所と
違う方向に走った。

あれ?

見ていると
手にいっぱいの三つ葉をとってきてくれた。

I君「ブルーベリーだけじゃだめだから」

園庭で食べられる物は
現在、ブルーベリーと三つ葉しかない。

そうか。


いつも思うが
この子たちのすごいところは
大人が何も言わなくても、
ブルーベリーや三つ葉を摘みに走るところだ。

「一緒に摘みにいってもいい?」
もなければ、
「僕が摘んであげたよ」もない。
大人の同意なしに走り、
終われば、何もなかったかのように
自分の席にもどるのだ。


大人になって思うが、
人の目を気にしながら
生きるのは苦しい。
"自分は自分 人と違って当たり前”
そう考えられるようになって、
初めて自由になる。

子供たちには
自分の中からわき上がってくるものと
森の神様とだけの関係で
生きていってほしい。
つまり今のままで大きくなってほしいのだ。

それにしても、
「僕のお弁当を半分あげる」
という子がいなかったのには笑った。
ピッコロっ子の弁当は
みんなとても大きい。
自分の分をあげると
お腹がすいてしまうという事がよくわかっているのか。
それともただのけち?(笑)

子どもらしくて好きだな。
そういうところ☆


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2009年7月26日 (日)

お泊り保育

年長組5人がピッコロハウス(園舎)に1泊した。
午後から登園。
川遊び、カニ捕り、スイカ割り、カレーライス作り、花火、夜の散策。
5人は、難なく過ごす。

夜、フッと目を覚ました時に
「おか〜さ〜ん!」と泣く子もいない。

以前、経験したお泊まり保育。
夕方になるとシクシク泣き始める子が
必ずいた。
しかも年長組だから、プライドもある。
園庭の隅っこに行って
こちらに背を向けてひっそりと泣くのだ。

しかし、ピッコロにはいなかった。
みんなウキウキ。ガヤガヤ。
泣くどころではない。

しかも余裕だ。
夜には、勉強すると言って、
1から順番に数字をノートに書き始めた。

なんと。
スムーズ過ぎて。
これでいいのか。

大きくなったのだ。


翌日、それぞれのお母さんが迎えにきた。
最初にI君のママが来た。
I君は一目散に走っていて
ママに抱きついた。

あれ。

次にS君のお母さん。
Hちゃんが「S君のお母さん来たよ〜!」
と言うと
これもすごい早さで園舎から飛び出て来た。
遠くからお母さんを確認。

ほう。

HちゃんとH奈ちゃんがいないと思ったら、
道路にいた。
お母さんの車を待っている。
しかも目では見えないので、
耳に手をおいて、
音を聞いて待っている。

車が来た時は
2人とも駐車場まで走って走って、
抱きついた。

最後に、今日はほかのお母さんと一緒に帰るY君。
友達と楽しそうに遊んでいる。

私 「今日お母さんは」
Y君「お仕事」
私 「でもY君はお母さんがお迎えに来なくても
   大丈夫なんだよね」

彼は首を横に振った。

え…

Y君「かあちゃんに会いたい」

こんなこと言ったことがなかった。

スムーズ過ぎと感じたのは
私だけだった。
子どもたちは色々感じていた。
思っていた。
我慢していた。

ちょっとした表情を見落としたのか
そんな表情も見せなかったのか。
本当に大きくなった。
胸が熱くなった。

子どもって…。


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2009年7月19日 (日)

今日もすごかった、パン遠足。

恒例のパン遠足。
事前に子供たちには話してある。
①100円玉2個を持ってくること。
②お母さんにはお話していないので、
 自分でお母さんにお話をするように。
おうちの方には
子どもたちから話しがでるまで待ってほしいと言ってある。

毎回子どもたちが育つパン遠足。

今日もすごかった。

200円でなく2円を持って来た子(年少組Rちゃん)がいたのだ。
しかも、お母さんがすごい。

「この子が選んだので2円を持たせました」

といい、そっと200円を私に手渡して下さった。

案の定、パン屋のお兄さんは困り顔。
2円を出してニコニコしている子がいる。
「買えませんと言って頂けますか」と私が耳打ちした。

パン屋さん「このパンは130円なので、2円では買えませんよ」
Rちゃん、
固まった。

もう一度みんなの所にもどり、話し合う。

私「Rちゃん、これ(1円玉)とこれ(1円玉)を持ってきたので、
  買えないって言われちゃったの」

一瞬、全員の表情がくもる。
泣きそうな子もいる。

すると次の瞬間

「俺のを貸してあげる」

という子がいた。
G君(年中組)だ。


G君「俺、今日4つ(400円)もって来た」
私 「なんで」
G君「だって忘れる人がいると困るから」

しかも、あとでお母さんに聞いたら、
自分で考え、自分の貯金箱からお財布に入れていたらしい。

その瞬間Rちゃんの表情が晴れた。


帰り間際、私はRちゃんと話した。

私「どうして今日はパンを買えなかったのかしら」
Rちゃん「私、間違えちゃった」

これを聞いてホッとした。
「お母さんが間違えたの」でも
「お母さんが悪いの」でもなかったからだ。

お母さんのせいにしたら
なんの育ちにもならない。

こうして、恒例のパン遠足は無事終了。
いつも何かある、パン遠足。
そして、大人たちが、
ふるえるような光景を目の前にする。

帰り道、
私「もしGちゃんが400円持って来てなかったら、
  どうしただろうね」
Hちゃん(年長組)「私のを半分あげようと思ってた」

あぁ、育っている。
この子は1回目のパン遠足の時
お金をビニール袋に入れて持って来て、
底がやぶけ、お金を落とした子だ。

パンを買って食べる事が
目的ではない。
それによって子どもたちの何かが育つ。
確実に育っている
…と思う。

ちなみに、今日の主人公
Rちゃんの帰宅してからの一言。

「私、G君好き…かも☆」ですって!!!

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2009年7月 6日 (月)

困ったときこそ…。

歩く日。
週に1回は遠出をしている。

今日はおいしい学校へ。
片道1.7キロ。
道は年長組が案内する。
子供たちが決めるのだ。
と言っても決めるのは
どこのあぜ道を通るのか
ということくらいだが…(笑)

今日はいつもと違う道。
もうすぐゴール!という所で

あれ?道がない。

ないと言っても、あるにはある。
田んぼのあぜ道がなくなっていて
その先は幅15センチ程のコンクリートの道があるだけ。
片側は田んぼに水が張ってあり、
田植えがしてある。
もう片側は水路になっているのだ。

つまり、子供たちはその15センチのコンクリートの道を
バランスよく歩き、
その先の橋までたどりつかないと
先には行けないという道なのだ。

年長、年中組は
次々15センチを歩き、
橋にたどり着く。
15センチを通らずに
直接、水路を飛び越し、向こう側に着地する子もいる。

困ったのは年少組。
突然、全員不安な顔になる。
泣きべそをかく子もいる。

こんな時、私もとても困るのだ。
どこまで手を出そうか。
どこまで言えばいいのか。

そんな困惑をよそに
さっそく止まっているおばけ組を
迎えにいく年中組(R君)がいる。

「こわい?」
「大丈夫?」
「こわくないからおいで」と手を出す。
「ここに足をおいて」
「大丈夫だから」

自分のバランスもママならないのに、
ゆっくり声をかける。

惚れそうだ。

おばけ組さんもわかっているのか、
R君に全体重をゆだねる子はいない。
自分で歩く。
ちょっと手助けしてもらう。

こうして全員がカニ歩きで15センチを渡りきった。

大人はみんな胸がつまる。

今日もこれでよかった。
私は何もしなかった。
何も言わなかった。
そして子どもたちが育った。

帰りの反省会
年少組「こわかった」
   「楽しかった」
   「手伝ってくれて嬉しかった」

年長組「今日の道は失敗だった」…(笑) 

たくさん困って、
    心がゆれて、
    考えて、
    やってもらって、
    やってみて、
    うれしくて
    できて。

そしてたくさん心が育ってほしいのだ。

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2009年5月19日 (火)

誰が好きなの

昼食時こんな会話をした。

私「S君は誰と友達なの」
S君「みんな」
S君「じゃあ、先生は誰と友達?」

言葉に詰まった。
「S君」と言っていいやら、
でも回りの子も聞いているので、
S君の名前だけ出してもまずいか。
だとしても
「みんな友達」ではあまりにも芸がなさすぎる。

つまっていると
S君が言ったのだ。

S君「だって先生、この間、僕の事好きだって言ったじゃない」
(あぁ、確かに言った)
私「あっ、それ内緒だったのに(笑)」
回りの子の手前、そう答えた。

するとその隣に座っていたG君も。
G君「先生、このあいだ、僕の事、好きって言ったよ」
(おぉ、そういえば確かに言った)
私「あっ、それも内緒だったのに…!」

するともう止まらない。
その隣のI君も言ったのだ。
I君「先生!僕にも好きだって言ったよ!」
(あぁ、そういえば…汗)
どさくさにまぎれて、もう同じ事を言うしかなかった。
私「そ、そ、それも内緒だったのに…」

結局私は、内緒内緒と言いながら、
3人の男の子に好きだと告白していたのだ。
三つ又かけた彼たちが
いっぺんに居合わせてしまった、そんな気分だった。
穴があったら、入りたい。

しかし、3人の僕たちは
「言ったよ!」
「言ったよ!」
と言いながら、大笑いをして私をみている。

そしてこんな調子のいい大人を
無条件に許してくれているのだ。

あ〜、君たちが相手で本当によかった。

しかしいつの日か
こうやって君たちも
誰かに心を寄せる時がくるのかなぁ。
あぁ、その子がうらやましい。

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2009年5月14日 (木)

なぜ片付けるのか。

入園したばかりの年少組(おばけ組)は
お片付けがまだうまくできない。
今日も朝の会の前に、
一輪車が1台、園庭に置き去りにされていた。

名前を呼び終わったあと
「今日は、まだお片付けが終わっていなかったね」
と私が言うと
次の瞬間
年長組(パイナップル組)が一斉に
一輪車に向かって走った。
置き去りの一輪車は1台。
走った子どもは5人。
どうするのかとみていたら、
2人が一輪車を押し、
あとの2人は"オーライ オーライ”と現場監督(笑)
1人はそれをそばで見ていた。
一輪車置き場に置き、
一斉に走って帰って来た。

私「今日はお片付けができていなかったね」
年長組「○○ちゃん(年少組)が出したんだよ」
私「あら、そうなの。
  でも、○○ちゃんが出したのに、
  なんで、パイナップル組さんが片付けるのかな」

私はこの1ヶ月で年長組のみんなが
大きく成長している事を実感していた。
ピッコロのリーダーとして、
園の仕事を率先して行い、
小さい子にも世話を焼く。
たのもしい存在になって来た。
そんな彼らなので、
「小さい子はお片付けができないから、やってあげるの」
そうかえってくると思っていた。
それを聞いて
片付けなかった○○ちゃんも何かを感じて欲しいと思ったのだ。

しかし、
子どもたちの答えは違った。

私  「○○ちゃんが出したのに、
    なんで、パイナップル組さんが片付けるのかな。」
年長組「だって、ひとりでかわいそうだったから」
私  「えっ…。
    ひとりって…。
    一輪車が?」
年長組「そう」
年長組「一輪車はみんなでいた方がいいから」
年長組「ポツンとひとりぽっちだったから」
私「あっ、そうなの…」

今日もシナリオ通りにはいかない。
それよりも、彼らの想いが
一輪車にあったという事に
私は驚いた。

○○ちゃんの為だと思っていた。
年長組としての使命感があるのだと思っていた。

彼らは純粋に
一輪車をかわいそうだと思っていたのだ。
園庭の真ん中に
ぽつんと置き去りにされた一輪車を
なんとかしてあげたかった。
片付けるという原動力は
一輪車への思いやりにあったのだ。
動けなかった。
○○ちゃんに何かを感じてほしいと思った事は
もうどうでもよかった。

子供たちは深い。
そしてその深さを自分からは発信しない。
大人はそんな深さがあることすら、
もう想像できない。
子どもたちの深さに今日も脱帽だ。

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2009年5月 9日 (土)

番組審議会って知ってますか。

大変な事になった。
発端は以前ピッコロに取材にきてくださった、
山梨放送のディレクターさんからの
電話だった。

「今年度の番組審議会のメンバーになって頂けませんか」

内容を聞いたら、
テレビを見て、その感想を話し合う会だという。
テレビがない(映らない)人でもいいのですか。
というと
OKとのことなのだ。
(山梨放送さんからビデオを送ってくれるという)

山梨放送さんは
何度もピッコロに取材にきて下さり、
ピッコロや森のようちえんの存在を
広めてくれた。

「森のようちえん?何それ?」
というより、

「あぁ、知ってる知ってる!」
という方が嬉しい。

なにより、嬉しいのは
ピッコロに通っている方の親類縁者に
安心して頂ける事だった。

私でお役にたてるなら…。
そう思い、お引き受けする事にした。

その後、メールを頂き、番組審議会の詳細を知った。
会の構成は8名。
メンバーの名前を目で追いながら、
胸が苦しくなってきた。

「株式会社○○ 代表取締役」
「○○大学 教授」
「○○新聞 甲府支局長」
「○○センター長」
「○○医院 医師」
「弁護士」

フラフラしてきた。

よほどお断りしようかと悩んだが
一度お引き受けしたのだし、
どうしよう。
先方が選んで下さったのだから…。
まぁやってみるか。
度胸を決めた。

という訳で
本日、その説明の為に
山梨放送のナントカ部の部長さんと
ナントカ室の室長さんが
そろって、ハルバル我が家にいらして下さった。

「あの。本当に私で大丈夫ですか。
 お役に立てますか。」

思わず、確認した。

1か月に1回の山梨放送での会議。
アンド宿題がでた。
ビデオを送って下さるという事はなしになり、
なんとか我が家のテレビを観られるようにする事。

もう、
「我が家はテレビは観なくてもいいです」
とは言えなくなってきた。
これでお役に立てるなら。

果たして本当に役に立つのか。私…。
乞うご期待(笑)

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2009年5月 7日 (木)

土に還る

昨年、道路でネコが死んでいた。
そのネコの事で
子供たちは2日間、想いをめぐらせた。

結局、森の入り口に埋めようという事で
話しがまとまり、
現在はお墓の中にいる。

毎日、森に入る時
「ネコちゃんにナムナム」と言って
手を合わせる。
ピッコロがある限り、忘れられないネコちゃん。
幸せものだと思う。

先日、いつものようにネコにナムナムして
“さぁ!森へ入ろう”
という時に、
R君が言った。

「ネコはもう土にかえっているよ」

私「え…」

土にかえるってどういう事をさしてるの?
なんで知ってるの?
え?え?

突然の言葉にびっくりした私は
どうリアクションしていいかわからず、
思わずでた言葉が

「じゃあ、掘ってみる?」


すると、その回りにいた子どもたちが
一斉に言った。

「そんなのだめだよ!」
「森の神様にしかられるよ!」
「ばちがあたるんだからね!」
「魂がどこかにいっちゃうよ!」

怒られた。

怒られたが、
内心はとても嬉しかった。

神様、ばち、魂…

子どもたちの中に
目に見えない、大きな力の存在。
人間にはどうすることもできない未知の力。
それがこんなにも大きく
存在しているのだと
わかったからだ。

「本当に大事なことは、目には見えないんだよ」
     〜「星の王子様」のきつねの言葉。

そんな事はピッコロっ子は
もうわかっているのかもしれない。
わかってないのは大人だけかもね。


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2009年5月 1日 (金)

お母さんの顔

今日はお母さんの顔を描いた。
朝からお母さんdayだった。

というか、昨日から宿題が出ている。
お母さんの顔をよく見てくる事。
そして、お母さんの顔の絵を描くという事は
おかあさんには絶対に内緒にしておく事。

「おかあさん」の歌を歌い、
お母さんの顔を思い浮かべ、
指のクレヨンで空中にお母さんの顔を描く。

私「お母さんの顔には何があったかな」

「目」「鼻」「口」「マユゲ」「マツゲ」「歯」「ベロ」までよくみてきたようだ。

指のクレヨンで描いたあと、本当のクレヨンで紙に描いた。

次は
花束作り。

「お母さんに似合うと思うお花を摘んでおいで。」

子供たちは園庭に散って行った。
お母さんのみならず、お父さん用の花束まで作った。
プレゼントの出来上がり。


しかし、今日一番よかったのは、
朝の会の質問コーナーでの答えだった。

私「お母さんの好きな所はどこですか」

年長組になると、
恥ずかしくて答えられない。
「全部」
「全部」
「一応、全部にしとく」と
照れくさい。

年少組は素直なもので
すんなり答えが出てきた。

「顔」
「ほっぺ」
「耳」
「パンなところ」(パンを作ってくれるところかな)
「頭」
「ピンクの洋服」
「手」
「インド」
と色々だ。

すると6歳のHちゃん

私「お母さんの好きな所はどこですか」
H「あったかいところ」

一瞬、その場に居合わせた大人たちが
シーンとなった。
なぜこんな言葉がでてくるのだろう。
胸がつまった。

やはりお母さんは一番だ★


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2009年4月26日 (日)

じゃがいも焼けたかな★

子供たちが小屋を作ると言って
園庭にスコップで穴を掘っていた。

すると1個のじゃがいも発見!

H奈ちゃんが焼いて食べると言いだした。

私「いいよ」

見ていたら、
新聞紙で包みたいと言ってきた。

私「いいよ」

じゃがいもを新聞紙で包んで、
たき火の中に入れた。
ところが、しばらくしたら、
そのじゃがいもの新聞紙がはがれて
素のままのジャガイモが
たき火からコロコロ転がって外に出てきてしまった。

私「あらあら」

すると、H奈ちゃん、何を思ったか、
そのジャガイモを火ばさみでつかんで、
たき火の中にポイッ!
投げ入れた。

私…あ〜ぁ、これでじゃがいもは真っ黒焦げだ、
  食べられないな。かわいそうに。

と思っていた。

またまた、見ていると
しばらくしてH奈ちゃんが
じゃがいもを取り出した。
案の定、真っ黒こげ。
炭状態。

しかし、彼女は「焼けた焼けた!」と喜んでいる。

そしてその黒い炭状態のジャガイモの皮をむきたいと言う。

H奈「先生皮むくのないの?」→皮むき機の事かな
私「ごめん。ピッコロにはないの」

すると何やら器具を持って来た。
湯豆腐をすくう時に使うアミのしゃもじ。

私…そんなもので皮がむけるわけないのに。

…と、むけるのだ。

で、じゃがいもの中は炭で真っ黒なはずだった。
しかし、白い。
しかも、その白い所をH奈ちゃんが食べている!

えっ?

かけらを味見させてもらった。

うまい。
焼けてる。
マジ〜〜〜〜???


私のシナリオが今日も崩れた。
芋を焼く時には
濡らした新聞紙で包んで、その上からアルミホイルで包んで、
おき火にいれる。
この大人の常識をいったいどう処理するばいいのだろうか。

お腹が痛くなる程笑って
頭がねじれる程びっくりした。

今日もやられたよ。

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2009年4月24日 (金)

白飯の日

子供たちだけで味噌汁を作って
白飯と一緒に食べる。
月1回の白飯の日。

前日までに、子どもたちにはこう話してある。

「白飯の日には味噌汁に入れる野菜を1つ持って来て下さい。
 お母さんには話していないので、
 みんなからお母さんに教えてあげてね。」

お母さん方には
お子様の口から野菜の話しがでたら、
その通りに持たせて下さい、
と言ってある。

例え忘れてもいい。
忘れ物をした時に
その子の育ちが見られる事も多いからだ。


しかし、今日はみごと。
半数(5人)が野菜を持ってくるのを忘れた。
自分の野菜は自分で切る事になっている。

私「野菜を忘れた人はどうしようか」
忘れた子「貸してくれればいいんだよ」
子「だめ」
忘れた子「けち!」
私「どうする?」
子「忘れた子が5人だし…」
子「多いし」
子「そんなにたくさん(の人)にあげられないよ」

いつもなら、「貸してあげる」(自分の野菜を半分あげる)
という子供たちも
今日は
「貸さない」と言い張る。

私「どうする」
子「んん〜」
私「どうするの」
子「……」

待つ、待つ、待つ。

とうとう
私「今日は味噌汁作るのやめようか?」
子「作りたい」
私「じゃあ、どうする」
子「じゃぁ、私の野菜を貸してあげる」
子「僕も」
私「あっ、そうする?」

一件落着したように思えた。
すると5歳のI君が、

「庭の食べられる草を持ってくる」

とつぶやいたのだ。

私 (そうそう、それ。もう1回言ってみよう!)
これだ、
まさしく今日は私のシナリオ通り!

野菜を忘れた子には
自分で考えて庭の野草を取って来てほしかった。
忘れ物をしても
考えれば、なんとかなるという事に
気づいてほしかった。
というかそれは、忘れ物ばかりではない。
何か困難にあっても
自分で乗り越えられるたくましさを身につけてほしいのだ。

結局、今日の味噌汁には
すごい物が入った。

のびる、ルバーブ、たんぽぽの葉少々、三つ葉(これはおいしかった)

ルバーブの為か、
ちょっぴりすっぱい味だったが、
子供たちの努力の結晶が入っているような気がした。

がんばれ、ピッコロっ子。
これからの長い人生、
そうやって何でも自分で乗り越えて行きなね★

 

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2009年4月17日 (金)

卒園児の授業参観

1年生の授業参観。

どこだ、どこだと教室を探していると
「わ〜!久美子先生が来た〜!」と
大きく手を振ってくれる子がいた。

3月に卒園したK君。
お昼休みの教室をのぞくと
近寄ってきて回りの友達に
私の事を紹介しまくってくれた。

「ほら!僕のようちえんの先生。ね!」

しかし、回りの子は

「えっ、このおばさんがなにか?」

という冷めた様子(笑)
その温度差がほほえましかった。
そして、彼の生き生きした表情にホッとする。

双子のもう1人。
Hちゃんは私をみつけると
何しろ恥ずかしい。
机の脇に隠れてしまった(笑)

双子ちゃんは隣同士のクラスなので、
教室をあちこちした。

2人とも、じっと授業を聞いている。
ほかの人の話しを聞いている2人を見るのは
初めてだった。
ピッコロでの
色々な事が次から次へと思い出され
胸が熱くなる。
本当にもう手の届かない場所で彼らは生活していた。

「友達できた?」
とか
「学校おもしろい?」
とか聞きたかったけど、
彼らの顔を見たら、
聞かなくてもいいような気がしてきた。

これから色々あると思うけど、
何でも乗り越えてがんばりなね!
あとは担任の先生に託したい気持ちだった。
どうかどうかよろしくお願いします。

巣立った2人が遠くに行ったような気がした。

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2009年4月16日 (木)

お花見

花見に行った。

といってもとても無謀な計画だ。
片道約1.7キロの道のりを
往復しようという計画。

しかも、本日はまだ4月。
年少組(おばけ組)が入ってきて
まだ、1週間程。
普通なら、泣いている子もいて、
園舎のまわりで
のんびりと遊んでいる時期だ。

しかし、今日はどうしても子供たちと満開の桜を見たかった。
今の時期しかできない事を
させてあげたかった。

そんな訳で出発。
行きは下りなので、なんなくクリア。(所要時間1時間15分)
桜の下でのお弁当は
幸せを感じた。

弁当箱の中に桜の花びらがチラホラ入って来て
喜ぶ、喜ぶ。
桜を見上げると
青い空のひこうき雲も目に入る。
あぁ、なんて素敵なのでしょう。

…と浸っているバアイでもなく、
桜を惜しんで
帰路へ。

私は帰り道はおんぶを覚悟していた。
午後1時頃、暑い、
重い(だってリュックには着替えや水筒が入っているから)
歩けないと泣き出す子が必ずいると思っていた。

しかし、5人の年少さん。
完歩。
もちろんみんなも完歩。

「よくがんばったね〜!」
「すごい!!すごいね〜!!!」

と大人は褒めたたえるが
子どもたちにそんな意識はない。

「うん」

とそっけないのだ。

すごい事をやり抜いたという感覚がない。
ただ歩いただけ。

だから子どもはすごいと思う。


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2009年4月11日 (土)

第3回 ピッコロ入園式

ピッコロ入園式。
無事終了。

何ともにぎやかな入園式。
赤ちゃんも含め、総勢90名以上のかたが
いらしてくださった。
3回目の入園式ができるなんて!
予想もしていなかったことに感無量。
有難い。

今日の子どもの出し物でのハプニング。
ドクレンジャーショーをやりたいという男の子2人。
5歳と3歳。
ショーの途中で思わず本気になり、
5歳のY君が3歳のJ君を思い切り倒してしまった。
J君号泣。
Y君もあっけにとられた。
「敵をやっつけた」とは言うものの
その敵は3歳の小さい子だったからだ。

Y君「ごめんね」
J君「いや」

Y君がそこにあったタンポポを手渡した。

再びY君「ごめんね」
J君「いや」
私 「どうする、Y君」
Y君「あの花取ってくる」

Y君は園庭のはるか向こうの花を指差した。

私「よし、行っておいで」

Y君の後ろ姿を見送る。
遠くまで歩いて
花を摘んでいるY君が小さく見える。
戻って来てJ君に手渡す

Y君「ごめんね」
J君「いいよ」

あんなに遠くの花をわざわざ取りに行ってくれた
という行為に
J君は納得したのか。
わからないが
私にはY君の誠意がJ君に通じたように思えた。

私はこれを「ギフト作戦」と呼んでいる。 
ピッコロっ子が得意な作戦だ。
許してほしくて
その子の為にあれこれ考える。
精一杯の誠意をみせる。
その姿は見ていて胸をつかれる

あぁ今日もドラマがひとつ作られた。

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2009年3月19日 (木)

議会傍聴

先日、北杜市の議会を傍聴してきました。
なにを隠そう、森のようちえんピッコロについての
代表質問があったからです!

議員の方が
「ピッコロに市として何か援助をしてほしい」
と訴えて下さいました。

保育園は福祉施設なので、
子供を預ける場合は「保育に欠ける」という条件があります。
すなわち親が働いているとかその他、諸事情がないと
預かってはくれません。

で、
「せめて子供が小さいうちは働かないで自分で育てたい」
と思っているお母さんの子供は
行くところがありません。
北杜市には幼稚園が1件もないからです。
すると、そんなおうちの子供は小学校まで、
集団生活には入れない、
もしくは遠くの幼稚園まで通う、
そんな選択になります。

ピッコロには
子育てを保育園任せにしないで、
自分で子供の成長を見、
自分で育てたいというお母さんの子供が
通ってきてくれています。

そんな事をふまえて
北杜市に代表質問。
教育長が答えて下さいました。
認可がないと助成できない、
認可をとる為には協力します。
こんな話しでした。

で、来月に教育長がピッコロに視察にいらっしゃるという事。

傍聴の為に、
ピッコロのお母さん、お父さんが駆けつけてくれました。
議会室の近くの控え室には
子供がわんさか。

普段、静かな役場に
「なんずらか」
というにぎわいが…。

森の神様がピッコロに味方してしてくれますように★

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2009年3月17日 (火)

森のようちえんピッコロ 第1回卒園式

ねらったように卒園式の時間帯だけ雨、嵐。
何かを試されているのか。
ピッコロの卒園式が無事終った。

会場は当然、麦ハウス。
(ビニールハウスの別名…子供たちがつけた名前)

年長組は卒園間近になると顔が変わる。
その引き締まった顔を前に
1年間のさまざまなシーンがめぐる。

卒園児2人。
双子の兄弟だ。

この先、くじけそうになった時、
ピッコロでの思い出が
勇気の助けになりますように★

ピッコロにきてくれてありがとう。
悲しすぎて言葉にならないな。
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2009年3月10日 (火)

しいたけ 種付け

ピッコロにしいたけ先生がきてくれた。
今日はしいたけの種付けの日。

ドリルで穴をあけて、
マイ木にしいたけの赤ちゃんを埋めていく。
大工にあこがれている子、
そのドリルも使ってみたい。

やりました。やりました。
大人と一緒にやる子、限定で。

何カ所にもしいたけの赤ちゃんを埋めたい子、
2.3個やったら、「もういい」という子、
1つの木に1つの種しか埋めない子、
(何本も探しにいきました)
しいたけの赤ちゃんを配り始める子、
トンカチ屋さんになる子。

なんとまあまあ、楽しそうだこと。
大人の発想をはるかに上回る。

全員終わったら
川の水に原木を浸しにいった。

「水によくつかって、なおかつ流れていかない所に置いてね」

というと
体で考える。

軽い木を選んだ子はすぐに流れてしまう。
浅いところだと、つからないし、
何カ所も場所を変えて探していた。
自分の場所を。

軽い木は流れる。
薄い木も流れる。
深い所だと木が全部濡れる。
浅いと片面しか濡れない。 
みんなの木をくっつけると流れなくなる。

こうやって科学する力が養われていくのだなあ。

どうかたくさんのしいたけ君がはえてきますように★

また、自然と自分の命がつながるであろう
いい経験ができた。
しいたけ先生と森の神様に感謝。

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2009年3月 9日 (月)

涙の卒園式

お知らせ。
3/14(土)
森のようちえんピッコの第1回目の卒園式。

勤めていた頃の卒園式も
涙、涙だったが、
自分で始めたピッコロでの卒園式は、
考えただけでも泣きそうに。

私は雇われないで自分の保育で
食っていきたかった。
これは20代の頃からの夢だった。
自分の保育が世の中に通用するのか。
試してみたかった。
会社(企業)に頼らずに生きていけるのか、
やってみたかった。
結果は
今、色々な人にお世話になっている。
それがわかった2年間だった。

お陰さまで来年度、
ピッコロもほぼ定員になりそう。
それで食っていけるかというと
少々疑問だが…(汗

しかしこれからが本番。
来年度も、
オッと明日からも
がんばらないと♫

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2009年3月 7日 (土)

どろんこ姫

3月に入って暖かい。
雪ではなくもう雨だ。

庭に掘った穴に雨が溜まっていた。
もちろんどろんこ遊び。

レインコートを着て、
バチャバチャ入る。
泥の玉が飛んでくる。
雪合戦でなく泥合戦。

思えばいつのまにか、たくましくなった。
最初、ピッコロっ子は
どろんこ遊びはできなかった。
汚れると
泣く、
いやがる、
やりたくない。
ちょっとブルーになる子。

それが、今日はこの笑顔。

さすがにまだ、ダイブする子はいないけど。
それも時間の問題か(笑)


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2009年3月 1日 (日)

ニョロニョロうどん

今度はピッコロッ子、
うどんをうちました。

毎月、天然酵母のパン生地はこねているので、
こね方はばっちり。

私「自分でもういいかなあと思ったら、
  こねるのをやめていいのよ」

と言っても
なかなかやめない子供たち。
たくさんこねた方がおいしいうどんができるとのこと★
なんで知ってるの。

こねた生地をへびの形にのばしていきました。
ニョロニョロ、ニョロニョロ。

うどんからそうめんになった子。
きしめん。
すいとん。
めがねうどん。
と形は様々でしたが、味は絶品!!

ちなみに
私「パン生地とどこが違うかな」
子「(うどんの生地の方が)固い」
子『酵母のにおいがしない」
子「べたべたしない」
子「(うどんの生地の方が)黒い」→まさか、ただ単に手が汚かっただけ?(笑)

ハイ、
目、鼻、感触、
五感を使ってたくさん感じて下さいね。
大人が言葉で教える事は
何もありませんから★


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2009年2月27日 (金)

クラスの名前

きかっけは
「お名前呼ぶの(呼ぶ時間)長いなあ」
という子供のつぶやきだった。

毎朝、ピッコロでは出席をとる時に
1人ずつみんなの前に出て
名前や好きな物などを話す機会を設けている。
除々に子供の人数が増え、
その所要時間が長くなった、と私も思っていた。

そこで年長、年中、年少、2歳児、1歳児、0歳児と
学年ごとに前に出て、
出席を取る事にした。

しかし、呼んでみると、その呼び方がまぎらわしい。

「ネンチョウさん」「ネンチュウさん」「ネンショウさん」

子供たちも
「"ねん”ばかりついて、わからな〜い」という。

そこで、ミーティング。
クラスの名前を決めようという事になった。
そう、ピッコロは今まで2年間、
クラスの名前がなかったのだ。
というか必要がなかった。

話し合い。
しかし、子供たちの意見が合わない。

「さくら組がいい!」
「男はその名前はいやだ」
「ねこじゃらし組は?」(男の子)
「いや〜」(女の子)

こんな様子。

で、何日か話し合い、今日、何となく決まってきた。

年長組→パイナップル組
年中組→うさぎ組
年少組→おばけ組

ハア〜、
これからずっと使うであろう
こんな重大な事を
こんなに簡単に決めてもいいものなのだろうか。

しかし、子供たちは合意し、はりきっている。

もうそうするしかない。

しかし、ただ今、3月。
あとひと月もすると、上の学年になる。
子供たちは、自分で決めたクラスの名前ではなくなり、
1つ上の学年の名前になる、
という事を
果たして理解しているのだろうか。

もしかして、4月。
また、ヒトモンチャクあるかもしれない。

それもまた、いいか(笑)


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2009年2月12日 (木)

動物の死 その3

私はネコを埋葬した事を
いつまでも忘れないでほしかった。
なので、お墓のように目に見える目印が
ほしかった。

翌日、森に行く途中でお参り。

すると案の定、
ネコの埋葬に関わっていない子が
埋葬場所の上をドカドカと歩いてしまった。

これはまずかろう。

子供たちは板で
「ピラミッドみたいにする」
という。
板を持って来て、試行錯誤。
私がちょっと目を離したすきに
完成したようだ。
見に行くと
板が埋葬地の上に
横一列にならべられていた。
風呂のふたのようだ(笑)

すると、
子「これだけでは、またわからなくなる」
と言う。

『ねこがうめてあります。ふまないでください』

と書きたいと言う。
板とペンを用意した。
しかし、書き出しの「ね」が難しい。

子「"ね”書ける人〜?」

子供たちは誰も書けない。
Hちゃんのママに白羽の矢がたった。
"ね”だけ大人が書き、あとは子供たちで書いた。

こうして、無事に
お墓の完成。

昼食時、
「ネコちゃんにあげてくる」
とサンドイッチをお供えに行く。
前日、お供えした花が翌日には枯れている。
それを
「取り替えてあげる」
と毎日、花が替えられる。

こうやって、あの出来事が風化しないでほしいと思う。
人生のうちにそう何度もない
貴重な体験だ。
そしてネコの魂がまっすぐに天国に行けるためにも。

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紙すき

今日は夢紙工房の深沢さんという方と
打合せをしました。

①来年度もしかしたら、ピッコロで
 紙すきが体験できるかも!
②そして、手すきの紙に木炭で絵を描いて、
 もしかしたら、甲府市内の美術館に展示して頂けるかも!

ワクワクしますね。
取り急ぎご報告まで★

夢紙工房 http://www.mushikobo.jp/

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2009年2月 9日 (月)

行政

今夜、議員さんとの話し合いに出かける。
次回の議会で代表質問されるとのこと。
少子化対策について、現場の声を聞きたいと
おっしゃって下さった。

先日は市長に私のやっている仕事について
話す機会があった。

行政と連携して仕事をやるという事は
大変でもある。
しかし、ピッコロのような保育が
長続きする為にも
避けては通ってはいけない事なのかもしれない。

がんばらないと★

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動物の死 その2

翌日、出勤してみると
昨日おおっていた枯れ葉が飛び
ネコの死体が再びあらわになっていた。

「まいったなぁ」と思っても
はじまらない。

子供たちは、集まり次第、
「ネコミーティングするよ〜!」
と勝手に会議を始めた。
議題は "これからあのネコをどうするか”
枯れ葉は飛ぶし、
昨日より、お腹が食べられてしまっている。

するとR君が
「あのね。焼いて、箱に入れて埋めて写真を飾るの」
という。
「そうそう」
同意する子供たち。

焼いて?もしかして火葬って事?
私はドキドキしてきた。
そう決まったらどうしよう(泣)

するとH奈ちゃんが
「土にかえそうよ」
という。
私 「土にかえすって?」
H奈「埋めるの」
私 「埋めちゃうの?」
H奈「そう、埋めると土になるんだよ」
私 「ネコが?」
H奈「そう、埋めるとネコは土になるの」

H子「でも、あのネコをどうやって運ぶかが問題」
R君「段ボールにのせる」
I君「段ボールは切れるからだめ」
私 「じゃあどうする」
I君「板にのせる」
H子「その板にはどうやって乗せるの」

………

会議は永遠に続きそうだ。

その時、
H子「でも、こうやっている間に
   ネコが食べられちゃっているかも!」
H奈「いつも3匹いるカラスが、今、ここにいないし」
という。

すると、子供たちが急に"急がなくちゃモード”になった。

で、何を始めたかと言うと
自分の椅子を
急いで道路の脇に横たわっている
ネコの回りに移動させた。
見張りながら、
会議をしようという事らしい。

子供は突拍子のない事を考える。

しかし、”急がなくちゃモード”はなぜか変わらない。

子「どうする、どうする」
子「あそこに埋めようよ」
子「でもどうやって運ぶの」
子「わからないけど、先に穴を掘っちゃおう」

言い終わるか終わらないかのうちに
子供たちはサ〜といなくなり、
手に手にスコップを持って来た。

掘り終わると
「段ボール!」
と言う。
全員がまたサ〜といなくなる。

あれ?
段ボールは切れるんじゃなかったっけ?

そんなのおかまいなしだ。
段ボールをみつけてきた。

私がネコを抱きかかえ、
段ボールに乗せる。
穴に埋めた。
合掌。

津金の森の入り口には
チェーンソーワークで作った置物がある。
子供たちはそれを森の神様と呼んでいる。
その目の前に埋めた。

「森の神様と一緒に
 ネコが私たちを守ってくれるから」

子供たちが決めた場所だ。


埋葬が1日延ばしになった
津金のネコ様
子供たちの育ちの為、
そして冬なので腐敗しないだろう
という考えのもとで
1日、野ざらしにしてしまった事を
お許し下さい。
明日は埋葬できますようにと
祈るような気持ちで帰り、
子供たちを見守り続けました。
大人が介入せずに
私の意図する埋葬ができるまでには、
1日という時間が必要でした。
重ね重ねお許し下さい。
あなた様の魂が
まっすぐに天国にいかれますように。
合掌。

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2009年2月 7日 (土)

動物の死

いつかは来ると思っていた。
こんな保育をしているからには、
いつかは遭遇するであろう、動物の死。
今日がその時だった。
ピッコロのそばの道路にネコが死んでいたのだ。

以前、森のようちえん全国フォーラムで
長野の「山の遊び舎 はらぺこ」さんの話しを聞いた。
森の中の使っていない家の中に
きつねが死んでいたそうだ。
それもすでにウジがわいていた。

それを子供たちに見せたという。
私はここぞとばかりに質問した。

「こわい、気持ち悪いと言ったり、
 騒いだりする子はいませんでしたか」

いなかったという。

その時から私も決めていた。
子供たちにありのままを見せよう。
そうでないと、
ここで保育をやっている意味がなくなる。

しかし、実際に死んでいる動物を目の前にすると、
迷いもある。
本当に見せて大丈夫なのか。
泣いちゃう子がいたらどうしよう。
このまま子供たちが登園する前に
片付けてしまおうか…。

迷った挙げ句、
ネコはそのままにしておいた。


森の入る途中、
子供たちはネコをみつけた。
「あっ」
と言ったまま、動かない。
次々とネコに気づき、動かなくなる。

ネコを囲んで、しばらく時が過ぎた。
子供たちは、騒ぐでもなく、泣くでもなく、
ただただ、たたずんで、じっと見ている。

どれくらいの時間がたったのだろう。
私にはとても長い時間に思えた。
静かだった。
胸がつまりそうだった。

すると
H子ちゃんが、偶然手に持っていた花束を
静かにネコの顔の横に置いたのだ。

一瞬時が止まったようだった。

次の瞬間、
子供たちは次々と動き出した。
花を摘みに行く。
摘んではネコの回りに置いた。
ネコはアッという間に
紫とピンクに囲まれた。

子「ひかれたのかな」
子「そうかもね。」
子「お腹がないね」
子「ライオンに食べられたんだよ」
子「ライオンはここにはいないよ!」
子「猿じゃない?」
子「猿は肉食じゃない」
子「熊かな」
子「そうかも」
子「カラスじゃない?」
子「そうかもね」

なんともよく知っている。

それで、そのあと、どうしようかと思っていた。
すると
「寒くてかわいそうだから、葉っぱをかけてあげたい」
という。
脇にあった枯れ葉をかけてあげた。
ねこにむかって手を合わせた。

泣く子もいない、
叫ぶ子も気持ち悪いという子もいなかった。
子供たちはネコの死を
そのまま受け止めた。

子供たちは私が思う程、もろくはなかった。

翌日につづく→→→

山の遊び舎 はらぺこ  http://yamanoasobiya.hp.infoseek.co.jp/index.htm

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2009年2月 4日 (水)

豆まき

「わすれんぼ鬼」
これは私のお腹の中に入っている鬼。

豆まきで鬼を退治する。
と、同時にみんなのお腹の中の鬼も
出て行きますように。

私はピッコロの子供たちのお腹の中には
どんな鬼がいるのか
知りたかった。

「泣き虫鬼」
「ごはんを食べるのが遅い鬼」
「いじわる鬼」

とおかしくなるほど、
子供は自分の事をよく知っているものだ。

そこでピッコロの子供たちにも聞いてみた。
するとほとんどの子供たちが

「お腹の中に鬼はいない」

という。

あれ??

「そうか、私の聞き方が悪かったのか」

と思い、
参加しているお母さんお父さんのお腹の鬼を話して頂いた。

大人のお腹の中には
「おこりんぼう鬼」
「くいしんぼう鬼」
「ゴロゴロ鬼」(ゴロゴロ寝てばかりいる鬼)
「片付け鬼」(何でも片付けてしまう鬼!)
がいた。

「では、みんなのお腹にはどんな鬼がいるかな?」と再び聞くと

やはり

「いない」

というのだ。
唯一1人の女の子だけが
「私は喉痛い鬼がいる」
と言った。

違う。
今まで出会った子供たちとは
何かが違う。

自分の欠点を自覚していないのか、
質問の意味がわからないのか、
はたまた、本当に欠点がないのか、
あっても森で浄化されているのか、
とにかくわからない。

しかし、取り合えず
当日は見事に泣いた。

「I君のお父さんが鬼になるんだよね〜」
とわかっていながら、
どうしてこんなに鬼は恐いのだろう。


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2009年1月26日 (月)

パン生地はどこへ置く?

天然酵母パンの生地をこね終わった。

「この生地はピッコロハウスに置いておきます」
というと
子供たち全員から
「やだ〜!」
とブーイング。

彼らは覚えていたのだ。

前回、ピッコロハウスに置いておいた
自分たちのパン生地は
あまり発酵せず、
私がうちでこねてきた生地は
大きく膨らんでいた事を。

「先生みたいに大きく膨らませる」

と、子供たちはそれぞれ自宅に持ち帰った。

次の日、来てすぐに、パン生地を見せる。
確かに発酵している。
前回より、大きく膨らんだ。

すると話し始めた。

「ストーブの真ん中に置いた!」
「こたつに入れておいた♫」
「ペチカの前に置いた★」
「一緒に寝た☆」

お母さんたちからも
「昨日は、パン生地をあちこち置いては移動して
 面倒をみていました」
「“パンさんが寒いから”と言って、一緒に寝ました」

さぞかし、楽しみにしていたのだろう。

タッパーいっぱいに膨らませるという夢は
果たせなかったけど、
おいしい棒パンをかじって
子供たちは満足そうだった。

スローライフを地でいくピッコロっ子の巻〜★

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2009年1月15日 (木)

どんど焼きでの不思議な出来事

蒸すのに使ったふきんが
凍ったので、0℃以下。
そんな寒空のした、
今日はどんど焼きをした。

まず、米粉をお湯で練って
だんごを作る。

最初に、担当のお母さんから
だんごの作り方を聞いた。
「今日は白とピンクのおだんごを作ります」
  「ピンクのだんごはどうやって作るのですか」
「紅麹パウダーを入れます」
   「紅麹パウダーって何ですかl」
「カビです」

  え〜〜?!(笑)

  カビ〜〜〜?!(笑)

一斉に驚嘆の声。

しかし、よく考えれば麹だもの、カビだ。

そんなゆかいなスタートで
子供たちはだんごを作った。

どんな形のだんごを作るのかな?
ピンクだからうさぎさんなんて作っちゃうのかな?
また、とんでもない発想のだんごを作るのだろうな。

と思っていた。

子供たちは丸いだんごを作る。
しかし、いつまでたっても、丸いダンゴしか作らない。

あれ?
今日はうさぎさんやへびさんは作らないの?

おかしい

ひらすら丸いだんごを作っている子どもたちを見ながら、
よく考えてみた。

わからない。

でも1つだけ思いつく事。
いつもと違う事。
それは「見本」だった。

どんど焼きってどんな物なのか、
子供たちにはよくわからないだろうと思い、
数日前に、枝に刺しただんごを作って飾っておいた。
そういえば、そのだんごは全部丸い。

これなのか。

明確な原因はわからない。
しかし、保育とはこういうものだ。
保育者のやった事が
そのまま子供たちに、良くも悪くも反映する。
いやというほど味わった屈辱感。
または喜び。

子育てもそうだと思うが、
やはり仕事としては
なんて深くて、おもしろくて、難しいものなのだろう。

「甘くみてはいけない」

今日の空気のように
改めて気がピリリとひきしまった。

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★氷のネックレス。
 製氷器に水をはって、その上に糸をおき、
 そとに出しておいたら、
 ネックレスができていました!
 おぉ、さむっ! 

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2009年1月14日 (水)

泣きやむ時

お母さんが帰ってしまうと
大泣きをするTちゃん。
今日もいつのまにかお母さんの姿が見えなくなり、
「おか〜さ〜ん!!探しに行く〜!」と
大泣きになった。

すると、6歳のHちゃんが
手をつないで、一緒にお母さんを探してくれた。
あちこち探してもいない。
園庭のはじっこに行っても
見当たらない。

しばらくすると、6歳のHちゃんだけが
私の前を走りすぎていった。
どうしたのかと思っていると
「私、今日、リュックおいて行く!」
と言うのだ。
自分のリュックを荷物置き場におき、
また私の前を走りすぎた。
「私、すごいことするんだから!」

あとを追って見ていると、
園庭の端にいる泣いていたTちゃんの所へかえり、
Tちゃんの前に後ろ向きにしゃがんだ。
Tちゃんがおんぶされた。


その後、おんぶは降ろしても
HちゃんはTちゃんの手を話さない。
歩いているうちに、Tちゃんは落ち着いて来た。
泣くのをやめた。

雪が一面に積もっている広場に来たとき、
子供たちは一斉にちらばった。
HちゃんとTちゃんもバラバラに遊び始めた。

3歳のTちゃん。
雪でうさぎさんを作って遊んでいる。

すると、突然、私に言ったのだ。

「私、もう泣かない」

彼女はいつもこうやって私に宣言する。
自分の気持ちの中で
何が吹っ切れて、
何を越えたのか。

この小さい体のどこにこんな強さが隠れているのだろう。

そんな彼女の後ろ姿がひとまわり大きく見えた。


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2009年1月13日 (火)

お参り

2009年、初日。
まずは森の神様にお参り。
日本酒で清めてから
みんなで手を合わせた。

私のお参りが終わっても
子供たちは、シ〜ンとして
まだ手を合わせている。
しばらく終わらない。
その子どもたちの横顔がとても美しい。
いったい神様と何を話しているのだろうか。

それぞれ自分のお参りが終わり、
森へ入って行った。

坂の途中
「みんなどんなお話をしていたのかなぁ」
と私がつぶやくと
何故か全員、ひそひそ声で
私の耳元でささやいた。

「怪我がありませんように」
「小学校に行けますように」
「たきつけがとれますように」(笑)

しかし、きっと
言葉では表せない事をたくさん
話していたのだろう。

2009年が始まった。
年長さんはあと2ヶ月程で卒園式。
私が祈る事はただ1つ。

「どうか、今年も怪我なく、安全に過ごせますように。
 森の神様、ピッコロをお守り下さい」


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2009年1月11日 (日)

始動

あけましておめでとうございます。
冬休みも終わり、
いよいよ1/13からピッコロ始まります。

しかし、のっけから、
水ぼうそうがはやり、
欠席予定者が大勢。

ついでに私も元日から発熱で
ダウンしていましたので、
(ちっとも楽しくない正月でした!)
今年のピッコロは
おもしろい事になることでしょう。

今年も
楽しく、嬉しく、時にはホロッとする毎日を
送っていきたいなあ。
「子どもはすごい」を
伝え続けられる保育ができますよ〜に★

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2008年12月13日 (土)

第2回ごみ拾い

朝、子供たちに
「今日はどこに行きたい?」
と聞くと
「ごみ拾いに行きたい」という。
「なんでごみ拾いに行きたいの?」
「森がきれいになるとうれしいから!」

なるほど。
では出発。

前回、燃えるごみ、燃えないごみの袋を
1枚ずつ持って行ったら、
ごみが多すぎて拾えなかった。
「今日は3枚ずつ持って行く」
と言う。
覚えていたようだ。

缶、瓶、ビニールたくさん落ちていた。
最後にまとめると4袋にもなった。
しかもどの袋も重い。
子供たちは1つの袋を持つのに手を焼いている。

私「こんなに重い袋、持てないかな。どうしようか」
というと
子供たち「ちょっと休んでから行く」という。
冬期はめったに水筒の中身を飲もうとしない子どもたちが
今日は座り込んでお茶を飲んでいた。

私は一輪車を使う事を思いついて欲しかった。

私「みんなが手でこれを持って行くのは重そうだね
  どうしようか」
子「そうだ!みんなで持って行けばいいんだ!」

1つの袋をみんなで持って帰ろうというわけだ。

私「ピッコロハウスと森を何度も行ったり来たりするよね」
 (4往復もだよ〜)
というと
子どもたちは嬉しそうに
「う〜ん!」という。

まあいいか。それでやってみよう。(汗

1つ目の袋を5人で持ち始めた。
どの子も「かる〜い!」と嬉しそう。

しかし、重かったのだろう。
そのうち、1人抜け、2人抜け、3人抜け。
とうとう2人でその重い袋を持つはめになった。

「も〜!みんな持ってよ〜!」
と言っても、どんどん行ってしまう。

残った2人はどうするかと思って見ていたら、
「もう!2人で持とう!」と
ひたすらがんばっている。

ピッコロハウスにもどると
先に帰った3人はのんきな顔。

最後まで持って帰って来た2人は怒っていた。

「もう!みんなで持つって言ったのに!!!」

しかし、ごみの袋はあと3袋、森に置いてある。

集合。話し合い。
私「なんで途中で持たなくなっちゃったの」
子「力がなくなったから」
私「森に置いてある袋はどうしようか」

… 沈 黙 …

Y君が「そうだ、ブルドーザー使えばいい!」と言った。
(いい感じ)
私「でもピッコロハウスにはないね」
Sちゃん「一輪車使えば」
(すばらしい!)
私「そうね、一輪車を持って森に行こうか」
子どもたちは
「う〜ん!OK〜!」と言うと思っていた。

すると、最後まで袋を持って帰ってきた2人が、
口をそろえて言った。

「いやだ、自分たちで持ってくる」

しかももう、森に走り出している。

途中で投げだしてしまった3人は
一輪車を持って森へと追いかける。

先に着いた2人は1袋ずつ持ち、
一輪車には残りの1袋を乗せた。
あとの一輪車は空車で帰ってきた。

昼食時、2人と3人は
当然、別の場所で弁当を食べた。
2つのグループは
口喧嘩をしながら食べていた。
しかし、今日は
きっかけもなく仲直りしたようだ。

最後までがんばった2人。
自分に正直に重いので手を離した3人。
持たなかった事を非難した子。
すぐに許せた子。
持たなかった事に後ろめたさを感じていた子。
なんで2人が怒っているのか、わからない子。
わからないけどとりあえず謝った子。

どの子もホントに素敵だなあ。
森の神様に守られながら
存分に自分を出し
泣いたり笑ったりして欲しい。
今日も全員が生きる力で光っていた。

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2008年12月11日 (木)

固定観念

今日でピッコロへの参加が2回目。
森へ出発しようと思ったら、
そのKちゃんがシクシク泣いている。
どうしたのか聞いてみると、
「お友達(Rちゃん)と手をつなぎたい」
と言うのだ。
残念ながらRちゃんは
Kちゃんとは手をつなぎたくないらしい。

いつも面倒をみてくれる
6歳の女の子はお休みだし。
困った。

こんな時、私がやる事は
子どもたちを集めて、相談する事。
すると、何らかの解決策がでてくるのだ。

しかし、今日はもう森で子どもたちの遊びが
始まっていた。
ここで集合するのも、遊びが中断してしまう。
とても困った。

私のそばには
2歳の男の子と3歳の女の子しかいない。
この子たちに相談しても
だめだと思っていた。
だめだと思いながら、一応、聞いてみた。

「Kちゃんがお友達と手をつなぎたくて
 泣いているのだって、どうしようか」と。

すると、3歳の女の子が
Kちゃんに向かって、ス〜っと手を出したのだ。
相手がRちゃんではないので、
Kちゃんは拒否するのかと思いきや、
その手をつかんで、
うれしそうに歩き始めた。

私は鳥肌がたった。

2歳さんと3歳さんに話しても
解決しないだろうと思っていたからだ。
無反応で終わる。
実際にそういう事が多いのだ。

だめだという固定観念。
目の前にいる子どもたちを信じてあげられなかった。
申し訳ないと思った。

昔から子どもはいつも私を裏切る。
その裏切りに魅了されて
私は保育が辞められなくなった。

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2008年12月 8日 (月)

バードケーキは?

森の感謝dayに森に準備したバードケーキ。
翌日見に行ったら、
すべてなくなっていた。

行っても行っても、
置いてきた場所はからっぽ。

私ははっきり言って驚いた。
「え〜!ない!」
「え〜!ない!」
の連発。

しかし、固定観念のない子供たち。

「あ〜よかった」
「ないね★」

とそっけない。

ただすごいのは
「鳥さんたち食べてくれたかなあ」
「食べてくれてありがとう」という言葉。

「与えてあげた」という観念がなにもない事。

「食べてくれてありがとう」って
すごい言葉だな。
食べた行為になぜお礼を言うのだろう。

人間の原点がいつもそこにあるような気がする。

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2008年12月 4日 (木)

森から手紙が。

昨日は「森に感謝day」
ゴミ拾いに1品持ち寄り昼食で楽しんでいたら、
バードケーキを作れなかった。

本日、再びトライ。
小麦粉、砂糖、マーガリンを混ぜてこね、
森への感謝の気持ちを込めて、
鳥さんへプレゼント。
森に置いてくる。

子供たちに
「好きな形にしていいよ〜」
というと
「鳥はみみずが好きだから」とみみず形。
はらぺこあおむし形。
きっとシュークリームが好きに違いないとシュークリーム形。
ぞうさん形(なんで?)
と色々だった。

森から帰り、暖かな日差しをあびて、
園庭での昼食。
その時、落ち葉がはらはら舞ってきた。

「先生!お手紙が来たよ!」
と枯れ葉を手にするH子ちゃん。

「なんて書いてあった?」
と聞くと、

『「きょうは、もりにケーキをくれてありがとう。
  おいしかったよ。  からすより」
  だって〜!』

とケラケラ笑っている。

それを聞いていた子供たちも
全員がケラケラ、ギャーギャー。

で、私はというと、
こんな子供たちに囲まれて、
今日も幸せ感につつまれていた。

森とみんなに心から感謝★

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2008年12月 3日 (水)

森のゴミ拾い

1年の感謝を込めて
今日は森のごみ拾いに出かけた。

あるはあるは。
缶、瓶、ビニール。

特に森が道路に面している所が多かった。
推測するに、
車からの投げ捨て。か、
ピクニックの歩行者が捨てた。
いずれにしてもすごかった。

子供たちに何故ここに、ゴミがあるのかと聞いてみたら、
やはり人間が捨てたという事はわかっていた。

「ゴミの森だから捨ててもいいと思っているのじゃない?」
「ここに捨ててはいけないって知らないのかも」

知ってますよ、大人は。
しかし、子どもたちはそこまで回りの大人を信じている。
まさか
「悪いとわかっているのに捨てている」
とは思えないのだ。

どうすればいいかなと聞くと
「今度から道路を通った人に、コラッーって言う」
といっていた(笑)

ちなみに、帰ってから子どもたちが口にした言葉は
(今日は燃えるゴミと燃えないゴミの袋を
 1枚ずつしか持っていかなかったので)

「今度は3枚ずつ持って行く」

だった。
まだまだやる気ですよ〜。ピッコロっ子★

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2008年11月27日 (木)

ソリ遊びでの出来事

黙ってみていた。

今日は枯れ葉でソリ遊びをした。
ピッコロにはソリが1つ。
子どもは12人。

どう遊ぶのかとずっと見ていたのだ。

6歳のH美ちゃんが、リードして遊ぶ。
「並んで〜」
「次はAちゃん」
「次はB君とC君ね!」

しかし、よ〜く見ていると、どうも公平ではないような気がする。
同じ子が何回もやったり、
回数が少ない子がいたり、
ある子は何度やっても許されて
ある子は許されない。

それでも子どもたちは
ものすごく楽しそうに盛り上がって遊んでいる。

「ふ〜ん、それでもいいんだ」

と不思議な気持ちで見ていた。
すると、しばらくして、
動きがでてきた。

5歳のH子ちゃんが
「私、もうやらない!」と怒って仲間からはずれた。
それをみたS君も
「僕もやらない」
R君も
「やらない」

へぇ〜どうしてだろう。

それでも私は見ていた。

はずれた3人は
棒を2本持って、スキーごっこをし始めた。
偶然、私の近くに滑ってきたので、
何気なくきいてみた。

「もう、ソリはやらないんだ」

「うん、だってHちゃん、ばかりやっているから、
 もうやらないの」
「Hちゃんが決めるからやめたの」

そんな話しだった。
でも、その時はさほど彼らにいかりは見られなかった。
スキーで楽しげに滑っている。


そんなこんなで、昼食に。

テーブルを囲みながら、
改めて、外れた3人がソリをやめた理由を
話してもらった。

森で私に話してくれた事と同じ事を言った。
それを聞いていた、Hちゃん。

「だって、みんなが並ばないから」とか
「私と一緒にいないから」
と反撃。

しばらく、その事について
あれこれと子ども同士で話していた。
私は、子どもが言った事を繰り返したり、
聞いたりするだけ。

すると、そのうち、その話しは横道にそれ、尻切れトンボに。
フェイドアウトしたかのように見えた。
それぞれがお弁当を食べている。

数分たった。
子どもたちがその話しを忘れかけた頃
私は悪くない、と言いはっていたH美ちゃんが
突然言ったのだ

「H子ちゃん、ごめんね」

えっ?

子どもはいつも不意打ちしてくる。
まさかこのタイミングで謝るとは。

消滅したかのように思えた話しあい。
しかし、H美ちゃんの中ではなくなっていなかったのだ。
楽しそうに食べている間も
H美ちゃんは何かを感じていたのだろう。
そして、彼女の心が「ごめん」と思えるまで、
この時間が必要だった。

大人はその場で「謝りなさい」と言う。
どちらが悪かったと善悪をつけたがる。

しかし、子どもは悪いと思えば
言われなくても自分から謝るのだ。

大人の役目は、お互いの子どもの気持ちを伝える機会を作るだけ。

こうやって、この森で
喜怒哀楽、全部の感情を出してほしい。
うれしい、悲しい、悔しい、楽しい、淋しい。

そして、自分の感情を十分感じて欲しい。
自分の気持ちを感じられないうちは
他人の気持ちなんてわかるはずがないから。

だからこそ、この森が必要なのだ。

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2008年11月25日 (火)

ごんべさんの赤ちゃんが風邪引いた♫

♫ごんべさんの赤ちゃんが風邪引いた♫
♫        〃        ♫
♫        〃        ♫
♫   それで慌てて湿布した    ♫

この手遊び知ってますか。

今日初めてピッコロのこどもたちとやりました。
何度か歌っていると、H美ちゃんが
「先生、最後に “ヘイ!” って言おう!」
というのです。
手を挙げて。

OKOK!

再び、何度か歌っていると
今度はH子ちゃんが
「先生、ヘイ!の時、飛び上がるのは!」

いいね、いいね!

この単純で昔っぽい手遊びが
一気に活気を帯びてきました。
最後のヘイ!を子どもたちが待っているのもわかります。
そのヘイ!が
何とも元気で、楽しそうで、
笑顔がはじけそう。

今まで、私は色々な園で、何度となく、
子供たちとこの手遊びをしてきました。

しかし、こんなに生き生きとした、盛り上がる
ごんべさんの赤ちゃんは初めてです。

「ピッコっ子は何かが違う」

やっぱり今日も、こう思っちゃうんだな、これが(笑)

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2008年11月22日 (土)

山梨放送より

ただ今、山梨放送の
「ともちゃんちの5時」のディレクターの方から
連絡がありました。

『連盟賞受賞記念みなさんにありがとう「ともちゃん家の5時」』
という番組を放映予定だそうです。
日時は11/24(月)14:55からです。

この賞は全国の201社の中から選ばれ、
山梨放送さんでも山梨県でも
初めての受賞だそうです。
青少年に見せたい番組、ナンバー1だったそうですよ。
ピッコロはおまけのようなものですが(笑)。

以下は詳細です。
よろしくお願いします。
******************************************************************
「日本民間放送連盟賞特別表彰部門・青少年向け番組」
最優秀賞受賞を記念して
受賞作品の「森で遊ぼう」を放送します。
また、授賞式の模様もおくります。

「日本民間放送連盟賞特別表彰部門・青少年向け番組」
 最優秀賞受賞を記念して受賞作品の
「森で遊ぼう」を放送。
 荒れ果てた森の現状を訴える森林インストラクターの
 安藤義樹さんや、
 園舎を持たない「森のようちえん」などを紹介します。
 また、国際フォーラムで行われた授賞式の模様もおくります。
*******************************************************************

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2008年11月20日 (木)

はりきった。天然酵母パン生地作り

昨日、子供たちに伝言した。
「明日持ってくるものは タッパーとボールと力の3つです。」

今日は天然酵母パンの生地をこねた。
寒い中、戸外でのパン生地こね。
パンの生地って大人も「まだ?」と思う程、
よく練らないとだめなのだ。

しかし、子供たちは根をあげるどころか、
ものすごいやる気。
机もあっと言う間に用意し、
「タッパーとボールと力」も机の上に準備する。
ろくに指示もしていないのに、この手際のよさ。
あっぱれ。

しかし、たくましいのは
パン生地をこねる時だけではない。

今日、忘れ物をした子供たち。
「忘れたらパン生地をこねられないかもしれないよ。」
と言うと、
一瞬、ドキッとした表情になる。

しかし、次の瞬間に
タッパー(ねった生地を発酵させる)を忘れた子
→「○○君に一緒にいれても〜らおう!」

ボールを忘れた子→「ピッコロハウスのものを借りれば!」
と自分なりの解決策を考えて、
もう、走り出している。

忘れ物をしたのだから、
もう少し、身にしみてくれてもいいのではないか
とも思うが、
そのたくましい後ろ姿がほほえましい。

これぞ、生きる力。

これからの困難にも自分なりの答えをみつけて、
明るく生きていってほしいなあ〜〜★


 

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2008年11月13日 (木)

おじじとおばばの語りの会

今日は北海道、滝上町の「モリの子どもの村」の
おじじとおばばがピッコロに来て
お話をして下さった。

午前中、森に行き
「今日は午後からおじじとおばばが来るから
 早くお弁当を食べてお迎えしないとね。帰ろうか」
というと
全員「は〜い!」と言った。
いつもは
「帰るのやだ〜」と
言うのに。

来客が嬉しいのか、
おじじとおばばという名前が嬉しいのか。
子どもたちはお弁当を食べ終わると
わくわくし始めた。
ある子は木に登り
そこから、ずっと来る方向を見ている。

「私、わからないと困るから
 木の上から探して、案内してあげるの」と。

男の子たちは
すっかり、警備員になりすます。
「道を教えないと」と。
手に手に警棒を持っている。

何故そこまで楽しみにしているのかが
私にはわからなかったが、
来客に対する自分たちができる、
精一杯の歓迎の心なのかもしれない。

おばばは子どもたちに手話の歌を教えて下さり、
おじじは子どもたちをそばに座らせて
自己紹介をしてくれた。
そのお人柄に子どもたちはいっぺんで
お二人を好きになったようだ。

その証拠に、園舎に入るまでの道案内を
子どもたちが自らかってでた。

大人にむけての話しは
言葉では表現できないくらい
素敵なものだった。
20名近くの方がつどって話しに聞き入った。

子どもは日常を越えた瞬間に美しさがある。
その美しさに魅せられてここまで来た。
というおじじの話し。
その瞬間に胸が熱くなった。

私もその子どものすごさ、心の美しさに
魅せられているひとりだから。

ずっとこの時間が続いて欲しいと思いながら
話しを聞いた。
なぜ楽しい時間はこんなにも短いのだろう。

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2008年11月11日 (火)

投げださないのはなぜ?

今日は3歳のTちゃんが
初めてお母さんから離れて、
ひとりで1日を過ごす日。

よくある事だが、お母さんが帰ってしまうと
「おかあさ〜ん!」
と泣き始めた。

私がTちゃんのそばに行こうとすると、
私より先に6歳のHちゃんがTちゃんの所に行った。

おぉ。

と思い見ていると
そのうち、HちゃんがTちゃんをおんぶし始めた。
すると泣き止んだ。

だが、何度となくお母さんを思い出しては泣く、
するとHちゃんがおんぶする。
今日はHちゃんがTちゃんのお世話係のようだ。

森へ行った時もそうだった。
ピッコロの裏山は、大人でも1歩進むと2歩戻ってしまいそうな程の
急な斜面がある。
そこをおんぶして登っている。

しかも、泣いている子は不思議なもので
自分の荷物(リュック)を降ろしたがらない。
お弁当が入っているリュックを背負ったままのTちゃんを
そのままおんぶする。
自分の水筒も持っている。

Hちゃんはいつギブアップするのか。
泣き叫ぶTちゃんをどうする事もできずに、
最後には2人で泣き出してしまうのではないか。
そう思っていた。

森での2人をそばで見ているわけにはいかない。
遠巻きだが、しかし、目は離せない。

重いのだろう、おんぶをおろしてみたり、
「だっことおんぶとどっちがいい?」と聞いてみたり、
「ほら、大きい葉っぱがあったよ」と拾ってあげたり、
どんぐりも拾ってあげた。
笑わせもした。

しかし、Tちゃんは一旦泣き止むけど、
すぐに泣き始めてしまうのだ。
その度にHちゃんは手をかえ品をかえ
作戦を考える。
しかもそれがずっと。
ずっとというのは、森が始まってから上に行くまで
時間にすると、1時間強。

Hちゃんはどんなに困っても
私の顔を見ない。
私の助けも求めないのだ。
ただただ2人の世界だった。

私は仕事柄、泣いている子どもをどうにかしようと
四苦八苦する事が多い。
その時の気持ちは非常に微妙。
Hちゃんの気持ちは痛いほどわかる。
しかし、彼女は投げださない。
本日ご参加のお母さん、お父さんとも顔を見合わせた。

しばらくすると、とうとう森の上の方で、
Hちゃんが私を呼んだ。
私は駆け寄った。

「Tちゃんが眠いっていうの」と。

泣きつかれて森のまん中で眠くなったのだ。
そのまま私がTちゃんを引き取った。

それにしてもよくやった。
Hちゃん。

私は帰りの会で今日の話しをした。
Hちゃんがどうがんばっていたのかを、
みんなに聞いてみた。

「おんぶしていた」
「優しくした」
「手をひっぱってあげた」

子供たちは走り回っていながらも、ちゃんと見ていたのだ。

張本人のHちゃんの今日の感想は
「えらかった(大変だった)」
「大変だったのに、なんでやったの」と聞いたら、
「やりたかったから」と。

彼女の胸の内はわからない。
しかし、表情だけは今でも思い浮ぶ。
とても大人にみえたから。

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2008年11月 6日 (木)

子どもの能力は大人が決められるものではない。

今日はキウイフルーツをとりに裏庭へ。
で、そのキウイの棚がとっても高い。
どのくらいの高さかって、
大人が手を伸ばしても
実に届かないほど。

子どもたちは手に手に入れ物を持って、
取る気満々で行ったのに、なんと言っても
「高い!」
「届かない!」
でも、ピッコロッ子はへこたれない。

まず最初にキウイがなっているツルを
揺らし始めた。
すると、ぽろぽろと餅まきのように落ちてくる落ちてくる。

しかし、そのうち落ちてこなくなった。
次は木登り作戦。
だが、幹も細いしどうしても登れない。
ならば協力して、と何人かでおしりを押して登る。
また、何個かゲット。
しかし、まだまだ取れないキウイがたくさん見える。

お次の作戦。

「そうだ!椅子を持ってこよう!」

そうそう、私はこの方法を考えついて欲しかったのだ。
よしよし。

今度は手に手に椅子を持ってくる。
椅子に乗って何個かゲット。
しかし、その椅子ではまだ低すぎる。
「そうだ!椅子に椅子を乗せればいいんだ!」
次の作戦は、ちょっと危険なので、
大人が押さえる。

(このあたりから、だんだん私が予想のつかない方向へ…)

しかし、まだまだ先が長い。
多分子どもたちは全部のキウイをとるつもりなのだ。

「椅子の上に椅子」の作戦も
取れる実をとると、
やはり、まだ届かない実が残っている。

お次は
「はしご!」
そうそう、ピッコロハウスにはしごがあるって事を
子どもたちはちゃんと知っていた。

男の子3人ではしごを持ってくる。
そのはしごをキウイのある場所に立てるのかと思いきや、
まったくキウイがない場所に立てている。

なんで?

と思っていると、
キウイをとる為でなく、
棚の上に登る為だったのだ。

すでにHちゃんが、棚の上に乗っている。
彼女はその上をハイハイで移動しているのだ。

たくましや。

とうとう3人の女の子が棚の上でのハイハイ移動で、
残りの全部のキウイを取りきってしまった。

あとで数えたら、
総数115個。

それにしても恐るべしピッコロっ子。
そこにいた大人4名はあっけにとられていた。
「最後には大人がとるのでしょうね」
と誰もが予想していたからだ。

みごとなキウイ獲得大作戦から、
今日も思う。

「子どもの能力は大人が決められるものではない」

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2008年10月31日 (金)

カレーはどうしよう

白飯の日 
イコール 今日は子供たちだけで、
カレーライスを作って頂く日。

「さぁ〜食べましょう〜!」

子どもたちは
白いご飯の入った弁当箱を持って
一列に並んでいる。
私がそこにカレーをかける。

次はHちゃんの番になった。
するとHちゃんは弁当箱を持ったまま、
急に「食べない!」と言って、あちらへ行ってしまった。

私?????
子どもたちも?????

Hちゃんに理由を聞いても話してくれない。

おかしい。

そんな時私がよく使う手がある。
「Hちゃん、みんなの顔を見てごらん」

Hちゃんはみんなの顔をみた。
みんなは当然のごとく、
心配そうな、悲しそうは何だか複雑な顔をしている。
それを見たHちゃんが
小さい声で話してくれた。

「だってこぼれちゃうから」

そうなのだ。
前日に私が子どもたちに話した事がある。
「明日はカレーを食べるので、
 弁当箱いっぱいにご飯をつめてこないように。
 カレーをいれるとあふれちゃんからね」
と。
Hちゃんはそれを覚えていた。
カレーをよそる時に突然思い出したのだ。
Hちゃんの弁当箱には確かに上までご飯が入っていた。

しかし、ここはピンチに強いピッコロッ子。
どうすればいいのかみんなで考えた。
子「(弁当箱の)ふたにカレーを入れればいい」
そうそう、私はふたにカレーを入れる
もしくはもう一つの皿を台所から持ってくる。
その2つのどちらかで解決するだろうと思っていた。

すると次にS君が
「ご飯を押せばいいんだよ」
と言った。
弁当箱に入っているご飯を上から圧縮して、
その上にカレーをかける
という事だ。

なるほど。

Hちゃんはこの案が気に入ったようだ。
ご飯は押されて、その上にカレーがのった。
でもこぼれない。
やっと、Hちゃんもそしてみんなもニコニコ顔に。

ほほぉ〜、ご飯を押すとはね!
で、Hちゃんはこの解決法を採用するとはね!

みんなのカレーライスはさめた。
でもそれよりHちゃんが
笑って食べられる方が大事だよね。
って勝手に思っているけど
これも自己満足なのかな〜(笑)

「いただきま〜す!」


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2008年10月24日 (金)

お米の中には7人の神様がいる

↑この言葉を聞いたことはありますか。

今日昼食の時、子供たち同士でこんな話しをしていました。

Hちゃん「お米には神様がいるんだよね」
子供たち「そうそう」
R君「えっ?じゃあ神様を食べちゃうの?」
子供たち→あれ?という雰囲気
すると突然I君が
「じゃあ、神様はうんちとおしっこ(失礼しました)になっちゃうの〜?」と。

「お米には神様がいるので、残さず食べようね」
という結論にしたかったのですが、
何でも自分の頭で考えるピッコロッ子は
そうはいきません。

しかし、この発言には
さすがのピッコロッ子もシ〜ンとなりました。

私もどう言えばいいのか、ためらってしまいました。
するとHちゃんが言ったのです。

「違うよ。うんちやおしっこじゃなくて、
 神様はエネルギーになるんだよ!」

と。

ハハァ〜。
ひれ伏したくなるお言葉。

いつもの結論です。
やっぱり子供はすごい!!

***************************************************

写真は本日ビニールハウスの中で行った
粘土(陶芸)遊びの様子です。
今日私は途中で不安になったので、
子供たちに聞いてみました。

私「この(陶芸の)粘土は何でできているのかな」
子「土〜」
 「奥の奥の土〜!」

よくわかってる!!!

私「じゃあ、この前みんなで焼いたパンは何から作られているの」
子「小麦粉〜!」

はい、完璧でした☆

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2008年10月16日 (木)

ごみ拾い

今日はひょんな事から
森のゴミ拾いをした。


朝、今日はどこに行きたいかを話し合う。
子供たちは川コースへ行きたいと言う。
わかった。
しかし、夏は終わったので、
水に濡れる川遊びはできないという事を気づかせる。


すると
「じゃあ、川の水で顔を洗いたい」というのだ。
それはいいでしょう、と思っていると、
1人の子が
「川にはゴミが落ちているので、汚いから、洗ってはダメだ」
という。
なるほど、そういえば、
川の水はきれいだが、
空き缶やコンビニ弁当のゴミが落ちている。


「じゃぁ、ゴミを拾ってからなら顔をあらってもいい?」
と、相当川で顔を洗いたいらしい。


そんなこんなで、川のゴミ拾いに出発した。


「これ燃える〜?燃えない〜?」と
向こうの方から声がする。
川で顔を洗う事を忘れて、ゴミ拾いに没頭する子供たち。
ゴミを捨てた人へのイカリもなければ、
何故自分たちがゴミを拾わなければならないか
というイカリもない。
嬉しそうにも見える。


帰りには
「あ〜重かった」
という程、ごみ袋にゴミがたまった。
で、満足そうな子供たち。


昼食時、
「なんであそこにゴミがあるのだと思う?」
と聞くと
「木がコーヒー飲んで、捨てちゃったんじゃない?」とか
「森の神様が落としたんじゃない?」と言っていた。
けど、多分わかっている。
大人たちがやったという事を。
大人が捨てて子供が拾う。
こんな日本になりました(泣)

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悲しい芋掘り(泣)

「明日はサツマイモを掘るから、シャベルを持って来てね!」
と言ったにも関わらず、
今日シャベルを持って来た子は0人(泣)


しかし、めげないピッコロっ子だ。


「じゃあ、僕は大人のスコップで掘る!」
「私は手で掘る!」
「(園にある)緑のシャベルで掘る!」


と忘れ物をしても何のその。
代用品をすぐに考える。
しかし、そのたくましさに感心している場合ではない。


見事に子供の親指ほどの大きさしかないのだ。
サツマイモが。


がっかりした。
しかし、ここは育ちのチャンス。
子供たちと話し合った。


私「どうして小さい物しかできなかったのだろう」

子どもたちは口々に言う。

「草があったから」

そうそう、草がたくさん生えていたのだ。


私「なんで草がたくさんあると、(サツマイモが)小さくなるのかな」
子「だって、サツマイモさんが狭くて大きくなれなかったから」

なるほど。

私「じゃあ今度はみんなで草を刈ろうか」
子「やるやる〜!」
とはりきっている。


しかし、今年のサツマイモはこれで終わり。
どうせ小さいものしかできなかったので、
この事実を保育にいかしましょう。


私「今年はみんなは焼き芋会をするときも、
  こんなに小さい焼き芋しか食べられないね。」
というと
なんと子供たちは
「わかった」
と素直に言った。

で、
「雪が降ったら、こ〜んなに大きな雪を食べちゃうから我慢する!」
と言ったのだ。


なるほどそうくるとは(笑)


さみしい事、残念だった事。
それを全身で感じて生きて欲しい。
それが育ちのもとになる。


さぁ、11月の予定は
第1回焼き芋会(小さいサツマイモで)
第2回焼き芋会(大きなサツマイモを買って来て)
2回目で子供たちの喜ぶ顔が早くみたい。


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2008年10月15日 (水)

自然観察指導員講習会☆

なんていう
長ったらしい題の講習会を受けてきました。
3連休を使い、山梨県の本栖湖にて。

想像していたよりいい内容の講習会で、
私がピッコロでやっている
「待つ保育」「見守る保育」
と共通している部分があり、
それにとってもおもしろかった!

やはり自然っておもしろい!

また子供たちと楽しむ材料が増えた気がします。
やっほ〜☆

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キティーちゃんの椅子☆

毎日名前を呼ぶ時に
子供たちは椅子に座ります。で、いつもそれでもめます。
今日もキティーちゃんが描いてある
ピンクの椅子をめぐって一問答。


Tちゃんが座りたいのに、Rちゃんがすでに座っているのです。


Tちゃんは「キティーちゃんがいい〜!」と泣きそうです。
私が子供たちに
「Tちゃんがキティーちゃんの椅子に座りたいんだって」というと
一瞬し〜んとしますよ。

   どうしよう

子供たちは先にRちゃんが座っている事も知っているし、
かといって自分の椅子をゆずるだけでは
Tちゃんは納得しない事も多分わかっています。


しばらくすると、突然Hちゃんが大きな声で言ったのです。


「そうだ!Tちゃんの椅子にキティーちゃんを描けばいい!」
と。
Tちゃんの横に木の丸太の椅子が置いてありました。


そうか!


(子供の発想ってすごいですよね。
 多分そこにいた大人の誰1人として、この名案は浮かばなかったと思います)

そこで私は、木の丸太の椅子に、油性マジックでキティーちゃんの絵を描きました。
さあ、彼女は納得して座るでしょうか。
大人も子供も注目〜〜〜!!!


っと、次の瞬間、Tちゃんは椅子を見おろし、
そのままその椅子に座ったのです!!
やっぱりすごい。
拍手喝采ですよ。

その間、10分くらいはあったでしょうか。
毎日、名前を呼ぶまでに時間がかかります。
でも子供は信じて待ってみましょ〜うね♫
必ず育ちが見えてきます!

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2008年10月11日 (土)

研究課題ですって☆

昨日、群馬県の東京福祉大学の先生が
ピッコロをたずねてくださいました。
ピッコロの保育を見て下さって、
今後、長期に渡って
ピッコロを研究課題にし、
どこかの学会でしょうか、
その研究発表をして下さるとのことです。


自然の中での保育。
待つ保育、見守る保育で
子供たちがどのように育つのかを
追って下さるそうです!


私は自分のやっている事を
文や言葉にする事は
非常に難しいと感じています。


大変有難い救世主がいらして下さったという感じ。
感謝します。

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2008年10月10日 (金)

棒パン

昨日、子供たちがこねた
天然酵母のパンの生地を
今日、棒に巻き付けて、
たき火で焼いて食べた。
棒パン。


まずは棒を探すところから。
去年の冬にお母さん達と一緒に
棒パンを焼いた。
その記憶があるらしく、
私が
「どんな棒を探せばいいのかな?」
というと
「長くてやけどしない棒」
と言った。
すごいすごい。


竹あり、
細い棒あり→パンを巻き付けるとしなっていた(笑)
Yの字の棒あり


そこにヘビにしたパンの生地を
巻き付ける。


で、不思議なことに、
同じ分量なのに、
それぞれのパンの味が違う。


おいしいパン、
酸っぱいパン、
固いパン。


「どうして味が違うのだろうね」
というと
子供たちの見解は
「棒が違うからじゃない?」と(笑)
→みんながこう信じている!


やっぱり子供はおもしろい!


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2008年10月 9日 (木)

集中力って。

ピッコロでは月に1回、
オオムラサキセンター(公営の公園)での保育日に
お話会をやっている。
北杜市在住のお話の先生がいらしての
野外のお話会。
天気がいい日などはとてもいいものだ。


その先生によると、
元来、お話会というものは
集中させる為、
回りのおもちゃや目につくものを
全部片付けてからやるとの事。


その原則に反して
ピッコロではたくさんの誘惑がある。
鳥は鳴くし。虫は飛んでくるし。


と、先日はその公園に
小学生の団体が来た。
お話の先生が座っているずっと向こうの方で、

「はい!写真とりますよ〜!」

などと。引率の先生が大きな声をはりあげている。

私は一瞬
「まずい」
と思った。
誰かがその小学生の団体に
「あ〜!写真撮ってる!」
などと反応しようものなら、
みんなの気がそれる。

ハラハラしながら見ていたが
ピッコロっ子は小学生の団体を
見る素振りを見せない。


それどころか、
少しも動かずに、話しを聞いている。


ホッとした。
と同時に
それは私の意図する子供たちの姿だった。


集中力があるというのは
どういう事なのだろう。
回りが静かでもそうでなくても
話しが聞ける。
ほかの条件を言い訳にしない
そんな子供たちであって欲しかった。
なので敢えて、野外でのお話会をお願いした。


今日のこの事が
偶然でありませんように☆
そう願って子供たちの後ろ姿を眺めていた。

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2008年10月 7日 (火)

スキップで1周するほど嬉しいことって。

たくさんの薪を運ぶことになった。
多過ぎるので、
I君は一輪車を使う事を思いついた。
その一輪車(大人用)にたくさんの薪を積む。
後ろから見ていると、
ヨロヨロと危なっかしい。
で、ピッコロの園庭は坂になっているので、
なおさら危なっかしい。


「大丈夫かなあ」


と思うと同時に、


「どのくらい重いのだろう?」


試してみたくなった。
I君にお願いして、
その場で持たせてもらった。
かなり重い。
そして一輪車のバランスを保つ事が
意外と難しい事もわかった。
何人かのお母さんも
試しに持ってみた。


「結構重い」


それでI君は薪を運ぼうとしている。
というか坂道を押したまま登りきってしまった。
で、そのまま薪の棚に
全部の薪を移動し終わってしまった。

それを一部始終見ていた
私&お母さん方からは拍手喝采。
すると、I君は一輪車を置きに行った。
で、帰りにスキップをし始めたのだ。
私の前を通り過ぎ、
あれよあれよと言う間に
園庭の端っこまでスキップ。
で、そのまま園庭をぐるっと回った。
その顔が何とも言えない。
嬉しいような、恥ずかしいような、
鼻の下が少しのびている。
彼の心が伝わって来た。
それだけで十分だ。

以前、園庭の梅の花が咲いたことを
発見した子供たち。
やはりびっくりして、
今日と同じ場所まで


「ワ〜〜〜!!!」


と言って
みんなで走り去って行った事がある。

子供たちの感情は園庭の端っこまでも
届くものなのか。
それだけでは足りないのかもしれない。
その先に何もなかったら、
もっと遠くまで届くのだろう。
そんなに大きくて力強いくて激しいものだったのか。

保育士の仕事の一つに
「子供を知る」という事がある。
これは野外の保育をして
初めて気づいた事のひとつ☆だな。

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2008年10月 2日 (木)

大きくなるという事は…。

今日3人の男の子がけんかをした。
午後からたき火で栗をゆでたのだが
その際、用意する防火水を
めぐっての争いだった。


相も変わらずピッコロでは
けんかはとめない。
しばらく遠巻きでみていると
1人の男の子がワンワンと声を出して
泣き始めた。


そして、次の瞬間に
私の姿を探すであろうその子は
今日は私を探さない。


1人で園庭のすみに行った。


あれっ?
いつもなら私に泣きついてくるはずなのに。


そのうち、けんかをした残りの2人が
その子を追って園庭のすみに行った。
悪いと思ったのか、何なのか。


しばらくすると、
泣いていた子が
泣きやんでもどって来た。


そして、3人の仲はもどっていた。
自分たちで解決したのだ。


成長したな、と思うと同時に
もうあの男の子は
けんかで泣いても、
私を求めてきてくれないのか、と思った。
今回だけであって欲しい、
と思う心がある。

やはり大人は勝手なものだ。

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2008年9月23日 (火)

最優秀賞

先日、ともちゃん家の5時(YBS)で
ピッコロが放映された
「森で遊ぼう」の回が
平成20年日本民間放送連盟賞
『特別表彰部門』で
最優秀賞を受賞したそうです!
全国規模の賞だそうですよ〜。
山梨県の放送局がその賞を頂いたのは
初めてだそうです。


ピッコロの放映は
おまけのようなものでしたが、
それにしてもすごいですね〜!
恐るべしピッコロっ子☆


DVDの貸し出しも可能で〜す。


YBS HP→ http://www.ybs.ne.jp/index.html
http://ybs.typepad.jp/tomo5/2008/09/post-327d.html

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2008年9月19日 (金)

とうとう!

とうとう今日は子供たちだけで、
火をおこしてしまった。
まさか。
この日がこんなに早く訪れるとは!!!

午後、庭に落ちている栗を拾って
ゆでて食べる計画。

お弁当を食べ終わった子供から
火の準備にかかる。
私はしばらく、食べ終わってないふりをして
子供たちの様子を見ていた。

簡易釜戸を持って来て
新聞紙を丸めて入れた。
たき付けも入れた。
細い枝も入れていた。
栗も洗った。
それを羽釜にいれてスタンバイ。

そして、
「先生〜、火をつけて」
ときた。

ライターで私と子供が一緒に火をつける。

うまい具合に燃えている。

消えかかると
「消えちゃうよ〜!」と
声がかかり、
段ボールや新聞紙であおぎだす。
再び火が大きくなる。

この繰り返しで
とうとう太い薪にも火がついた。

みごとゆで栗の出来上がり〜!

子「ね〜ね〜、先生。
  働いた人だけが食べられるんだよね。」

(それって私がだめってこと?)(笑)


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2008年9月18日 (木)

お月見だんご

今日は雨。
しかもザンザン降り。


少々遅くなったけど、
お月見のおだんごをゆでて
お供えを作ったり、
食べたりしたかった。
が、外で火をおこす事に
ちょっと弱気になっていた私。


私「今日は雨がたくさん降っているので、
  外で火がおきるかなぁ。
  どう思う?」


と子供たちに聞くと、


子「だめだと思う」
子「(火は)おきると思う」
と口々に言う。


するとひとりの女の子が


「わからないから、やってみよう」


と言ったのだ。


そうだ、わからない時は
やってみないと!


はっとした私は
雨の中、火おこしに挑戦した。


だめだったら、カセットコンロで
茹でるつもりだった。
しかし、見事に火はおきたのだ。
すごい。
乾いている薪ならこんなザンザン降りでも
大丈夫なんだ。


また1つ経験が増え、
子供たちはだんごをほおばる。


今日も子供に負けました。

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2008年9月14日 (日)

かまきりがかまきりを食べていた!

連休は託児の仕事をしています。
北杜市小淵沢町の「アルソア」という会社で
サマーカンファレンスが行われ
200名近くの人が集まりました。
マクロビオティックに関しての催し物です。


そこに参加するお母さんのお子様を
お預かりするというお仕事です。


いつもはリュックに長靴姿の私が
そこでは室内でかわいいエプロンをつけています。


なんだか調子狂っちゃうな〜(笑)


で、で、託児も面白かったのですが、
子供たちと散歩に出た時
すごいものを見ちゃいました。


かまきりがかまきりを食べていた!


見つけた時はすでに頭がなく、
体だけなのに、
その足が動いてる。


それをムシャムシャ。
体をムシャムシャ。
足もムシャムシャ。
羽根は食べない。


で、一緒に託児に入って下さった方が
ピッコロの保護者の方だったので、
その方とウヒョウヒョ言いながら
見ていました。


子供たちにも何度か見せたのですが、
くいつきがない。


あれ?


「ね〜、かまきりがかまきりを食べているんだってば〜」


としつこく説明してもくいつかない。


やはり、ピッコロの子供たちとは違うのです。
どちらがいいとか悪いとかという事ではなのですが、
明らかに違います。


あ〜あ、ピッコロの子供たちにも見せたかったな〜。

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2008年9月12日 (金)

おいしいパン遠足

森のようちえんピッコロでは
食べ物の話題が多いですね。
本日も「おいしいパン遠足」でした。


ピッコロハウス(園舎)から出発する歩き遠足です。
めざすは「おいしい学校」(という施設)。
ここにパン屋さんがあります。


自宅から200円を持って来て、
それで子供たちが自分でパンを
1つ買う。
で、それを昼食に食べる。
こんな計画です。


「おいしい学校」までの道のりは約1.7キロ。
遊びながら歩くのでなかなか進めないのです。
1時間40分かかりました。


そして「到着〜!」の歓声と共に、
今日のメインイベント、
パン屋さんへ直行→!!


それぞれがパンを1つ選んで
レジに持っていきます。
大人はパン屋さんのすみで見守るだけ。


おつりをもらい忘れる子
おつりをもらって「先生〜!お金くれた〜!」と
喜んでいる子。
60円のおつりの子(硬貨2枚)が
80円のおつりの子(硬貨4枚)に
「ずる〜い!」と
怒っていたり、
かと思えば
ちょうどレジにお店の人がいない時がありました。
「どうするかな〜」と
みていると
その子は急に右手を上げて
手首をくるくる回し始めたのです。
そして「ヤホッ〜!」と叫んでいるではないですか。


「え〜???」と思う間もなく
お店の人が奥から現れて
一件落着。
  …こんな決着のつけ方でいいのか(笑)


子供たちの感想は
「楽しかった!」
「うれしかった!」
「ドキドキしたけど、楽しかった!」


この「ドキドキしたけど」が大切なのよね。

心が揺れて大きくな〜れ☆


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2008年9月11日 (木)

染め紙あそび

和紙を絵の具で染める「染め紙あそび」

まずは私がやってみる。
くちゃくちゃっと丸めた和紙を
バケツの水風呂に入れる。
3つ数えたら出して、
今度は絵の具でお化粧をする。

使った色は赤、黄、青の3色。
水で濡れた和紙に
筆で色を置いていく。
白い和紙は濡れているので
アッという間に
赤や黄、青に染まっていく。
最後にくちゃくちゃの和紙を
そ〜とあけていくのだ。

子「わ〜!」

その何とも言えないきれいな模様に
子供たちの歓声が上がる。

「やりた〜い!」

→導入成功☆


できあがった和紙は洗濯物を干すように、
ロープに干されていく。

すると事件が…!

赤と青と黄色の3色を使ったはずなのに
なぜか緑が現れている!!!
それに紫も!!!

子「おかしい!」
私「なんでだろう?」

子供たちの頭が回り始めた。
(少し顔がかわるのだ)

子「色が変わった!」
子「秋になったから?」

なんとも素敵な子供たち。

その日に帰りの会で
また事件の事を話し合った。

すると最後に出た意見がこれ。

子「色が混ざったから変わったんじゃない?」

私「えっ!色って混ざると変わるんだ!
  じゃあ、今度、色を混ぜてみようか!」

という事で染め紙あそび
第2弾に続く。

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2008年8月31日 (日)

味噌ができていた!

白飯の日
(うちから白いご飯をもってきて、
 子供たちだけでみそ汁を作って食べる日)
だった。

2日程前から子供たちには言ってある。
「白飯の日にはこの大きさ(ジャンケンのグー)の
 お野菜を何か1つ持ってきて下さいね」と。
そして
「ちなみにこれはお母さんには言ってないので、
 みんなから教えてあげるように」と。

お母さん方には
「子供たちにこんな話しをしました。
 帰ってお子様から伝言があるか、
 待っていて下さい」
と言ってある。

さて当日、この日はパーフェクト。
全員自分でお母さんに話せたようだ。

火をおこし、野菜を切って、煮えてきた。
さぁ、味噌を入れる番だ。

私「そういえば、みんなは冬に味噌を作らなかったっけ?」
 (まだ、昨年仕込んだ味噌を食べていなかったのだ)
子「あ〜!作った、作った!」
子「ニョロニョロ出てきた時でしょ!」(ミンチャーの事)

覚えていたようだ。

さっそく味噌がめのふたを開けてみた。
白いカビが一面を覆っている。
子供たち、一瞬 ゲッっとした顔になった。
Hちゃんなんて
「私、味噌食べない」
なんて言い出した。

これはまずかろう。

こんな時、食いしん坊のピッコロたちには
味見が一番。
カビを取り除くと
下の方には
いつもの茶色の味噌が。

お玉からペロンと味見。
とたんに顔が明るくなった。

「おいし〜!」
「おいし〜ぃ!」
「みそになってる〜!」

自分たちで作った味噌&味噌汁は
さぞかしうまいのだろう。
何杯もおかわりをする。

ちなみに、私がおかわりをした時に
つぶやいてみた。
「あれ?味噌汁の中にお豆が入ってるよ!
 これは誰がもってきてくれたのだったっけなぁ?」
子「それは、味噌(大豆)がつぶれてなかったのでしょ」

あぁ、わかってるんだ。
安心した!(笑)

Imgp4864

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2008年8月26日 (火)

今日一番驚いた事

今日から森のようちえんピッコロの
2学期が始まりました。


久々の顔。
さっそく森へ散策に行きました。


で、今日一番驚いた事。
それは昼食の時でした。
I君がお弁当の包みを開くと
フォークとスプーンが
2本ずつ入っていたのです。
で、I君が言いました。
「2本ずつ持って来た」と。


私は「フーン、なんでかな〜。遊びの一種なのかな〜?」
と思いました。
すると彼はこういったのです。


「久しぶりだから、誰か忘れるかと思って」


と…。


え?じゃぁ、忘れるかもしれない誰かの為に、
あらかじめうちから用意してきたという事?


そうなのです。


そうか、それってお母さんが言ったからかな。
私ったら失礼でしたが、聞いてしまいました。
すると
「自分で」
と。


………!!!!!


まだ、4、5年しか生きてない子供達です。
自分のフォークを用意するのも精一杯だと思っていました。


「昨日誰かが忘れたから持ってきた」
というのでもなく、
「誰かに言われたから」
でもなく、
もちろん
「誰かに褒められるから」
でもなく。


おうちでピッコロの昼食の事を思い浮かべ、
ひさしぶりだから誰か忘れるかもしれない、
と想像し、
その子に貸してあげたいと感じ、
それを持って来た。
これはすごい事です。
(大人でもなかなかできないことですよ〜)


自分の事で精一杯ではありませんでした。
想像力、思いやり、気遣い。
育っていますね。


それにしても、あ〜ぁ、驚いた!
侮れない、侮れない。
子供ってすごいですよ〜♫

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2008年8月10日 (日)

ピッコロキャンプ

「みんなで海に行きたいね〜!」
それは保育後、お母さん達と一緒にお話していた時に、
出た言葉。
「テントに泊って、海で泳ぎたいね」
「でも突然、海にいくのも不安なので、
 ピッコロハウス(園舎)で練習する?」
とピッコロキャンプが決まった。

昨日、園の敷地内にテントを張ったり、
園舎に泊ったご家族、11組。

カレー&演芸大会&花火
と、ここまでが子供の時間。
寝かせて大人の時間が始まった。
たき火名人のお父さんが
大きなたき火をおこしてくれて、
たき火を囲んで、飲んで笑って。
あっという間に夜中の1時に。
火を囲んでいるのに夜は肌寒い。

お酒の好きな私は
楽しそうなたき火の周りの
お父さんお母さん達を
ながめながら、またウルッときた。
昨年は「ピッコロ存続の危機」を感じていたから。

森の神様に感謝します。

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2008年8月 8日 (金)

火のおこし方 その2

昨日、悪戦苦闘した火のおこし方。
本日、宿題をやってきた子、約1名。
(まぁそのくらいでいいか)


おうちの人にどうやったら火がつくか聞いてきた。
「やさしくやればいい」だって。

「少しずつやればいい」と


そして今日も火おこしに挑戦。


昨日の燃え残った枯れ枝に火をつけた。
もちろん最初は新聞紙につける。
枝も燃えてきた。
しかし、また消えた。


「あれ?昨日、
 炎の上に枯れ枝を移動させるって
 覚えなかったっけ?」


また何度も消えた。
何度目かで1人の男の子が
棒で枯れ枝を炎の上に移動させる。


その一瞬の動作で
全部燃えた。
その男の子は鼻高々☆
帰りの会になっても
「僕がひっくりかえした!」と嬉しそうにしていた。


さて、いつ子供たちだけで
火がおこせるようになるのか
乞うご期待☆

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2008年8月 7日 (木)

火のおこし方

さんざん食べさせて頂いた
園庭の畑のさやえんどう。
枝も枯れてカラッカラになったので、
子供たちと「ありがとう」を言って
支柱から取った。


その枯れ枝はいつか燃やそうと
たき火の場所へ置いておく。
すると子供たちが
「今、燃やしたい」という。


チャンス。


じゃぁ今、やりましょうと
私がその枯れ枝にライターで火をつけた。
つくわけない。


すると、子供たち
「この棒につけてから枝につける」
と枯れ枝より更に太い棒を持ってくる。
更につくわけない。


「僕がやってみる」と
私の腕を疑っている子供もいる(笑)


何度も何度もやってみても
枯れ枝には火がつかない。
とうとう助け船を要請。


私「いつもお母さんたちはここで火をおこして
  ご飯やみそ汁を作ってくれるよね」
とそばにいたお母さんが火付け先生に。


最初はどうやるのかを聞く。
すると紙を使うらしいという事がわかった。


そうか!


新聞紙や段ボールを急いで持ってきた。
これにはすぐに火がついた。
お母さんが枯れ枝の山の下の方に燃えた紙を置いてくれた。


よく燃えた。


しかし、中心部だけ燃えてまた消えた。
燃えている炎の上に枯れ枝を移動させずに
周りでただ見ていただけだったのだ。


私「また消えちゃったね」


なぜ消えてしまうのか。
子供たちの頭のスイッチが全開になった。


風が吹いてきたから消えた。
みんなが火を棒でいじるから消えた。
うるさいから消えた。
 →突然、周りの子供たちが小声に(笑)


試行錯誤しているうちに
「最初の紙は枝の山の下の方に入れればよい」
「燃えたら枝を炎の上に移動させた方がよい」
という事までわかってきた。


よしよし。


と思っていたら、また消えた。
枯れ枝を移動させたのはいいが
それを棒でぎゅっと押し付けてしまうので、
消えるのだ。


しかし、ここまで約30分間程。
炎天下での活動だったので今日は終了にする。


私「お母さんたちはいつもここで
  途中で消えずに
  ずっと火をつけていられるのに」
という事で
今日の宿題は
“それをお母さんに聞いてくること”


果たして何人が
宿題を覚えていてくれるのかな。
そしていつになったら、
子供たちだけで
火がつけられるようになるのかな。


ゆっくりゆっくり
大事な事は時間をかけて伝えたい。

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2008年8月 6日 (水)

カミナリだって怖くないぞ!

今日は午後から雨、しかもカミナリ付き。
雨が降ってくると、すかさず
レインコートを着る子供たち。
大雨は今まであったけど、
カミナリは初めてだ。

ピカッ★「先生光ったよ〜!」
ゴロゴロ☆「鳴った〜!」

とピカゴロの度に私に報告してくれるのだが、
その顔が笑っている。

へっ?
皆様、怖くないの?

レインコートのまま、大雨の中に走り出し、
顔を空に向けて、
口を大きく開けている。
「あぁ、美味しい〜!」
「目薬が入った〜!」
「鼻にも入った〜!」
なんてキラキラした顔★顔☆顔★でしょう!

ずぶ濡れのレインコートに大きなリュックをしょって
「お母さんただいま〜!」
と笑顔で帰る子供たちを見て
涙ぐむお母さんも…
「君たち本当にすごいね」と。

はい、私もそう思います。

こんな時は自然の恐ろしさを教えた方がいいのかなぁ
と思いながら過ごしましたが、
今日の所は楽しかったので、
それでいいとしよう。

自然の恐ろしさは
それに遭遇していない晴天の時に話そうね☆

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2008年7月31日 (木)

育っている事

白飯の日
(白いご飯を持ってきて、
 子供たちだけでみそ汁を作って食べる日)
には
庭にテーブルを出して、
テーブルクロスをかけて
おしゃれに弁当を頂く。

先日の白飯の日、
「ご飯にするので、テーブルを持っておいで〜」と私がいうと
子供たちがテーブルを取りに行った。
そのテーブルが木製で重い。
その日は8人程で持っていた。
しかもテーブルの保管場所から、
昼食場所までちょっとした登り坂があるのだ。

坂に差しかかったとき、
子供たちは「この8人では限界」と
感じたらしい。
「Hちゃ〜ん!手伝って〜!」と
年長児の名前を呼んだ。
…私の名前は呼ばれない(笑)

しかし、Hちゃんはおわん洗いで忙しい。
来てくれない。
どうするかと思って遠巻きにみていたら、
そばにいたお母さんか手伝おうとしてくれた。
テーブルに手を伸ばしたのだ。

その時、そのお母さんの手のすぐ横にいた
男の子が
そのお母さんの手を無言で振り払った。

お母さんには大変申し訳ないのだが、
「よくやった」と思った。
育っている。
私の名前も大人の名前も呼ばずに、
子供たちだけで運びたかったのだ。
確実に育っている。
嬉しいなぁ。

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2008年6月 8日 (日)

おとうさんと一緒に森へ行こう!

今日の森のようちえんピッコロは
よく言われる父親参観日のようなものでした★

普段子供たちが遊んでいる森をお父さんに案内しましょう〜!
という企画です。

「お父さんが迷子になっちゃうので、手をつないであげてね〜」
「は〜い」
から始まった今日の森歩き。

森の途中に舞台があり、
いつもはそこでワンマンショーやウクレレの弾き語りを
するのですが、
今日の子供たちはなぜか控えめ。
「やらない、、、」としおらしく
やはりはずかしいのかったのかなぁ〜???

お留守番のお母さんたちが
ピッコロハウスで
カマド釜戸ご飯とみそ汁と山菜天ぷらを作ってまっていてくれました。
カマドご飯最高★
天ぷらの中身もたんぽぽやみつばやその辺の草花でした。
(また食べてる)

楽しかった〜♫
で、うまかった〜♫
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2008年6月 3日 (火)

どしゃぶりでも野菜スープを作りました


「はぁ〜。こんな日でも
 野外調理やるんですか〜???」
と言いたくなるほど、今朝はどしゃぶり。

しかし、ピッコロはやりますよ〜。

って、雨の中ではさすがにできませんでしたが、
ビニールハウスの中で子供たちは野菜を切りました。

煮炊きは園舎の中のカセットコンロで。

しかし、集まって下さいました。
子供14人。大人11人。

うまいうまい、野菜スープを頂きました♫

考えてみるとピッコロって食べてばかりですよね(^^;

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2008年4月24日 (木)

イベント「小さなアースデー:で事例報告します!

4/25(金)→すみません。明日です。
に清里の清泉寮のホールでイベントをします。
18:30頃から森のようちえんピッコロの
事例報告もしま〜す。(15分程)
パンも焼いて売ります♪
どうぞいらして下さいませ!
お待ちしています♪

以下詳細です。
*****************************************************
『KURI&アーネルバナサン、プラネットラブコンサート
 &ちいさなアースデイイン清里』

場所:清里・清泉寮ホール
15時〜 ナチュラルマーケット 
八ヶ岳周辺の手作り品や地域の活動をしているグループの作品や紹介、地域の交流から生まれたお菓子や、フィリピンの素材をアレンジした八ヶ岳とフィリピンのコラボレーション菓子!などなど環境や自然にしっくりなじむ物達。。。

【出店いろいろ!】
スタジオKURIのアート手ごねせっけんもでるよ!
はんこやRelax (消しゴムを使ったはんこ)
Chu-Buru-Deco(手作りろうそく)−ゆらぎでココロもリラックス。。
Kirinsou(手作りろうそく)、
カフェ明治学校、Cafeくじらぐも、
カラバオママ(フィリピン山岳民族のフェアトレード品)、
鳴らしてみよう!フィリピンカリンガ族の竹楽器
Ryuz(木のカトラリー、雑貨、籐のアクセサリー)
その他いろいろ!

18時30分 いろいろなトーク&スライドショー

森のようちえん活動報告 
トイレから見たフィリピン by 山本勇樹
八ヶ岳とアジアの架け橋ーコディリエラ ユース
エコサミットに参加して byKURI

19時30分 プラネットラブコンサート
《バナナとくりの宇宙》 
出演:KURI(Katsu&Miho)  アーネル バナサン
コンサート終了後 軽く参加者同士の交流会あります!

ライブは有料になります(¥1800)
問い合わせ:090−8022−0789 KURI

****************************************************
以上
お待ちしています★

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2008年4月16日 (水)

おたまじゃくしのタマゴをさわったど〜!

オオムラサキセンターの池に
オタマジャクシのタマゴがあるのです。

今日はみんなでそれを手にのせました!
って子供だけでなく、
私も4人のお母様方も・・・。

子供の頃は平気で持って
プルプルしていたけど、
うん十年ぶりにさわると思うと
やはりドキドキしますね。

子供たちも
オソルオソル
「わ〜!」と言って触っていたし、
大人はもう
「ギヤァ〜!!!」と言って大騒ぎしました。

おたまじゃくしにとっては
いい迷惑ですよね。
今日の弁当の前のお祈りは
「あの(手のひらにのせた)おたまじゃくしのタマゴが
大きくなれますように!」としました。

しかし、私には
どうしても「くずきり」にしか見えませんでしたよ〜(笑)

あ〜、楽しかった★

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2008年4月12日 (土)

ひと味ちがう入園式

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快晴に恵まれ、園舎の梅も開花し
無事、第2回目の入園式を終える事ができました。

森のようちえんピッコロの入園式は
ひと味違います。

今年は保護者代表のお話を
お父さんお母さん2人でして下さいました。
で、話しの最後に、お父さんから
「それでは、お祝いの気持ちを込めまして
 最後に歌を1曲歌いたいと思います」
 と・・・!!!

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ねっ、素敵でしょ♪

しかも楽器(サンシン)を持参され、
弾いて歌ってくれました♪

で、在園児も負けじとお祝いの気持ちを込めて、
クリップのマジック(笑)をしましたよ。
クラリネットのバックミュージック付きです。

次にその中の1人の女の子が
「私、踊る」と言い、
お母さんと一緒に舞台に出て
歌と踊りを披露してくれました。

♪くまのこ 見ていた かくれんぼ
  おしりを出した子 一等賞♪

の曲です。→題名を忘れました・・・(^^;

最後には男の子が
なんとかレンジャーの歌をひとりで歌いました。

なんとなく、演芸大会ののりになりましたが、
子供にとっては
大勢(総勢60名)の前で歌ったり踊ったりする事は
挑戦です。
しかも、それが大人が決めた事ではなく、
自分から「やりたい」と言い出したという所に
意義があるのです★
在園児は随分たくましくなりました。

最後にはお祝い餅つきで
力持ちお父さん大活躍★

美味しい餅に美味しい1品持ち寄りの品々。
本当になごやかな会になりました。

集まってくれた皆様と森の神様に感謝します★
ありがとうございました。

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2008年4月 9日 (水)

始業式

始まりました。
今日から新学期です。
少し大きくなった子供たちが登園してきました。

いつものように森を歩いていると
「あ〜〜〜!!!」
「あ〜〜〜!!!」
とやたらと色々な所から声があがる。
何かと思い走りよってみると、
なんとつくしに感動している声だった。
そのつくしがみごと。
背も高い。

子供たちはつくしが食べられる事くらい知っている。
次々宝物袋につくしをいれ
「今日は自分で夕食を作る」と張り切っていた。
中には
「これ(はかま)をとるのが大変なのよね〜」と
つわものもいる(笑)

さぁ今日のみんなの夕食は何だったのかな。
ちなみにうちは
もちろん「つくしの卵とじ」
うまかった〜★!!

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2008年3月23日 (日)

おわりの会

3月19日で今年度の森のようちえん、終了しました。
はぁ〜、早いようで長かったなぁ。
1年間事故もなく無事過ごせたことに感謝しています。
「保育は命を預かる仕事」
自分で始めてから、より緊張した1日1日でした。
森の神様 本当の本当にありがとうございました!!!!

立ち上げてわけもわからず
突っ走った感じがするこの1年。
子供たちに何もしてあげられなかったなぁ〜、
というのが、正直な感想です。
まぁ人間がしてあげられる事なんで、
微々たるもので、
返って
「これは子供たちにとっていいことだ!」と
変な思いこみで行う事の方が
子どもにとっては被害なのかも・・・とも思いますが。

この仕事、
何がよくて何が良くなかったのか
それは20年くらいたたないとわからないからね。
人間の無力を感じつつ
その無力の中で、微力ながら一生懸命やらねば・・・と
自分にいい聞かせて
新年度を迎えたいな。

来年度は毎日登園する子どもの人数が少し増えます。

こんな私の所に、
「せんせ〜!」と言って
毎朝走ってくる子供たちと
この小さなようちえんに
大事な子どもを預けてくれる保護者の方々。

有難すぎて、嬉しくて、
1年間の保育終了後、
1人で酒を飲みました。
ク〜!

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2008年3月15日 (土)

FM八ヶ岳

恥ずかしいのですが、
一応書いておきます。

今日ラジオ局「FM八ヶ岳」の収録に行ってきました。
日替わりオープンカレッジという番組の
月曜日「エコロジー」のわくで
森のようちえんピッコロの話をしてきました。

んん〜、言葉で人に何かを伝えるって
難しいことですね〜、
最近話す機会があるので、
つくづくそう思います。
どう伝わったかわかりませんが、
こうやって私自身が鍛えられていくのでしょうね。

私が感じている
子供たちのすごさ、
自然のすごさが伝わったかな〜
・・・・

放送時間3/17(月)9:00〜10:00
再放送   3/17(月)21:30〜22:30

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2008年3月 4日 (火)

ピッコロの誕生会

今日は誕生会でした。

ピッコロの誕生会は
まず朝の会で
「今日は○○ちゃんの誕生会だから、
 森へ○○ちゃんにあげたいプレゼントを探しに行きましょう」
という話しで始まる。

ほとんど年少さんなので、
森を歩いている間に、遊びで夢中になって、
「プレゼントって・・・なに・・・?」
という事になりかねない・・・。

といつも予想している。

が・・・

実際はすごい。
さんざん遊んだあとに、
「これ○○ちゃんにあげるんだ」
と、枝やドングリをみせてくれる。

覚えているのだ。

それはもしかしたら、
遊びの中で、ずっと
○○ちゃんの事が頭にあるのかもしれない。

その子の事ばかりを考えて過ごす1日があるなんて♪


ちなみに、プレゼントの内容は
「悪者が来たら(その子が)やっつけられるように強い(太い)棒」だったり、
「ぞうの鼻」(曲がった枝)だったり、
「お花」(まつぼっくりを渡してお花と言ってました)
森で拾って来なかったけど
「おどり」だったり→Happy Birthday to youの曲に合わせて踊る(笑)

とてもかわいいのですよ。
発想が自由って素敵なことですね。
ちなみに私はやきとり(枝に葉っぱを5枚突き刺した)を用意しました。
   ・・・・大人って〜??? (笑)

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2008年2月21日 (木)

痛い時はどうすればいいの。

今日も雪の森の中で遊んだ。
雪でも靴下をはかない男の子がいる。
帰り間際になると、
さすがに長靴で足の親指が擦れて、
皮がむけてしまった。
「痛いよ〜(泣)痛いよ〜(泣)」と泣いている。
するとその男の子が
「痛いときはどうすればいいの?」
とA子ちゃんに聞いた。
するとA子ちゃん
「痛いときはね、笑っちゃえばいいんだよ〜♪」と・・・。

そうか、そうか、そうやっていつも痛みに耐えていたのか・・。

なんで、森のようちえんピッコロの子供たちは
ころんでも「キャキャッ♪」と笑っちゃうのかと思っていた。
ころんでも楽しいのかと、ずっと思っていた。
それもあるのかもしれない。
でも痛いと思った次の瞬間に
意識的に笑うようにしていたのか・・・。
わからない。

もしかしたら
ものすごい子供たちなのかもしれないな〜☆

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2008年2月12日 (火)

雪の降る中で

さぁ、今日も7人のお母様がハリキリましたよ!!!
雪の降る中、子供たちと
森のようちえんピッコロの味噌作り☆

カッパ着て、赤ちゃんをおんぶして。
でもそんなのなんのその。
雪の中、火をおこしたり、豆を茹でたりつぶしたり、
味噌汁を作ったり。
本当にたっくまし〜お母様方です。
子供がたくましくなるわけだよなぁ〜。
しかも、お母様方、楽しんじゃってるからね〜。
すごすぎる。

で、昼食時はもう次回何を作って食べるかで
盛り上がります♪
こんなお母様方をみていると
(ruさんも言っていたけど)
日本の明るい未来が垣間見られて、
本当に嬉しいな〜!!!!!
園舎ができてホントによかった。

で、帰りに子供たちに
今日何を作ったのか聞いてみたら、
「みそ〜」
「味噌〜」
「だんご」
・・・え??
あっ、でも、ちゃんとわかってました。
「(味噌)だんごは何になるのかな。」と聞いたら、
「味噌」と言っていたので。
よかった♪ふ〜♯(笑)
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2008年2月 6日 (水)

赤鬼が来た!

少し遅れましたが
今日森のようちえんピッコロでは
豆まきをしました。

I君パパが鬼になって
現れてくれましたよ〜。

さて、子供たちの反応は・・・

始まる前は
鬼が来たら、
「豆をぶつける!」
「やっつけてやる!」
とハリキッテいましたが、
いざ、目の前に現れてみると
「こわい」とお母さんの手を離せなかったり、
「僕だめだから」と、園舎の中に隠れてしまったり♪
豆をぶつけるどころか、近寄る事もできませんでした。
年少さんらしい反応ですね〜。
か〜わいいな〜。

恵方巻きも作りましたが、
作ったそばから、食べ始め、
これも南南東を見て食べるどころでは
ありませんでしたね〜(^^;

しかし、何とも楽しい1日でした。
これもお父様、お母様方が色々協力して下さるおかげです。
帰りの車でしみじみでしたよ・・
有難いなぁ〜☆Imgp3462_2

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2008年1月23日 (水)

やっと雪が降りました☆

積もりましたね!
車の運転は怖いけど、
今日の保育は超楽しかったですよ〜!!!

何がそんなに楽しかったかというと、
1つの子供用ソリに私と子供3人が乗るのです。
それで、坂を滑りおりる。
もう、チューしそうなくらいくっついて
ぎゅーっとつかまって
せーの!で滑るの。
楽しかった〜!
雪を食べたり、
大の字になって寝ころんで
下から雪が舞ってくるさまをみたり。
(意外と綺麗でしたよ。下から見上げると結晶がみえそうでした)
雪っていいなぁ〜♪
って私が一番喜んでたのかも・・・(^^;
ってそんなことないと信じたいけどね(笑)

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2008年1月20日 (日)

八ヶ岳南麓連合フォーラム

という会議に参加してきました。
この地域で活動している人たちが連携し、
八ヶ岳南麓の問題点を解決し、
住みやすい地域にしていこ〜!
というものです。

私は横浜や東京の友達に
「ここはいいところだから、
 引っ越しておいで!」
とよく話します。
自分の住んでいる地域が好きで、
こう話せるという事は
幸せなことだと思っています☆
なので、少しでも地域に役にたつ事をしたいなぁ〜!!

で、いつかは
海外の友達に
「日本っていい国だから、おいでよ〜」と
言える国にしたいなぁ。
でもこれは私が生きているうちには
全然無理かもね・・・(^^;
でも、何かはしていこうっと♪

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2008年1月18日 (金)

餅つき

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お母さんパワーってすごいですね!
昨日は森のようちえんピッコロの
お餅つきでした。
臼を運ぶのも、餅米を蒸すのも
みんなお母様方でやりましたよ!
芸達者な方ばかりです。

参加して下さった2人のお父様も
大活躍でした★
総勢40人程が集まって下さいましたよ!
すご〜い。
こんなにたくさんの方が
集う事があるなんて、
想像もしていませんでしたよ。
有難い 、有難い 。

白米と餅玄米のお餅、
全部で4升!
いちご大福も作ったりと、とにかくうまかったで〜す。

ちなみに子供たち。
最初の臼はハリキッテ丸めていましたが、
その次からは、知らん顔。
「救急隊員ですから、
 (お餅を丸めるのは)できませ〜ん!」と・・・(^^;

子供たちが走り回り、
美味しいお餅を頂き、
やっぱり幸せな時間でした。
ありがとうございました!!!

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2008年1月12日 (土)

山の音楽祭 リハーサル

こりゃまた、びっくりしました。
森のようちえんピッコロの子供たちが
今日、山の音楽祭のリハーサルに参加。
多分舞台の上では
①泣く 
②ボーとする
③走り回る
この3点を予想していたのですが、
予想に全然反して
①大きな声で歌う
②走らなかった
③ぶっつけ本番に強い
こんな結果になりました。

はぁ〜、
だって舞台になんて、上がった事はないし、
歌だって、歩きながら歌っているだけだし・・・。

森のようちえんの子どもたちのすごさを
今日も感じました。
度胸もあるのね〜★★★(笑)

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2008年1月10日 (木)

 みずがき山音楽祭

森のようちえんピッコロが
「山の音楽祭」に参加します!
ruさんのお誘いで
「発表の場が極端に少ない
 森のようちえんピッコロなので、
 年に1回くらいそんな場があってもいいかも」
と思い、参加させて頂く事に決めました。

子どもって
発表する機会があり、それをこなすと
自信もつくのか、
何だかちょっと変わるのですよね♪

プロの音楽家の皆様に
ちょこっと混ぜて頂いての参加。
それから、森のようちえんピッコロ独自の参加曲もあります。

練習はせず、ぶっつけ本番にしました。
曲に合わせて自分なりにマラカスや太鼓をたたこうと思います。

はじめは、パートや楽器を決めて
練習をしてから音楽祭に参加しようかと試みましたが、
教えている私の方がいやになりました。

というのは
どうしても決めた事を子供たちに「やらせる」という格好に
なるのです。
だって、
「ここは太鼓さんはたたかないよ〜」とか
「マラカスさんはここだけね〜」とかとか・・・

「音を楽しむ」という観点では
いつでも、自分のリズムでたたいていいし、
で、たたかなくてもいいし。

みんなで1曲を作り上げるという作業は
今の子供たちのやることではないな。
そう判断しました。

雇われていた時には
「なんか違うな〜」と思っても
その園の方針に従うしかなかったです。
本当に子どもの為になっているのかと聞かれると
100%の自信はないけど、
でも、その時の雰囲気で子ども達の思っている事を
感じとれたつもり。

多分、大勢の人を前にして舞台で泣いたり、
ボ〜としたりするのだろうな〜。
でも、それでいいんだよね!
「へたくそなクラスですね!〜」と言って
怒る園長先生もいないしね!(笑)

詳細です↓
2008年1月13日(日)  みずがき山音楽祭
           【会場】   山梨県北杜市須玉町 ふれあい館にて
                        (須玉森の図書館の隣りの建物)
            【時間】   13:30会場 14:00開演    16:00頃終了予定
                          入場無料

KURIも一郎さんもでます!
ruさんも踊ります!
皆様お待ちしていま〜す。

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2008年1月 1日 (火)

海岸寺

海岸寺で初詣の方々に甘酒を出すお仕事を
手伝ってきました。
森のようちえんピッコロの敷地は
須玉の海岸寺のものです。
私にとっては昼間行っても、夜に行っても
何となく気持ちいい場所です。

みんなそうだと思いますが、
何となく居て気持ちのいい場所と
早く帰りたくなる場所ってありませんか。
和尚さんのお人柄もそうさせているのかもしれないです。
普段の和尚さんと違って
服装もお経を読む後ろ姿もとても素敵でした!
私にとって
海岸寺がとても重要なものになる予感がします★

しかし、人生ってわからないですね。
1年前にはまさか今年の元日に
海岸寺で甘酒出しているとは
想像もしませんでしたから・・(笑)
だから人生っておもしろいのだよね!

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